◆◇◆◇◆ 2018/07/17(火) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2018年33号(祝! 創刊50周年!) 感想

祝! 創刊50周年!
いろいろと楽しい企画満載な号だったけど、一番、うれしかったのは、葦原先生の色紙が載ってたことだった。
おおっ、描きおろしのオサムとユーマ!
連載再開はむずかしいのかもしれないけど、葦原先生が絵を描ける状態にあるとわかってかなり安心した。
月イチ連載でも『ジャンプ+』でも、どんな形でもいいから『ワールドトリガー』の続きが読めることを切に願っております。

あっ、松井せんせーはテレビで元気なお姿を拝見できたので、心配してないです。

『ONE PIECE』(第911話 "侍の国の冒険")
なにげにビブルカードなくしてるんですけど……てか、ルフィが持ってたビブルカードって誰のだっけ。
エースのビブルカードが燃えて以来の記憶が……サボのは持ってたような気がするな。

新キャラのお玉ちゃんかわいい。
自分のほっぺをちぎって食べさせるって、なにそのアンパンマン。
でも、怪物を従順にさせることができるってめっちゃ便利な能力だな。
これって人間相手でも効くのかな。

おかわり欲しいけど、どうやら食料が底をついてるらしいとわかって「おかわりは冗談だ!!」って言うルフィやさしい。
まあ、バレバレだけど。
そして、ルフィの前ではにこにこご飯を食べさせてたのに、飲んじゃいけない水を飲むほど空腹だったお玉は、お芝居上手だな。
哀しいお芝居だったけど。

お玉が食べるはずだったお米を、知らずに食べちゃったルフィに、お師匠が激怒する気持ちはよくわかる。
そのお師匠に「おらに恥をかかせねぇでけろ!!!」と涙ながらに訴えたお玉ちゃんのいじらしさ。
空腹よりも恥の方が、彼女にとっては重いんだな……。
この年で、ここまで強い覚悟があるというのは本当にすごいよなあ。

『鬼滅の刃』(第118話 無一郎の無)
炭治郎と時透くんのお父さん、本当に似てるな。
血縁関係があるのかね、やっぱ。

時透くん双子だったのか。
最初の頃の合理性のみで生きてるような時任くんは、お兄ちゃんの言動をトレースしていたのかね。
自分を否定するあまりの、お兄ちゃんが生きていた方がよかった、からの無意識の成り代わりだったのかもしれない。

御館様が「自分を取り戻した時」と言ったのは、記憶を取り戻した時、という意味ではなく、そのままの意味だったのかもしれない。
奥様から、兄弟のことをきいていただろうから、無一郎くんが有一郎くんのような振る舞いをしている、ということは知っていただろう。

有一郎くんは、善良で家族を大事にする両親が、それ故に死んでしまったことが、悔しくてたまらなかったんだろうな。
そして、両親に似て、素直に善性を発揮する弟が、両親のように死んでしまうことを恐れていたんだろう。
だから、無一郎を言葉で束縛し、動けなくした。
どこにもいけないようにした。
愛情が深すぎて、こじれてしまった。

気軽に「剣士になろうよ」とか言っちゃう無一郎くんに対して、ドンドンドンと大根を力任せに切る有一郎くんのいら立ちっぷりは、鬼気迫っていて、本当にこわい。
無一郎くんはわかっていなかったんだよね。
鬼に苦しめられている人たちを助けてあげる、ということの過酷さを。
有一郎くんがそれを知っていたのかはわからないけど、少なくとも「剣士」になるということが命懸けである、ということはわかっていたんだろう。
だからあれほどの気迫で否定したんだろう。
このバカ弟はおれの気持ちも知らないで! って怒りがこみあげくるのを、大根に八つ当たりすることでかろうじて抑えていたのかな、って思うとせつない。
お兄ちゃんの気持ちがからまわりすぎて。

それにしても、無一郎くんが最初に殺した鬼のやられっぷりがすごいな。
一人でここまでできる、というのはやっぱり才能があったってことなんだろうな。
なんか無意識でも「呼吸」が使えたみたいだし。

顔に痣が浮かび上がった時透くん。
これは、「日の呼吸」の使い手として覚醒したってことでいいのかな。

『ハイキュー!!』(第310話 鳥籠)
日向くんのことを理解しきってる研磨がめっちゃこわい。

互いの手の内をわかりすぎてる同士の戦い、ってのは厄介だよなあ。
特に研磨はゲームをやりこむのが好きみたいだし。
ラストのコマなんて、研磨が楽しそうすぎてホラーになってる。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(おめでとう50周年!の巻)
『こち亀』が戻ってきたよ!
このマンガはこうやって気軽に戻ってくるのが似合うよね。
ひさしぶりに読んでみると、こんな安定感のあるギャグマンガってないよな~ってしみじみ思う。

