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◆◇◆◇◆ 2019/10/11(金) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2019年45号 感想

『鬼滅の刃』(第177話 弟)
縁壱さんは本来ならば生まれてすぐに殺されていたのか。
まあ、武家の長男が双子となれば、戦国時代では無理もないことか。
周囲が弟をかつぎだして、跡目争いで大混乱になる可能性はあるからね。
そもそも双子なんで、どちらが兄か弟かも曖昧だし。
でも、母親が猛烈に反対し、ある程度の歳になったら出家させるということで落ち着いた、と。
母親としても、殺されるよりはマシと受け入れるしかなかったんだろう。

兄はやたらと弟のことを「気味悪い」と言うが、確かにこんな子供がいたら気味が悪いかもしれんな。
できすぎていて。

兄は弟を哀れに思って弟にかまった。
でも、弟は全然かわいそうじゃなくて、自分がかわいそうなことになっていると気づいてしまった。
口をきけないかわいそうな子供だったはずなのに、流暢にしゃべる(でしゃばらないようにしてたのか?)。
自分には剣の才があると思っていたのに、それを上回るとんでもない強さをみせる。
母にべったりの甘えん坊だったはずなのに、実はからだが不自由になってきた母の介助をしていた。
これはひどい。

でも、弟視点で考えると、この弟が兄をあそこまで一途に慕うのも無理はないと思うんだよね。
おそらくは母親の愛情はあったものの、周囲のものは縁壱さんのことを存在しないものとして扱っていたんだろう。
それなのに兄は、父の目を盗むという危険をおかしてまで、自分と遊んでくれて、自作の笛までくれた。
そりゃあ、兄上やさしい! になるだろう。

「剣の話をするよりも俺は、兄上と双六や凧揚げがしたいです」という言葉は、剣が童遊び以下ということではなく、ただ、兄のそばにいたい、という切実な願いだったんだろう。
そばにいたいから共に剣の鍛錬をしよう、にならなかったのは、兄を傷つけずにそれができないことを思い知ったからだろう。

縁壱さんは自分の立場をわきまえていて、自分が兄の障害となることをことごとく排除しようとした。
自分が兄の立場をおびやかしている可能性に気付いて、一刻もはやく自分を排除しなければと考えたけれど、死期が近づいている母から離れることもできなかった縁壱さんにとって、母親が亡くなったらすぐに出家する、というのは当然の行動だったんだろう。
けれど、それは兄にしてみれば、あまりにも欲のない行動で、自分と弟の立場が入れ替わってしまうことにおびえていた自分が、とても情けないものに思えたんだろうな。

それにしても縁壱さん規格外すぎて、自分を超える者なんて勝手に湧いて出てくる、みたいなこと言ってたの、ちょっとおかしいだろってなる。
そりゃあ、兄が「こいつ何言ってんだ」みたいな顔をするよ!
本人は謙遜とかじゃなく、本気で言ってるんだろうけど。

兄だって相当な才能を持っていて、ちゃんと努力も怠らない、ものすごくできた惣領息子だと思うんだが、弟はある意味モンスターだ。
武家の跡取りというか、人の上に立つ者として、縁壱さんはわりと最悪だろう。
あまりにも「普通」がわかっていなくて、周囲をただひっかきまわす。
ただの善意の塊なのに。ていうか、悪意がないからこそ厄介なんだろうな。
初代の炎柱さんが心折れた経緯はまだわからないけれど、縁壱さんがナチュラルにやらかしたんだろうな、ということは容易に想像できる。
そういう意味では、兄が跡取りになったのは、継国家にとってはよいことだったんじゃないかな。

ここから、出家したはずの縁壱さんがなぜ侍に戻ったのか。継国家の跡取りのはずの黒死牟がなぜ鬼狩りをやってるのか。黒死牟はなぜ鬼になったのか、というこの物語のはじまりの部分が語られることになるんだろうな。
あと、縁壱さんの耳飾りの由来が気になるところ。

『Dr.STONE』(Z=124 神と悪魔の発明品)
そうか……ついに銃にたどりついたか……。
元々、司と交渉するためにつくろうとしていた銃を、モズをおさえるためにつくることになるとはなあ。
結局、武力に対抗するには武力しかない、というところに戻ってしまったわけで、千空としてもいろいろ葛藤はあるんだろうけど、そこをためらわないのは千空らしいな。

「これで俺は地獄行き確定だな!!」という台詞が、千空の葛藤と覚悟を語っていて、とても重かった。

『ONE PIECE』(第958話 "約束の港")
仲良しさんなシャンクスとバギーが微笑ましいな。

てか、ルフィたちどこいった!

