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◆◇◆◇◆ 2013/12/30(月) ◆◇◆◇◆

2013年のお気に入りアニメ

ここ数年、アニメ感想をほとんど書いてないんだけど、アニメはそれなりに観ていたので、備忘録的に今年放映分のお気に入りテレビアニメについてちょっと書いてみようかと思います。


まず、去年観てたアニメの続編。
『ちはやふる』『物語シリーズ』『黒子のバスケ』『ファイ・ブレイン』
ここらへんは、よい意味で変わらない。
それぞれのアニメで、私が好きだと思っている部分が、変わらないグレードとテイストで戻ってきた。
太一はあいかわらず不憫キャラだし(爆)、『物語シリーズ』はあいかわらずの謎演出だし、『黒子のバスケ』はあいかわらずかっけーし、『ファイ・ブレイン』はあいかわらずなんかわからないけど楽しくて楽しくてたまらない。
こういった安定株はやっぱりあるとうれしいものだよね。


次は、ロボットもの。

『翠星のガルガンティア』は、最初にガルガンティア船団の全景がでてきた時、「うぉぉぉ~!」と思ったね。美術の緻密さ美しさだけでも観る価値のアニメだと思う。
でも、見所は背景だけじゃなかった。レドがやたらかわいい、というのが当初の楽しみだったけど、途中からもうチェインバーがかわいくてたまらなくなってくるという。
途中で、どんだけド暗い設定がでてこようとも、チェインバーさんが癒してくれるから耐えられた。
二期があるらしいけど、チェインバーさんの扱いはどうなるんだろうなあ。レドにサルベージしてもらえるのかなあ。

『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』は最初の頃は相当、微妙だったけど、途中からめちゃくちゃ楽しくなってきた。3話くらいで打ち切らなくて本当によかった。
ここらへんは別立てで記事を書いてあるので、読んでいただけるとうれしい。

『革命機ヴァルヴレイヴ』は振り返ってみると、2話のラストでジャックされたエルエルフがアードライを撃って、おれがやったんじゃないと動揺しているところにangeraの『僕じゃない』が流れたあたりがピークだった(爆)。
パーツパーツはいいものがあるのに、組みあがったものをみると、なんかぎくしゃくしているというのは、ままあることだ。
多分、一番まずかったのは構成とシナリオだったんだろうなあ。
しかし、サンライズだけあって、メカ設定やアクションは本当にすばらしかった。あの派手派手しいデザインのヴァルヴレイヴが、華麗に動き回るとこなど、ロボットもののサンライズはやっぱり底力が違うぜ、と感じる。
ところで、最後まで正体がわからなかったあの皇子様は、エルエルフがアードライの親戚(=リーゼロッテの親戚)の娘さんと結婚して、残した子孫じゃないかと想像している。でもって、重責を担うはめになったショーコやサキを影から支え続けたんだろうなあ。友達のハルトが大好きだった人たちを守るために。
それと気になったのはクーフィアで、あの子は多分、めっちゃナイーブな子で、ナイーブすぎるがゆえに、「裏切り者には死を」という言葉に過剰に執着していたんじゃないかと思った。
エルエルフたちが殺してしまった仲間の死を、受け止め切れなくて、でもそれを受け入れるしかないから「裏切り者なんだから死んで当然」というロジックを過剰にすりこんで、自分が生き延びていることを肯定した。だからこそ、大事な仲間であろうとも、「裏切り者」であることが発覚したら殺さずにはいられない。そうでないと、以前、殺してしまった仲間への言い訳がたたない。
エルエルフたちは「殺さないと生き延びられない」という現実を受け入れていたけど、クーフィアの場合は「殺せば生き延びられるよ、ヒャッハー」的なところまでエスカレートさせちゃってて、その結果があの性格なんじゃないかなあ、と思ってみたり。
あと、当初、一番壊れてるようにみえていたアードライが、エルエルフさえからまなければかなりまともな人であることが判明してよかった。エルエルフを恨む理由がなくなって、その後は王族としての責任を全うして生きていったんだろうと思う。で、自分の親戚のお嬢さんとの縁談をすすめて、見事、エルエルフと親戚になって満足気なアードライ……まで妄想したよ、私(爆)。


次はロボットもの以外のSFもの。

『PSYCHO-PASS サイコパス』は個人的には全部、槙島にもってかれたアニメ。
別立てで記事を書いているので、読んでいただけるとうれしいです。

『宇宙戦艦ヤマト2199』は女性キャラがめっちゃエロかった(爆)。
SF考証的にはものすごく進化してたと思うけど、デスラー総統の扱いはもうちょっとなんとかならなかったのかなあ。
私にとってヤマト=デスラーなので、デスラーがザンネンな人になってるだけで、もうザンネンなんですのよ。まあ、原作の方でもザンネンな人だったには違いないけどね。