ていうか、描きおろしじゃなくてストックじゃないか、とかメタなネタつっこんできたな。
「バインダー漫画」とか言っちゃってるし。
あと、秋本先生どんだけ『斉木楠雄のΨ難』を応援してるんですか。

ところで、次の元号が「憂鬱」になったら本当に憂鬱だろうな。

『呪術廻戦』(第19話 幼魚と逆罰)
自分が嫌いな人間が死ぬボタンがあっても押せないけど、自分のことを嫌いな人間が死ぬボタンなら押す、というのは、なんともおもしろい言い回しだなあ。
自分が嫌ってるだけの人は敵じゃないけど、自分のことを嫌いな人は敵、って感じなのかな。
この子、夏油たちのいい感じの実験台になって終わりそうな気がするんだけど……。

前回、ラストのコマにいた人、新キャラだった。
このマンガ、ここんとこキャラが増える一方だな。

呪術師はクソ、労働はクソ、同じクソならより適性のある方を、って、丁寧な言葉づかいでクソクソ連呼するな(苦笑)。
この人は、ちゃんと現実を見据えて、受け止めて、きちんと考えて道をさだめてきたんだろうな、って感じがする。
それが要するに「しっかりしてる」ってことなんだろう。

五条先生を信用してるし信頼してるけど尊敬はしてない……伏黒もそんな感じなんじゃないかな、って思ってる。

「術師として認めていない」と言いつつ「己は有用であると、そう示すことに尽力して下さい」っていうのは、己は有用であると示してくれれば術師と認めます、ってことだよね、多分。
確かに、褒めも貶しもしてない。
めっちゃ中立だ。
てか「もうちょい待っててよ」ってポーズつけた虎杖がかわいすぎるんだが……。
あっさりスルーされたけど。

その虎杖が、呪霊をみつけて臨戦態勢に入るとこはちょっとこわかった。
なんていうか、一瞬で人格が変わるな。
これが五条先生言うところの「イカれてる」とこなんだろうけど。
で、これを「ストップ」と軽く制した七海さんがめっちゃかっこいい。

「私は大人で君は子供。私には君を自分より優先する義務があります」って、台詞だけで、五条先生が虎杖を預けても大丈夫、と判断したのも当然だな、って思える。
今、虎杖はものすごく微妙な立場にいるわけで、そんな虎杖を預けた、というだけで、五条先生が七海さんをどれだけ信頼してるかがわかるよ。

ナメられたと思ってムキになってみたり、虎杖って子供だよなあ、って思うけど、まだ高一だもん、子供だよね。

お気に入りの総菜パンがコンビニから姿を消すのが小さな絶望、ってなんかわかる。
定番にしてた商品がなくなると、軽く絶望するよね。
あれってどういうことかな、って考えたんだけど、自分はそれで満足してて現状維持を望んでるのに、世間が勝手にどんどん進んでっちゃうという状況に、なんだか置いてけぼり感をおぼえるのかなって気がする。
世界はおまえの思い通りになんか動いてないぞ、と突きつけられる感じというか。

『ブラッククローバー』(ページ165 黒の暴牛 驀進!!!)
黒の暴牛のアジトが驀進してる絵がおもしろすぎる。
決め技が、人間大砲アスタなのもおもしろすぎる。

ていうか、この状況をつくったのってチャーミーだよね。
チャーミー便利すぎる。

いや、魔法帝が亡くなったあたりから数週前までの絶望感はなんだったんだよ、と言いたくなるぐらいのイケイケ展開だなあ。
王都にたどりつけば、またシリアス展開に逆戻りだろうから、今はこのノリを楽しんでいたい。

『BURN THE WITCH』
久保帯人! って感じのマンガだった。まさしく久保帯人だった。
久保帯人成分だけでできてるって感じだった。

ていうか、これ『BLEACH』と地続きの世界なのか。
普通に新作読み切りとして読んでて、ラスト2ページを読んで「おおっ」ってなって、最初からそういう設定として読み返すと「なるほど~」ってなるという、この二段構えの仕掛けが楽しすぎる。

『アクタージュ act-age』(scene25.明神阿良也)
阿良也くんがキモすぎて、アキラくんにすがりつく夜凪ちゃんかわええ。
夜凪ちゃん、アキラくんを異性と認識してないよね、これ。