『呪術廻戦』(第78話 玉折-参-)
別記事(嫌いという大義)になりました。

『ハイキュー!!』(第368話 なにもの)
決着がついて、コートにねころがってる大地さんの、気の抜けた表情が印象的だった。
負けた悔しさとかもまだ湧かなくて、終わったな、という虚脱感だけが表に出ている感じだ。
3年生3人がわりと落ち着いた表情で顔をあわせていて、そこに涙はない、というとても静かな幕引きだ。

試合終了の礼の時に、病院の待合室で日向くんが頭を下げていた。
日向くんにとっては、コートから離れた時点で試合終了だったんだが、それでも、烏野の選手として、ここでちゃんと試合終了しなければいけないと思ったんだろう。

試合終了の礼のあとに、3年生の4人があらためてコートに向かって礼をして、それをみている2年ズと1年ズ。
わかってはいたけど、ここで3年生たちは引退なんだよね。
それを2年ズと1年ズは見送らなきゃいけないんだよね。

井闥山はキャプテン兼セッターがケガして敗退か。
佐久早の出番なく終わるのか……。

ここから先、どうするのかな。
個人的にはユース編をみてみたいんだけど。

『ブラッククローバー』(ページ223 アグリッパ家)
一家に加えてペットの犬までそっくりなアグリッパ家こわい。
てか、親が何をやってるのか知らなかったのかゴードン。
ちゃんと親子で話し合え!

『アクタージュ act-age』(scene84.ヒーロー)
夜凪ちゃんの圧が高すぎてちょっとしたホラーになってるんだけど大丈夫か、と思ったんだが、ここで「何を演じても王賀美陸」という存在が活きてくるのか。
なるほどこれは、孫悟空役が阿良也くんだったらできない力業だな。

『チェンソーマン』(第40話 嵐の前)
天使の悪魔が「働くくらいなら死んだほうがマシかな…」って言うの、なんかシュールだな。

デンジがレゼちゃんにいい感じに篭絡されてて笑う。
ちょろい! ちょろすぎる!
だけどそれがデンジのかわいいところだよね。
でも、レゼちゃんの死亡フラグが露骨に組み立てられてて曇る。

『神緒ゆいは髪を結い』(第29話 愛の御礼参り)
カーラちゃんがむやみやたらとかわいいんですが!

それにしても、「東海道新幹線人造スケバン」というワードがすごい。
「人造スケバン」がそもそもおかしいのに、そこに「東海道新幹線」をつけるセンスがすごい。
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tag : 週刊少年ジャンプ

◆◇◆◇◆ 2019/08/12(月) ◆◇◆◇◆

『Fけん』感想

松井せんせーの久しぶりの読み切り『Fけん』ですよ!
「正道熱血剣道ラブコメ」とか予告がうたれてて、松井せんせーが「剣道」というのも「ラブコメ」というのもよくわからん。
てか「正道」? 「王道」じゃなく?
だいたいタイトルが意味不明すぎるんだけど。「けん」は「剣道」として「F」ってなに?
と、予告だけですでにわくわくしかなかったんだけど、読んでみたら、めっちゃ松井せんせーのマンガだった。
2ページ目ですでにいつものパターンだった。
松井マンガ的にめっちゃテンプレだった。
なるほど「生存報告」だね、これ。

ところでマネージャーちゃん、名前が出てないんだけど、浅野学長のご親戚か何かかな?
だとしたら、あの容姿端麗っぷりもめっちゃ納得がいくんだけど。


「F」ってなんなんだ、と思っていたら、タイトルのところに埋め込まれてた。
 Fetishism ⇒ フェティシズム
 Fixer ⇒ 調停者、もしくは、黒幕
 Female ⇒ 女性
 Fighter ⇒戦士
 Fury ⇒ 憤激
 F cup ⇒ Fカップ
 Fox ⇒ 狐
 False ⇒ 偽
読んだ後でこのリストを見返すと、なるほどって感じ。
てか、「Fカップ」はいるんですか? いるんですね、多分。