『ガッチャマンクラウズ』はデザインがものすごくよかったなあ、と。
キャラデザイン、メカデザイン、色彩デザイン、とにかくデザインが好みだ。
設定的にもかなりおもしろいところがあったし、燃えどころも多かったんだけど、なんとなく乗り切れないままで終わってしまったなあ。
主役のはじめちゃんが最後までつかみどころなかったのが敗因だったかもしれない。どちらかというと、累くんの痛々しさの方が、見所というか萌え所だったな。
あと、ベルク・カッツェ役の宮野真守のハイテンションっぷりも見所(聴き所?)だった。
ラスト付近がなんかどたばたしてた印象なんで、あそこらへんをつくりなおしていただければ、評価も違ってたんじゃないかと本気で思う。めっちゃもったいない。


次はラノベ原作もの。

『ささみさん@がんばらない』は、芳忠さんの声を楽しむためにあるアニメ!(断言)

『とある科学の超電磁砲S』は、『とある魔術の禁書目録』のシスターズ編のリメイクととらえると、かなりよくつくられてたと思う。
じわじわと美琴が追い詰められていく緊張感と絶望感がすばらしかった。
それだけに、上条くんが駆けつけてきてくれた時の盛り上がりっぷりがはんぱなかった。
「うぉぉぉ、上条、おまえかっこよすぎだろぉぉぉ」と心の中で叫んだ。
恋する美琴ちゃんの目には、上条はあんなにかっこよく映ってるんだねえ。はあ。


で、その他。

『Free!』は腐女子ご用達アニメみたいないわれようだけど、実際、そうかもしれないけど、ハルがゆっくりと心を開いていく様が、ものすごく丁寧に描かれているよいアニメだったと思う。
ハルが、あんなに不自由な心を抱えて、それでもまっすぐに生きていけてるのは、真琴や渚が、ハルが好き! 大事! って気持ちをまっすぐに伝え続けてきたからなんじゃないかと思うんだ。
本当に、あんなめんどくさい子を、よくぞ見放さずにいてくれた。
で、さらにめんどくさい子・凛まで出てくるしな(苦笑)。
怜くんもめんどくさい子かと思ってたら、ただの遊ばれやすい子であることが判明。
いつまでも、ドSな渚くんに遊ばれていて欲しい(爆)。

『有頂天家族』は本当におもしろいアニメだった。
こちらも別立てで記事を書いているので読んでいただけるとありがたい。

『ぎんぎつね』は、振り返ってみると実は何も起こってないような気がするような日常を、さらっとほのぼのと描いていた良作。
とにかく、ハルがかわいくてかわいくて。
表情も仕草もなにもかもがかわいい。で、悟に対してデレデレすぎるところが、これまたころげまわるほどかわいい。
悟はハルをのぼせあがらせるようなことを平気で言うし、ハルをこれ以上、夢中にさせてどうしようっていうんだ(爆)。
それにしても、銀太郎はめんどうみがよすぎるよね。まことが幼かった頃は完全にお守り役ポジションだったし、今はハルのお守りしてるし。

『メガネブ』は、色彩がよかった。
本当に色彩のセンスが好みだった。
そのためだけに見続けていたアニメだった(苦笑)。


さて、最後にまだ完結してないアニメ。

『ログ・ホライズン』はめっちゃノリノリで観てる。
メガネがキラーンキラーンするところが見所! という謎アニメ(←そんなに間違ってはいないはず)。
このアニメ、なんでメガネをかけているキャラはみんな腹黒キャラなんだろう。メガネ人に対する差別だ!(笑)
いやあ、腹黒メガネなシロエも楽しいんだけど、最近はクラスティの動向が楽しみでならない。
とにかく、うきうき度がめっちゃ高いアニメ。
なんだかんだでNHKのアニメは完成度が高いよなあ。

『キルラキル』は今後が心配なアニメ。
いや、心配ってのは悪い意味じゃなく、これからめっちゃ心臓に悪い展開になるんじゃないかなあ、って気がするんだよね。
鮮血に呑みこまれて、出来の悪いピカソみたいになった流子ちゃんが、カクカク歩くとこがめっちゃこわかったんだよ~。


コンパクトにまとめるつもりでいろいろカットしたのに、えらく長くなったな。
来年はせめてワンクールごとに書きたいと思う。うん。
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tag : アニメ

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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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