てか、やっぱりアキラくん、女連れで記者の前に出るのまずかったのね。
アキラくんの彼女を阿良也くんがナンパしてるようにしかみえない写真を撮られちゃってるんだが、大丈夫なんだろうか。
お母さんがもみ消してくれるんだろうか。

阿良也くんが巌さんの代弁者みたいになってるのは、阿良也くんが座長になってるってことでいいのかな。
多分、巌さんの演出に慣れている連中の中に、いきなりつっこまれた夜凪ちゃん。
デスアイランド編に出てる演者たちは、役者というよりも芸能人という感じがしたけど、こちらはガチの舞台俳優たちって感じがするな。

「俺達と一緒に死への旅と行こうか」という台詞に、ずいぶんと挑発的なことを言うな、と思ったんだけど、演目が『銀河鉄道の夜』ってことにひっかけた台詞なのか。
これまでは架空の物語が題材だったけど、ずいぶんなメジャーどころを持ってきたな。

『Dr.STONE』(Z=66 ウソつきと正直者)
キャラクター人気投票、千空がダントツなのね。
主役がトップなのはわかるけど、1位と2位間でダブルスコアってのはめずらしいな。

千空が何かを企んでると知っていたはずなのに、嘘に簡単にだまされる大樹……期待を裏切らない。
その点、杠ちゃんはさすがに気づいたな。
てか「ワァオ」を久々にきいた気がする。

リリアンの声マネで騙そうとした相手がリリアンのガチファンだった。
確かに、ガチのファンだったら、どんだけ音が悪くても、何かが違うと気づいてもおかしくないな。
そして、ガチのファンだからこそ、本物を決して間違えない。
ガチのファンだからこそ騙されず、ガチのファンだからこそ信じてくれた、という展開にもっていってくれたのは、なんかすっきりする。
ていうか、千空ってリリアンの義理の息子ポジなんだが、それ知ったらどう思うんだろうか。
それよりも、リリアン似のルリちゃんに会わせてあげたいかな。

ニッキーをだまして動かしても、どこかでボロが出たかもしれない。
でも、真実を納得したうえで動いているのなら、何よりも信用できる。
いや、千空、良い意味でも引きが強いじゃないか。

リリアンのことでだけは嘘をつかれたくなかったニッキーに、千空は誠実だった。
いや、千空は科学に対して誠実なだけなんだろうけど。
結局、嘘で人を動かすより、真実で人を動かす方が堅実なんだろうね。

あと、ニッキーって多分、司に対する忠誠心ないよね。
しかたなくつきあってるっぽい。
司はなんでニッキーを目覚めさせたのかな、と思ったんだけど、大樹を殴った時の様子をみるに格闘家っぽいな。
元々、司と顔見知りだったのかもしれん。

監視役を最初に仲間に引き入れたの強いな。
これで大樹と杠ちゃんの行動がかなり自由になる。

『アリスと太陽』(TRACK3 Breaking The Habit)
三度も手を差し伸べられてようやく、だけど、アリスちゃんはきっと、100回でも1000回でも手を差し伸べ続けたと思うんだよね。
太陽が覚悟を決めるまで、何度でも。

『ゆらぎ荘の幽奈さん』(119 コガラシと師匠)
なんかラブコメの背後にとんでもない設定が盛り込まれてた!
もしかして、コガラシくん、現連載マンガ内で最強キャラクターなんじゃないか疑惑が浮上した!

『食戟のソーマ』(271 "世代最強"の息子)
城一郎さんのもう一人の息子=ソーマの兄or弟?
お母さんの連れ子とかいう可能性もあるのかな。
そういえば、ソーマのお母さんの設定って、ほとんど出てきてないよね。

城一郎さんがおもいっきし負けちゃってるんだけど、これ本当に負けてるの?
それとも、ソーマに何かやらせるためにわざと負けたの?

『火ノ丸相撲』(第201番 鬼丸国綱被告と刃皇、突破)
潮くんのお母さん、ずいぶんと儚いイメージの人だったんだけど、あれは病気で弱ってるからで、本来はめっちゃパワフルな人だったんだねえ。

刃皇の「やはり私は、指導者の才能もあるんだなぁ…」のとこの顔でうっかり笑ってしまった。
刃皇、めっちゃかっこいい横綱じゃないの、と思ってたら、ただ単にかっこいい自分に酔ってただけかよ! っていう。
いやあ、本来的にこういう人だったよ、そういえば。
自分が気持ちよければそれでいい、という。