そうか~「Fけん」は「フェチ剣道」の略か~。
どこからそんな流派あみだしたんですか、松井せんせー。


ところで、部員たちのフェチなパーツがかぶってなかったからよかったものの、これ重複してたら大変なことにならない?
これだけの狂乱状態で奪い合いになったら大変なことになりそうなんだけど。
まあ、その場合でもしっかり「調教」できる自信があるんだろうな、マネージャーちゃん。


マネージャーちゃんは、生まれ持った美貌をもってすれば、なんでも手に入れられるのかもしれない。
男性たちが自分のために、なんでもしてくれるのかもしれない。
でも、彼女が望んだのは、自分だからこそできることで、誰かに何かをしてあげること、だったんだよね。
かわいい女の子という部分を抜きにして、誰かに必要とされたい、という普通のことを望んだだけなんだよね。
そう願っていても、彼女の言動を下心も偏見もなくとらえることができる人はいなくて、そういう存在を求めた結果、たどりついたのが、あの剣道部だったわけね。

剣道部員たちは素直に、彼女が与えてくれるものに耽溺し、彼女の期待に応えてくれた。
彼女の喜びはとてつもなく大きかったんだろう。
その喜びがところどころにあふれていて、ああ、かわいいなあ、と思った。
富士くんがちょっとよろめいちゃったのも、きっとそういうとこなんだろう。
「ラブコメ」というのは、男の子が女の子の中に「かわいさ」を発見する、というのがメインイベントなとこがあるので、なるほどこれはラブコメなんだよ。


部員の試合をはらはらと見守り、その勝利を無邪気に喜ぶ。
彼女が欲しかったものはそういう普通の体験だったのに、それがとてもむずかしいことになる、というのが彼女の不幸。

だいたい「私と帰れば男関係のトラブルに必ず遭う」ってどんだけ人生ハードモードだよ。
なんかよくわかんない方向にこじれた性格になるのも当然だよ。

いろいろズレちゃってるマネージャーちゃんだけど、行動原理は「誰かの役に立ちたい」というシンプルなもので、いろいろギミック満載であっても、ストーリーは意外と普遍的なところに落ち着く、というのがとても松井せんせーらしい。
なんかにこにこしちゃう。


あと、みつからなかった富士くんの「執着」先が「正しくありたい」だったってのは、ものすごく納得だった。
なるほど「正道」に執着するのなら、マネージャーちゃんの「邪道」は入る隙がないな。
だからこそ「あの優勝旗にフェチってみようか」は富士くんに対する指導としては正しいのね。
「正道で勝ちたい」を、勝つことに執着させる、に変換できるから。


で、なんであの剣道部はめっちゃ熱心に練習してたのにそんなに弱かったのか、という話に戻ると、やっぱり勝利に対する執着が薄かったんだろうな、ということになる。
マネージャーちゃんは剣道部員たちのマジメさや正しさを好ましく思っているけれど、それだけでは勝利はもぎとれない、というクールな判断ができた。
剣道部員たちの敗因は、マジメにやってさえいれば報われる、というある意味、世間知らずな考えで、マジメさだけでは勝てない、という彼女の判断は正しいと思うんだよ。
「足りないものを私が補填してあげよう」という親切心から起こした行動はアレだったけどね。
あの部員たちちゃんと社会復帰できるのかな。大丈夫かな。


『魔人探偵脳噛ネウロ』は「食欲」、『東京デパート戦争体験記』は「物欲」、『暗殺教室』は「承認欲求」、そしてこの『Fけん』は「執着」……松井せんせーのマンガには多くの「欲望」が描かれる。
そして、「欲望」は常に肯定される(犯罪までいっちゃうとさすがにマズいが)。
求めることがどれだけ苦しくても、周囲からバカにされることでも、それを満たすために動くべきだ、と。

そんなことを考えているので、この読み切りを読んで、松井せんせーは変わらずにマンガを描き続けてくださっている、というこのに、とても安心したのです。
次がいつになるかはわからないけど、年単位くらいの覚悟で気長にお待ちしております。

tag : 松井優征

◆◇◆◇◆ 2019/04/13(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2019年19号 感想

『鬼滅の刃』(第153話 引かれる)
猗窩座の頚を斬った、と思ったら、離れた頭部を自分でつかんでガシィってくっつけようとしたの、ちょっと笑ってしまった。
で、義勇さんが投げた刀に頭を串刺しにされてるし……。
しかし、頭部が崩れても、身体が動くって、めっちゃこわいな。

日輪刀で頸を斬っても死なないとか、反則が過ぎるよな。
この調子だと、童磨や黒死牟もそう簡単に死にそうにない。

猗窩座が別の何かに変わろうとしている、というのは、鬼も進化する、ということなのかもしれない。
ねずこちゃんが、太陽の光を浴びても死なないからだに変化したように。
進化の条件はおそらく、強い執着、だろうね。
無惨様の死なない肉体に対する執着。
猗窩座の強さに対する執着。
ねずこちゃんは、兄に対する執着かな?