なんかもう、人格が二転三転してる印象があって、多重人格かよって思ってたんだけど、刃皇は最初っからブレずに、自分にとっての気持ちいいこと、うれしいこと、を追求してるだけで、潮くんを幸せにしてやりたいなんて気持ちはみじんもないんだな、と納得がいって、あまりにもすがすがしいその性格に驚愕している。
このキャラは本当にすごい。

刃皇の「満たされないでくれ…!!」の時の恍惚の顔がこわすぎる。
そしてふざけすぎてる。
で、とどめに「ええ…? もういいよ…」だよ。
潮くんが力士生命かける勢いでがんばってるのに「もういいよ」って……自分のことしか考えてないにもほどがあるだろ。

いやあ、もう刃皇のキャラがすばらしすぎて爆笑だった。
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◆◇◆◇◆ 2018/07/13(金) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2018年32号 感想

『約束のネバーランド』(第94話 全員 生きて)
おじさんとルーカスが再会して、ふたりとも片手でお互いを引き寄せ合ったシーンはちょっとうるっときた。
おじさんはエマを支えてて片手しか使えなかったし、ルーカスは鬼にやられて片手がない、というのが、ふたりの現状を表わしているような気がしたんだよね。
両手を広げてハグできない不自由な状況だけど、互いに伸ばしあう手はまだ残っている、みたいな。

『ONE PIECE』(第910話 "いざワノ国へ")
久しぶりにサニー号でのんびり航海中のルフィだち。
いやあ、この絵面、本当に久しぶりだな。
新聞みてみんなで懐かしい面々の話をしてるとことか、実に平和だよなあ。
まあ、しらほしちゃんがレヴェリーでどんな目にあったか、とか新聞に載ってたら、こんな平和じゃいられないだろうけどね。

しかし、せっかく合流したのに、はやくも離散状態とは……。

『鬼滅の刃』(第117話 刀鍛冶)
時透くん、炭治郎の言葉にすぐ影響受けたから、ずいぶんと影響受けやすい子だな。記憶がないからいろいろと吸収しやすいのかな、それにあの炭治郎に言われると納得しちゃうよな、と思っていたんだけど、もしかして、炭治郎に似た感じの人が知り合いにいて、だから、炭治郎に影響を受けたというよりは、炭治郎に触発されていろいろ元に戻ってきてる、ということなのかな(←まあ、これも影響受けたと言えるが)。

玉壺が小屋に侵入されようが、鉄穴森さんがやられようが、自分が斬られようが、刀を研ぎ続ける鋼鐵塚さん。
集中力が高いとかいうレベルじゃない。
ていうか、鋼鐵塚さんすんげくかっこええ!
こんなにかっこよくて、仕事もできるのに、嫁が来ないのか……まあ、奇声をあげて炭治郎を追いかけまわしてるところをみたら、そりゃそうだよね、ってなるけど(苦笑)。

玉壺の「芸術家として負けている気がする」って、これが「芸術家気取り」ってことなんだよね。

小鉄くんがブウと息を吹き込んだ時の絵が、なんか色っぽかった。
吾峠先生、たまにこういう謎の色気を出すよね。

『ブラッククローバー』(ページ164 ならず者共 奮起!!)
ラックがいつもの笑顔に戻った。
でも、若干、照れが入ってるとこがかわええ。

エルフは元々悪いヤツじゃない、と感じて、そのエルフたちを二度殺してることになるんじゃないか、とちょっとヘコんでるアスタやさしい。
でも、ラックの言う通り、解放してあげないと、優しいエルフたちに罪を重ねさせることになるんだよね。
てか、エルフに一度乗っ取られるとパワーアップするのか。
元々、強いラックがさらに強化されるとか、マグナ涙目。
ということは、ユノもさらに強くなってるのか。

ゴードン、グレイ、ヘンリーと普通にコミュニケーションとれるアスタ、コミュ強どころじゃない。
ていうか、この3人、互いにコミュニケーションとれずに、ゴーシュがいなくなった後ずっとおろおろしてたのかな。
ある意味、指示待ち人間集団(苦笑)。

そうか、アスタだけはヘンリーとすでに顔見知りだったのか。
アスタなら近づいても大丈夫だから、ヤミさんが紹介してくれたのかね。

チャーミーの魔法は、料理を食べた分だけ魔力を増やすって……。
超便利だけど、小食の人にはきつくない? これも一種の制約なのかもしれないけど。

チャーミーの料理のおかげで、みんなとごはんを食べることができたヘンリー。
魔力を持たないのなんてアスタぐらい、な世界だから、ヘンリーは大人数の中で食事をしたことなんてないんだろうな。
ていうか、ずっと面倒をみてくれてた親ともろくに顔をあわせてなかったんじゃないかな。

「あぁ、僕の知ってる黒の暴牛だ…」という台詞に、ずっとアジトの内側にいたのに、輪の中には入ることができなかったヘンリーの、さびしさと喜びがあふれている。
あたりまえって感じで自分を仲間として扱ってくれてるから、なおさらうれしいだろうなあ。
でも、魔力を増やしたはしからヘンリーに喰われてたら、他の連中は回復しないままなんじゃ……と思ったんだがしっかり元気になってるっぽい。
食事で魔力を摂取できてる間は、他から魔力を吸い取る必要がないので、あの能力が発動しない、という解釈になるのかな。

というわけで、またあの変形ロボが動いたよ!
今回、久しぶりにギャグ回っぽかったけど、さりげに泣けるシーンもあったりして、本当におもしろかった。

『火ノ丸相撲』(第200番 刃皇と鬼丸国綱被告)
もう200話か……堅実に続いてるよね、このマンガ。

潮くんのいう「身の丈に合った相撲」というのが、そのまんまの意味で「身の丈」に苦しめられてる相撲、という意味なんだよなあ、と思うとせつない。
刃皇も外国人力士ということで様々な苦労をしてきたんだろうな、と察するけれど、角界において潮くんと同じ理由で苦しんでいる人は多分いない(そもそも潮くんは規定外だからね)。
でも、それを口にしちゃうのは、自分の存在の全否定だし、母親の想いを踏みにじることにつながりかねないし、そもそも弱音を吐くことを潮くんは自分に許していない。

で、今の潮くんは、愛する相撲と心中まがいのことをやってるわけだけど、そんな潮くんの気持ちなんて刃皇にしてみれば「んな事…俺が知るかあ!!」なんだよね、まさしく。
俺と相撲を取れるなんておまえどんだけ幸せだよ、その幸せを謳歌しろよ! なんだよ。

そして、レイナさんはそれが言えなくて苦しんでいたわけだ。
心中させたくないけど、それほどまでに相撲を愛している潮くんを好きになったから、その愛を否定できない。だから苦しい。
つまり、レイナさんが言うべきは、「私に好きになってもらえるなんてあんたどんだけ幸せ者よ! その幸せを謳歌しなさいよ!」なのかもしれない。

『Dr.STONE』(Z=65 死者からの電話)
感極まり過ぎて「俺は」「千空」しか言えない大樹……本当に変わらないな。

大樹に細かいことを教えない千空に対し、「それが一番、血が流れないんだな?」と確認した大樹。
千空に絶対の信頼を寄せてはいるけど、いいなりになってるわけでもない。
大樹の中では、あの確認がけじめのようなものだったんじゃないかな。
でも、この作戦、千空とゲンは地獄に堕ちる覚悟だけど、大樹も巻き込まれかねないんじゃない?

千空があいかわらず大樹に説明をしないのは、大樹が自分を裏切らないと信じてるけど、大樹は嘘をつけない、ということも信じてるから、だます相手に不自然さを感じさせないためには、大樹も一緒にだます方が確実で、それが大樹と杠ちゃんの身を守ることにもなる、ということなんだろうな。

『食戟のソーマ』(270 本当の犯人)
ようやく新十傑が判明した。
総帥:えりな様
一席:ソーマ
二席:一色先輩
三席:久我先輩
四席:葉山
五席:黒木場
六席:アリスちゃん
七席:タクミ
八席:叡山先輩
九席:寧々ちゃん
十席:田所ちゃん

一色先輩と久我先輩がトップ3に入ってるのはわかるけど、寧々ちゃん九席って低すぎない? 叡山先輩より下って……。
叡山先輩はソーマの下につく形になっちゃうことが気に入らないんじゃないかな、とも思ったけど、十傑の権力使えるし、ソーマの上にえりな様がいるからソーマの部下って感じじゃないしで、とりあえず納得してるのかな。
てか、美作はどこに行ったの?
美作は悪い意味でも名が売れちゃってるから、食戟を申し込む人がいないんかな。

黒幕が「才波」だとしても、城一郎さんとは限らないよなあ。
城一郎さんにだって、ソーマ以外の血縁はいるだろうし。
遠月の生徒には身内が飲食業界の人がたくさんいるので(ていうかそういう環境で育ってないとあの学校に入るのは大変そう)、城一郎さんの身内に料理人がいるのは自然だよなあ。

ところで今のイサミくんは痩せ期のようです。

『ハイキュー!!』(第309話 誘発)
山口くんの渾身のサーブがきれいに返されちゃって、ちょっとヘコむ。
レシーブの音駒こわい。
でも、山口くんがサーブの前に落ち着いてたり、出番が一瞬で終わっちゃっても、悔しがりはしてもあんまりヘコんでない感じで、山口くんも場慣れしてきたなあ、感がある。

『呪術廻戦』(第18話 「底辺」)
表紙は真依さんと真希さんにはさまれた野原ちゃん。
前回の表紙と同じく、上段と下段がシリアスで中段が笑える。
いやあ、ヤンキー座りが板についてるねえ。
てか、「東京高専一の暴れ馬・釘崎野薔薇」ってキャプションはどうなの!