猗窩座がそれだけ執着して、鬼になってまで追い求めていたものを、人間の少年が手に入れた。
これはどれほどのインパクトだろう。
炭治郎が手に入れたのなら、自分も手に入れられるんじゃないかと、元々あった執着に火をつけた可能性はありそう。

ぼろぼろになって動けない炭治郎を、自分もぼろぼろなのに守ろうとする義勇さん。
炭治郎を次の水柱に据えたい、とかそういうこと抜きで、ただ、救いたいだけなんだよね、と思うと泣ける。
"柱"たちは自分の命の優先順位を最後にしてしまう。
そういう人だからこそ"柱"になれるんだろうけど、自分のことも大事にして、って思っちゃうんだよね。

『Dr.STONE』(Z=100 はじまりの百物語)
船が完成し、人類は2チームに分割されるか。
村の子供たちとご老人たちはさすがに連れていけないしな。
でも、カセキじいさんは連れていくのね。
陸に残るチームは、千空たちがつくったメカたちのメンテナンスをどうするんだろう。
メンテナンス程度なら、すでに誰かに伝授済みなのかな。
まあ、そんなに複雑なものはつくれてないだろうし。

杠ちゃんは置いていかれるのかと思ってたけど、帆のメンテナンス要員として連れていくのね。
主要人物がほとんど船に乗っちゃったけど、村は元村長のコクヨウが仕切ることになるんだろうな。

氷月とほむらまで船に乗せたのはびっくりだったけど、妥当な判断だよな。
村に残して余計なトラブルおこされるよりは、安全性が高いと言える。
船の上で反乱おこしても、主要メンバーが生存していて言うことをきいてくれなければ、安全な航海はできないから、そう簡単には行動を起こせないし。

ゲンはめんどくさい性格だが、銀狼もめんどくさい。
そして、そのめんどくささを理解できない大樹が、一番、やっかいだよなあ。
曇りない善意だけで行動してるから、否定が困難で「スッゴい迷惑」ってことになる。
千空や杠ちゃんにとってはそういうところが好ましいんだろうけど。

『呪術廻戦』(第54話 呪術甲子園)
別記事(野球マンガは一週打ち切りだった)になりました。

『ブラッククローバー』(ページ200 光の世界)
すごくいいお話だった気がするんだが、ノゼル兄様がいろいろと台無しにしてる感がある。
でも、この空気読まない感こそがノゼル兄様だよなあ。

ノエルちゃんにいろいろと暴言吐いてたのは、兄妹そろってコミュニケーション能力が壊滅状態、のせいな気がしてきた。

『アクタージュ act-age』(scene60.杉北祭当日)
「ありがとう朝陽さ」と言おうとして、堅苦しい的な抗議受けたら、即座に「ひなナイスファイト」に切り替える夜凪ちゃん。
確かに距離の詰め方が急すぎるよな。

文化祭に阿良也くんたちが乗り込んでドタバタ的なものを妄想してわくわくしてたんだが、そんなものなかった(←妄想だからね)。
しかし、上映中止になるとはな。
ひなちゃんのフォロワーなんてそんなに多くないだろうし、ネットの拡散力すごすぎない? と思ってたら、天知がからんでいたか。
それならめっちゃ納得できる。
この調子だと、夜凪ちゃんの行動をすべて監視させてそう。
厄介なストーカーだな。
で、そのストーカーと連れ立ってる黒山さん。
黒山さん的には、天知の動向を把握して、いちいち釘をさしとかないと、ってとこなんだろうか。