真依さんは戦闘力が高いのかと思ってたらイマイチなのか。
呪術師としてはパッとしないけど、真希さんよりは上ってとこなのね。
ずいぶんと上から目線だったからかなり強さに自信があるのかと思ってたよ。

「上ばかり見てると首が痛くなるから、たまにはこうして下を見ないとね」という言葉はちょっとした自嘲のようにも感じる。
真依さんは京都高専の方では、下に見られて苦しい思いをしているのかもね。
真希さんは東京高専の方で愉快な仲間たち(?)と楽しくやってるけど。

でも、東堂は真依さんをバカにしてる様子はないよなあ。
東堂は、戦うなら強い相手、とは思ってるけど、弱い人をバカにするような人ではないのかもしれん。

ところで、女同士で制服はぎデスマッチ(?)とかどんだけマニアックだよ、からの「おとす!!」は笑った。
今のところこのマンガのヒロイン枠は野薔薇ちゃんかと思うんだけど「おとす!!」とか言って首絞めようとするヒロインはすごいな。
とか思ってたら、東堂がぴんぴんしてるのをみての反応が「そんな伏黒は…」って、伏黒を心配する言葉だったりで、野薔薇ちゃんめっちゃやさしい子だよなあ。やっぱり。
「私は真希さん尊敬してますよっ」って言った前のコマの笑顔なんか、めちゃくちゃかわいいし。

東堂、まさかのドルオタ!
握手券、束で持ってる……高専生は給料もらえるって話だけど、収入を全部アイドルにつっこんでるんじゃなかろうな。
アイドルの前で「わぁ~」とか言ってる姿、めっちゃ笑う。
あんなごっつい人があんだけ熱心に追っかけてくれてたら、絶対に顔覚えるわ。

「付いて来い、真依」「もうっ、勝手な人!!」って会話がなんかもう、付き合ってんの? って感じなんだけど、そうではないんだろうな、多分。
てか、なんで一緒に行動しないといけないの?
東堂はひとりで東京歩けないの? めっちゃ方向音痴で一人で会場にたどりつく自信がないとかかな。

五条先生の真の敵(?)がついに登場。
呪霊なんだか人間なんだかよくわからん人だな。
たいていのマンガって、最強枠の人はあんまり動き回らず要所にだけ出てくる印象があるんだけど、五条先生はやたら動き回ってるというか、積極的にひっかきまわしにいってるというか。

宿儺が、虫と同じ「特級」なのが解せぬ、みたいなこと言ってたけど、実際、ランク付けが壊れつつあるのか。
一定以上を「特級」としていたら、さらに強い層がどんどん現れてきて、でもそれを見て見ぬふりして十把一絡げにしちゃってるってことなのかな。

呪術界の上層部は、自分たちの権力を守るために、呪霊たちを祓ったりわざと見逃したりして、自分に都合のいいようにコントロールしてたつもりだったんだけど、実はコントロールできてなくて、そこからはみだした力に影響を受けて、虎杖や乙骨といった突然変異種みたいな子たちが生まれてきてる、ということか。
そして、その第一世代が、五条先生と夏油なのかもしれないな。

三輪ちゃん、五条先生に厳しい言葉を投げながら「喋っちった!!」とか舞い上がってるのかわいい。
五条先生、呪術界の若年層ではめっちゃ人気高そう。
ていうか、私も生五条悟を見たいです!

男子高校生の変死体が変死体すぎる。
あれで死因が「頭部変形による脳圧上昇、呼吸麻痺」って、めっちゃ苦しそうな死に方だな。
映画観てただけであんな死に方することになるとは理不尽すぎる。
いつかの飲食店で燃やされた人たちもだけど。

一か月が過ぎ、基礎トレを終えた虎杖がついに実戦投入された!
てか、横にいる人は誰?
五条先生にいじめられすぎて髪が白くなった伊地知さんじゃないよね。

『アクタージュ』(scene24.遭遇)
弟妹たちに、千世子ちゃん自慢をする夜凪ちゃん、かわええ。
夜凪ちゃんはやっぱり弟妹たちといる時が一番リラックスしているように見えるな。

千世子ちゃんをデートに誘うという考えにテンションあがるわりに、いざ連絡しようとすると断られることをおそれて躊躇するとか、本当に普通の女子高生っぽくなってる。
まあ、そういうことに慣れていないがゆえに、いろいろと過剰反応感はあるけど。
ていうか、本気で千世子ちゃんとのデートを期待したのに……がっくりだよ……(←アキラくんに謝れ!)。

アキラくんていい人だよなあ。
千世子ちゃんが来なかったことにあからさまにがっかりする夜凪ちゃんを怒らないし、業界慣れしていない夜凪ちゃんをしっかりエスコートしてくれてるし。
なんか、ただのいい人で終わりそうで不憫。

アキラくんはあんなに記者の多いところで、同年代女子といるところをみられて、スキャンダルになるとか心配しないのかな。
アキラくん的にも夜凪ちゃんが対象外なのでその発想がないのかな。
母親の権力と政治的手腕を信じてるのかも。

「臭う」と言われてショックを受ける夜凪ちゃんに、そうか夜凪ちゃんにもそういう感性はあったのか、とちょっと安心した(←失礼)。

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◆◇◆◇◆ 2018/07/07(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2018年31号 感想

久しぶりに『ジャンプ』本誌で松井せんせーのお姿を拝見することができてとてもうれしかった。
『魔人探偵脳噛ネウロ』が終わってから『暗殺教室』が始まるまで3年待ったので、連載はもうちょっと待てます。
ていうか、松井せんせーに戻ってくる気がある、ということなら何年でも待ちます。

それにつけても心配なのは葦原先生だよなあ。

『ONE PIECE』(第909話 "切腹")
マルコは今でも懸命に白ひげの残したものを守っているのか。
やがて狙われることがわかっていて、そんでもって多分かなわないことを承知の上で、最後まで力を尽くそうとあそこで待ち受けているんだろうなあ。

「人の酒を欲しがるし」で、そういえばシャンクスがお酒持参で訪ねてたなあ、と思い出した。
親しい連中はみんな事情を知ってて、白ひげに会いに行く時は同じことをやっていたのかもしれん。

ようやくゾロたちが再登場!
長かったな~。
ロビンとウソップはなんとかやれてるみたいだけど、てか、ウソップは天職に就いたっぽいけど(笑)、フランキーは風貌的に隠れようがない感じだし、ゾロにいたってはどうにもならない(苦笑)。
ゾロはもう船の守り役やってた方がよかったんじゃない?

『Dr.STONE』(Z=64 HOT LINE)
石像を壊してしまえばいい、とあっさり言うマグマがコワイが、そういえばそういう人だったよ。
確かにゲンは殺されかけてるしね。
あの石像を壊したところでスプラッタな絵になるわけじゃないが、それでも、手を施せば人間に戻るもの、とわかってて壊すのは無理だよね。
ゲンはマグマを止めた自分を「弱いね~」と自虐したけど、それが普通だよね。
この「弱い…」ってつぶやくゲンの表情がめっちゃよいよなあ。

で、そんなゲンに「つうか! 弱くなんかねえぞ! 俺らはもっと上目指してんだ」と言ったクロムは強い。
目的を果たすためなら犠牲をものともしない強さが司にはあるが、犠牲を出さずに目的を果たすのは、さらに強さがいることだ。
クロムにはそれがわかっている。
そこらへん、ちゃんと千空と思想が一致してるんだよね。

でかすぎるケータイをどうやって受け渡すのかと思ってたら、最初から千空と打ち合わせ済みだったか。
確かに、お墓なら毎日通っても不自然さはないし、ぶつぶつ話しかけててもそんなに違和感ないな。
特に大樹みたいなキャラなら、大声で話しかけたり、感極まって涙したりしても、「ほんとに大げさなやつだな」で済みそう。

久々に大樹と杠ちゃん登場!
掘り返されたばかりとはいえ、土にずむって手首までつっこめる馬鹿力はあいかわらずだな、大樹。
大樹も杠ちゃんも涙を浮かべてるけど、ちょっとだけ上を向いてる千空も涙をこらえてる表情にみえる。
千空にとって大樹はやっぱり特別な存在なんだよね。