「安易に芸能活動など許した学校側の責任だ」って、不穏な発言が飛び出してきたな……。
夜凪ちゃん、芝居か学校かの二択を迫られる展開になったらやだな。

『チェンソーマン』(第17話 デンジを殺せ)
「きゃエエエエエ!!」ってナイフかまえてつっこんできた新人を、無表情でいなしたアキがなんかおもしろかった。
対処に慣れてる感じだよなあ。
デビルハンターは死ぬ人が多いらしいが、壊れる人も多そうだよね。

悪魔がデンジを殺したいということは、デンジを殺すことは悪魔の利益になる。だから、要求を呑まない。
アキの思考はクリアだよな。

パワーちゃんがなにかというと、デンジの肩に顔をのっけるのなんか好き。
ところで、デンジはもはやパワーちゃんには異性としてのときめきを感じないんだろうか。

それにしても、なんでデンジは狙われてるんだろうね。
デンジがチェンソーだって知ってるようだし。

『神緒ゆいは髪を結い』(第5話 白デート・黒デート)
やっぱりこのマンガ、女の子のかわいさではなく、鍵斗のかわいさ(?)でおもしろさが左右されてる。

「実は女性と二人っきりのデートは初めての鍵斗であった……」って、複数の女性とのデートは経験あるのかい。

tag : 週刊少年ジャンプ

◆◇◆◇◆ 2019/03/15(金) ◆◇◆◇◆

『呪術廻戦』(第50話 予感) 感想(幸せだから手を叩こう)

小3時点ですでに東堂は東堂だな。
そして、このかっこいいお姉さんが東堂を「身長と尻がデカイ女」好きにしたのかね。


「止まるな!!」「俺を信じろ!!」と言われて、「オッケー2つね!!」って返す虎杖がさすがだ。
否定はしないけど、そのままスルーもしないという。


東堂、めっちゃ緻密に計算してる風なのに、突然「IQ53万の俺の脳内CPUが」とかになっちゃうのめっちゃ笑う。
この人、頭いいのか悪いのかよくわからんな。
でも「53万」とか言っちゃうあたり、『ジャンプ』好きなのはわかる。
しかし、真顔でギャグやってても、強さはやっぱり本物だし、虎杖とのコンビネーションもすごく決まってて、そこはかっこいい。
かっこいいんだけどな……。
とか思ってたら、いきなり花御に足をとられてるし……。


東堂の術式の名は「不義遊戯(ブギウギ)」。
めっちゃセンスのあるネーミングだけど、そこはかとなく『HUNTER×HUNTER』臭を感じる。

「相手と自分の位置を入れ替える」って言うけど、前に使った時は、加茂と虎杖の位置を変えてなかったか? 自分限定じゃないじゃん、と思ったら、やっぱりそこは花御に対するブラフか。
「しっ」ってとこのかっこつけたウィンクが笑えるんだが、
おまえは虎杖相手にかっこつけてどうしようってんだ。
まあ、ユーモアのある俺、をアピールしたいんだろうけど。

発動条件が手を叩くとかすごいシンプルだな。
ていうか、発動条件って本人が決めるものなのかな。
それとも、術式ごとにこれでなければダメ、みたいな型があって、それが代々受け継がれてるのかな。
伏黒をみてると後者のように感じるけど。

ところで、見開きのあれはなんなんですか?
花御まで東堂の妄想領域に囚われちゃったんですか?


なんか唐突に七海さんが出て来た。
そうか、七海さんは黒閃のタイトルホルダー(?)なのか。
てか、こういうのって、「黒閃四連発できました!」とか高専に連絡したりするのかな。
七海さんが報告してる姿を想像するとなんか笑えるんだが。


花御たちに対する虎杖のアドバンテージは、やっぱり宿儺の器である、ってことなんだよね。
だから、殺すわけにはいかないし、どこで宿儺の不興を買ってしまうかわからないので、慎重に対応せざるを得ない。
めんどくさいな、虎杖、と思ったけど、めんどくさいのは宿儺の方か。


手を叩いても、術式が発動するとは限らない、か。
まあ、手を叩いた程度でいちいち術式が発動してたら大変なことになるよな。
高田ちゃんの歌に拍手することもできないし。

伏黒も指遊びで影絵するだけじゃ術式は発動しないんだろうな。
まあ、指遊びを楽しむ高校生男子はそんなにいないと思うが。
常に術式発動してしまうため、日常生活に支障がでている狗巻がかわいそすぎる。


ここんとこ東堂が常に幸せそうで、なんか腹が立つ(苦笑)。

tag : 呪術廻戦

◆◇◆◇◆ 2018/12/08(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2019年01号 感想

『ジャンプ』的に2019年に突入。
毎年言ってるけど、巻末ページのレイアウトが変わると「師走だな~」って思うよね。

『チェンソーマン』(第1話 犬とチェンソー)
『ファイアパンチ』の藤本たつき先生がついに『ジャンプ』本誌に来た~。
あいかわらずグロい……けど『ファイアパンチ』よりはマイルド?
しょっぱなから主人公の肉体が欠損してて、しかも売り払った結果そうなった、ってのがすごいな。
しかも、本人、それを悲観してる感じがまるでないし。

ポチタのしっぽが取っ手(?)なのがめっちゃツボだったんだが、それが最終的に主人公の胸から生えてて、なんだこのデザインは! 天才か! ってなった。

自分が殺されそうになってる時も、ポチタをしっかり抱いてる姿に、本当にポチタだけが生きるよすがなんだろうなあ、と思った。
「ポチタがいりゃあそれでよかったのに、もっといい生活を夢に見たんだ」ってしおらしいこと言ってるかと思えば、「テメエら全員殺せばよぉ! 借金はパアだぜ!」ってヒャッハーなってるし、なかなか一貫性がないところが一貫しているというか、とにかくその場その場を乗り切るだけの生き方しかできないし、先を考えるなんて、そんな余裕がある生活したことないし、ってことなんだろうと思うとせつない。

デンジはなんであんな借金地獄をほっぽりだしてどこかに逃亡しないのかな、と思ったんだよ。
殺すぞ、と脅されてるからだろうけど、あのおじさんたちに本当にそんな能力あるのか? って。
でも多分、デンジはあの狭い場所しか知らないから、逃げた先でも同じようなことになる、というイメージしかわかないんだろうな。
実際、その通りかもしれないし。

でもそんなデンジの前に、イメージすらできなかった未来を与えてくれる女性が現れた。
「だ…抱かせて……」って言ったデンジが、ギュってされたコマがなんかもう泣けた。
なんかもう心の底から「よかったねえ」って思った。
連載の1話目で、すでに泣けるマンガなんてめったにあるもんじゃない。

借金の奴隷から、デビルハンターのペット(?)に昇格したデンジ。
これからかなり過酷なことになるんだろうな、藤本タツキだもんな、と思うんだが、本気で「デンジ……よかったねえ(涙)」って思ったんだよね。
パンにジャムがついてて、さらにデザートまで付くぞ、って。

というわけで、初回としては『暗殺教室』以来のすばらしい出来だった!
『ジャンプ』を読む楽しみがさらに増えてうれしい。

『鬼滅の刃』(第137話 不滅)
無惨様を前にしても脅える様子さえみせないあまね様。覚悟が決まりすぎだろ。
普通に庭で遊んでる子供ふたりは、はっきり言って怖かったけど。
えっ。お館様、妻子を巻き込んじゃってるけどいいの?
跡取り息子は逃がしているようだけど。

「君は誰にも許されていない」というお館様の言葉に、炭治郎が上陸兄妹に言った「君たちのしたことは誰も許してくれない」という言葉を思い出す。
それでも兄妹は互いを許し合うことができたけれど、無惨様にはそういう存在すらいないんだよね。

お館様はすでに鬼殺隊の指揮をとれるような状態ではない。
それならば、ここで無惨様に殺されることで隊員たちの士気を高めよう、というのは、わからないでもない。
一族の短命を受け入れて生きてきたお館様にとって、自分の死を利用するということは、ごく自然な発想なんだろうと思う。
だけど、鬼殺隊。特に柱たちはそれを受け入れられるんだろうか。
まあ、受け入れられないからこそ、その感情が無惨様に向かうってことなんだろうけど。

「本来ならば一生眠っていたはずの虎や龍を君は起こした」という言葉がせつないよなあ。
鬼がいなければ、炭治郎は一生、山の中で炭を焼いてただろうし、と不死川も玄弥と一緒に家族を守っていただろうし、しのぶさんもお姉さんと穏やかに暮らしてただろう。
みんな、自分の内側にある力なんて気づかずに生きていけたはずだったんだよなあ。
恋柱さんはちょっと例外だけど。