『鬼滅の刃』(第116話 極悪人)
なんか美青年4人が美少年1人に統合されたぞ。
「喜」「怒」哀」「楽」の次は「憎」か……。

「さらに出て来た!! もういい加減にしてくれ!!」って言う炭治郎の心の声が、切実すぎて笑えるやら泣けるやら。
そうだよなあ。追い詰めれば追い詰めるほど強くなっていくというのなら、どこまでつきあえばいいんだよ、っていう話だよなあ。

それにしても、あの状況で「弱いものいじめをする極悪人」呼ばわりはひどい。
そりゃあ、温厚な炭治郎も怒るわ。

『ブラッククローバー』(ページ163 笑顔 涙)
常に笑顔だったラックの泣き顔は破壊力が高い。

『アクタージュ』(scene23.花火)
「でも案外、私の横顔も綺麗だった」と言う千世子ちゃんの穏やかな横顔が良い。
やっぱり前回の横顔でのドアップは、横顔じゃなくちゃいけなかったんだなあ。

せっかく夜凪ちゃんと千世子ちゃんがいい感じにデートしてたのに、邪魔するなよ、監督! って正直、思った。

それにしても今回、夜凪ちゃんが本当に楽しそうですばらしいなあ。
夜凪ちゃんがこれまであんまり表情が動いてなかったのは、そもそも感情を動かすことがほぼなかったってことなのかもね。
両親に頼れず、弟と妹を抱え込んで、3人の生活を守ることしか考えられなかったから。
でも、今は弟妹たちから離れて、姉であることを忘れて、あの撮影現場ではなんだか問題児の末っ子みたいな扱いされてて、「自分がなんとなしなきゃ」みたいなことがなくって、周囲が「自分が夜凪(ちゃん)をフォローしないと」みたいな空気感になってる。
だから「自分をなんとかしなきゃ」ということにかまけていられたってのはあるよね。

千世子ちゃん、夜凪ちゃんの胸のところにドーンとサインを書くとはやりおる。
ていうか、書いてるとこの絵が欲しかった。結構、切実に。

『呪術廻戦』(第17話 退屈)
表紙絵、上段の東堂先輩と下段の伏黒が不穏なことになってるのに、中断の虎杖と五条先生のなごみっぷりはなんなの?
てか、今回、はじめて虎杖の出番がゼロだった。

野薔薇ちゃんが丸腰ということを考慮して、なんとか穏便に済まそうとする伏黒やさしい。
もっとも野薔薇ちゃんは丸腰でも、まったく臆することなく喧嘩売ってるけどね。
てか「毛穴開いてんぞ」とは女性同士ならではの煽りだな。

女性のタイプをきいておいて「男でもいいぞ」って追加する東堂先輩……配慮が行き届いている……。
てか、ここで「東堂先輩みたいなタイプです」と答えたらどうなったんだろうか、とふと考えてしまった。

「その人に揺るがない人間性があれば、それ以上は何も求めません」という回答は、女性陣には受けがよかったが、東堂先輩にとっては退屈な答えだったらしい。
でもまあ、東堂先輩を楽しませてやる義理はないしな。
「脚がきれいな人」とか適当なこと答えとけばよかったんじゃないかな、とも思うんだけど、こういうとこで真っ当に応えてしまうあたり、伏黒はまじめだよなあ。

伏黒の足にしがみついてる羽の生えた蝦蟇がなんかかわええ。

あそこまでぼこぼこにやられてまだ意識がある伏黒、頑丈すぎないか?
呪術でなんらかのガードをかけてるのかな。
てか、校内をあんなに荒らして、あとで怒られたりしないのかな。

「新宿・京都百鬼夜行」事件が出てきたあたり、『呪術廻戦』と『東京呪術高等専門学校』は設定がきちんとつながってるようだ。
夏油が生きてるんで、世界線が違うのかな、と思ってたんだけど。
ということは、五条先生は夏油をあそこまで追い詰めといて逃げられちゃってるのね。

『火ノ丸相撲』(第199番 鬼丸国綱と刃皇、質問)
脳内会議だけでも笑うのに、そこに潮くんを引きずり込めるとか、刃皇何者?
領域能力者なの? それとも固有結界なの?

『ハイキュー!!』(第308話 針と大剣)
「これ何セット目ですっけ」「5セット目なんじゃない」と現実逃避してる旭さんと田中さんに対して、「まだ2セット目の最初です! もっと試合やれますよ!!」と目を輝かせる日向くん……鬼かよ……。

「とぶのはおれにとって別腹です!!!」とか言っちゃうし、日向くんのメンタル本当に脅威だよな……。
それも、研磨の嫌いな「根性」でがんばってるんじゃなくって、素で喜んじゃってるんだもんな……。

tag : 週刊少年ジャンプ

カレンダ
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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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