無惨様、ちゃんと最後までお館様の話をきいてたな。
あれは、同じ血を持つ者に対する、郷愁みたいなものなのかもしれないなあ。

『ONE PIECE』(第926話 "囚人採掘場")
あんな強そうな人たちの懐に、気づかれずに紙をしのばせるとか、ウソップがめっちゃ有能だなあ。
本人がその気になればスリで生きていけそう。さすがにやらないと思うけど。

囚人に対して、約束した量のきびだんごをちゃんと渡すとか、意外と良心的だな、あの看守たち。
あと、ドボンととカバの融合の仕方が本当に変で、このデザインセンスはさすが尾田先生だな。

『アクタージュ act-age』(scene44.僕の言葉で)
表紙のアキラくんにかかってる髪は誰のなんだろう。
夜凪ちゃんと七生さんかなあ。

夜凪ちゃんのアドリブに、舞台裏では「台本と台詞が違う…!?」と大混乱なのに、舞台上の阿良也くんと七生さんは間髪容れずにそれにのっかった。
つまり、あの場では、夜凪ちゃんのあれは、アドリブでというよりは、自然な行動と受け入れられたんだろう。
アキラくん以外には。
なんかもうこのアキラくんの場違い感が胸に刺さる。
アキラくんの「怖い」がめっちゃリアル。

"正しい答え"を探すことを努力というのだとすら思っていた。
それがまさしくアキラがこれまでやってきた「努力」なんだよね。
それが間違った努力だとは思わないけれど、その努力が実が結ばないことに苦しんでいる限り、アキラくんは欲しいものを得ることはできない、ってことなんだと思う。

アキラくんの役は「私」だったのに「僕」と言ってしまった時点で、アキラくんは役を捨ててしまったということになるんだろう。
それをみていた千世子ちゃんのあっけにとられた表情。
そして、空いてる隣席。
普通に考えれば、トップ人気女優である千世子ちゃんの隣に誰ともしれない人を座らせたくなくて、わざと余分に席を取ったってことなんだろうけど、それは、スターズを背負う看板役者として千世子ちゃんの隣にいるべきアキラくんが、その座を離れた、ということなのかもしれんなあ、と思った。

「お前の孤独は、お前を育てた」
それは巌さんのアキラくんに対する最大の賛辞だと思える。
その積み重ねた努力は、決して無駄ではなかったんだと。

スポットライトの当たらない場所で、アキラくんは語り続ける。
「主演しかやらねぇ青春キラキライケメン野郎」だったのに。
この構図は本当に美しいなあ。

『Dr.STONE』(Z=85 資源の王様)
なんかまた変なキャラがでてきた。
ものすごい財閥の御曹司が、その財閥の力なんてまるっきりない世界になったと知って落ち込むどころか、「世界中の所有権が消えたのなら、今から全てが手に入る……!!」って、めっちゃ燃え上がってしまうというその発想力がすごい。
筋肉すごいし、部下だけを働かせてたわけじゃなく、自分でもしっかり動いて、経験を積んできたんだろうな。
親のお金や権力を最大限利用しつつ、自分をちゃんと鍛え上げてる、というのは好感もてる。

リアリストだけどロマンチストなところが千空とめっちゃ気が合いそう。

『呪術廻戦』(第38話 京都姉妹校交流会-団体戦・5-)
別記事(パンダはパンダじゃないし、メカ丸もメカじゃない)になりました。

『ブラッククローバー』(ページ184 夢想の世界)
バネッサ、食べるの苦しそう。
食べると魔力が増えるって魔法はめっちゃ便利だけど、やっぱり食べることそのものが負担にもなるよなあ。

サリーの「この世界からのぉ~出口!! 出口!!! 出口!!!! 創ってよっっ!!!」には笑った。
なるほど、「イメージしたものそのものが出る」けど「それ自体を思い通りにはできない」ってのはそういうことか。
うっかり出口をイメージさせられちゃったらそれが出ちゃうし、これはダメだと思ってもひっこめることができない。
これまで、この世界に閉じ込められて、そんな発想ができた人はいなかったんだろうな。
そりゃあ、そんな状況になったらパニクるだけで終わるもんなあ、普通。
サリー、さすがに頭がいいし、発想も柔軟。
これでマッドじゃなければなあ。

『ハイキュー!!』(第329話 全国三大エース)
最新刊の表紙の研磨がめっちゃこわい。
あれ、鳥籠の中の日向くんをみつめてる研磨の絵だよね。
古舘先生の、たまにカラーがホラーになる現象はなんなんだろう。

でも、今回のカラー絵は木兎なのでホラーじゃない。
てか、木兎までホラーになったらヤダな。
そして、胸でレシーブして、自分で「ナイスレシーブ!!!」って言っちゃう木兎があまりにも木兎で笑える。
てか、あれって胸をおさえて倒れる案件なんじゃないの?

桐生くんがあのスタイルになった経緯がせつない。
すごく抱え込んじゃうタイプなんだろうなあ。
木兎の周囲に甘えまくるスタイルとは対極にある感じだ。
でも、木兎に甘えられてる連中はなんだかんだで楽しそうだから、そのままでいい。

『火ノ丸相撲』(第220番 鬼丸国綱と草薙の剣、激昂)
チヒロが普通に柴木山部屋にとけこんどる。

久世が潮くんのこと好きすぎる。
「俊!! 聞いてよ!! 潮くんが復帰するって!!」って……なんかかわいい……。
台詞だけ抜き出すと、ケガして休んでた推しが復帰することに喜んで、友達に電話してる女子高生みたい(苦笑)。
桐仁くんが潮くんのストーカー呼ばわりされてたけど、久世も負けず劣らずだな。
こんな電話受けてたら、そりゃあ狩谷くんも潮くんを応援しなきゃ、って気持ちになるわ。

そして、狩谷くんの「良かったな…」が久世への愛にあふれすぎている。
久世は狩谷くんしか友達がいなさそうだけど、狩谷くんひとりでじゅうぶんだよね。

tag : 週刊少年ジャンプ

◆◇◆◇◆ 2018/11/01(木) ◆◇◆◇◆

『編集者なんてろくなもんじゃない!』ちょこっと感想

久しぶりに松井せんせーが『週刊少年ジャンプ』にお出ましですよ!
持ち込み体験エピソードを描いたエッセイマンガだけど、あまりにも松井せんせーらしくて笑いました。
ラストのコマの歴代4人の編集者さんの顔とか、『魔人探偵脳噛ネウロ』の悪役キャラで出てきそうな感じ。

『魔人探偵脳噛ネウロ』に出てくる浅田くんて、編集さんがモデルという話は前にもどこかで書いてらしたんだけど、久々にみるとこれはひどい(笑)。
ギャグなんだかdisってるんだかわからない感じがめっちゃ松井せんせーっぽい。
でも、浅田くん結婚して幸せになってたようだから、なんだかんだで愛がある! ……に違いない……多分……。


本編でも巻末コメントでも「新連載を目指している」と書いてくださっていて、本当にうれしいです。
『暗殺教室』の連載が終了して約2年半。
『魔人探偵脳噛ネウロ』が終わってから『暗殺教室』が始まるまで約3年くらいかかってたので、最初からそれくらいは待たされるだろうな、と覚悟していたので、まあ、まだ余裕です。
松井せんせーがまだ連載狙っているということをあらためて宣言してくださっているので、安心できます。
今の連載をしていない生活を満喫しているご様子も、たまに流れてくるので、それを眺めながら、新作をお待ちしております。

tag : 週刊少年ジャンプ

◆◇◆◇◆ 2017/09/24(日) ◆◇◆◇◆

『暗殺教室 殺たん センター試験から私大・国立まで! 問題集の時間』ちょこっと感想

『暗殺教室 殺たん センター試験から私大・国立まで! 問題集の時間』を買ったですよ。
『暗殺教室』関連の本が出るのめっちゃひさしぶり~。てゆーか、これが最後かもしれん。

ところであいかわらず内容がさっぱりわかりません。
どんだけ英語苦手なんだよ、私。

わからなくても、松井せんせーの新規絵が見れたので、本当にうれしかった。
特に、渚×茅野派にはかなりうれしい絵が入ってる。
でも、小説を読む限りでは、茅野ちゃんが不憫なことに変わりなし……。
まあ、キャラブック読む限りでは、社会人になっても進展ないのに、高校卒業時点で何かあったわけないよね。

茅野ちゃんがんばれ! 超がんばれ!
茅野ちゃんの方からアタックしかけない限り望みはないぞ、多分。
あとは、カルマくんをはじめとしたE組連中がおせっかいしまくるか、かなあ。

tag : 暗殺教室

カレンダ
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職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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