◆◇◆◇◆ 2017/06/25(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第十一話「ワノラル」感想

しょっぱなから謎イメージでなんだと思ったらザシュニナの夢だった。
ザシュニナって寝るんだ……。

コピーした真道さんを使って「ナノミスハイン」を世界中にばらまくザシュニナ。
ことはうまくいってるのに浮かない顔のザシュニナがなんかかわいい。
コピー真道さんをすげなくあしらって、オリジナル真道さんからもらった栞を撫でてるとことか、一途かよっ! ってつっこみたくなる。
おまけに読んでるの『ロミオとジュリエット』とか……。

てか、コピー真道さんてオリジナル真道さんを完全コピーしてるものかと思ってたんだけど、なんらか情報が落ちてたりまるめられたりしてて、劣化コピーになってるのか?
少なくとも、ザシュニナは違うものと感じているようだけど。

一方、閉じ込められていると思ってた徭さんは外と行き来してた……。
えっ? 出入り自由なの?
おまけに品輪博士やら花森やらひきずりこむし。
ザシュニナは気づいてる様子だから、あえて放置してるんだろうなあ。
真道さんがザシュニナを告発しても、せっかくふたりでつくりあげてきた異方との友好ムードを台無しにして、また異方は敵か味方かで人類社会に混乱を招くだけになりそうで、真道さんにとってそれは避けたいところだろう。
つまり、放置しても実害がないと思ってるんじゃないかな。
もしくは、心の底で、真道さんがどういう行動を起こすのか楽しみにしている?

それにしても、今回は花森がやたらかわいいな。
真道さんの寵愛(?)を受けまくってるのも納得のかわいさと忠実さ。

ここで、一話で写真だけ出てきた、ゼロ話でメインステージになっているというウワサの刑部鍍金が登場か!
真道さんが望むのはあくまでもザシュニナとの「交渉」。
でも、交渉に入るためには、「手土産」が必要。
その「手土産」を刑部鍍金さんにつくってもらおうということか。

徭さんは交渉反対の立場。
これは、交渉をなりわいにしている人としてはどうなの、とも思うけど、真道さんの身の安全第一の立場だからそりゃそうなるよね。
徭さんからみればザシュニナは自分が大事にしてきた繭に手を突っ込んでひっかきまわしてる極悪人だし。

でも、真道さんはまだザシュニナを信じてる。
交渉の余地があると思ってる。
そして、「ヤハクィザシュニナは驚きたいんだ」とザシュニナが本当に欲しがっているものを理解している。

交渉に必要なものは相互理解、というのは徭さんの理念でもあったはずだけど、それがザシュニナに対してごっそり抜け落ちちゃってるのは、やっぱり真道さんを傷つけられた時点で、徭さんの中ではザシュニナとは交渉決裂が確定しているんだろうな。

ところで謎スーツ着てる真道さんがおもしろすぎです。
なんであのデザインになるんだよ、とつっこみたい。
肩を出してるのは、少しでも動きやすいように、という配慮かな、と考えられるんだけど、それにしたってなんであのデザイン……。
品輪博士考案なんだよね。多分。

一方、ザシュニナはたくさんの真道さんの脱け殻(?)に囲まれていた……。
なんなのこれ。
複製体は短命なのか? と一瞬思ったけど、人類を異方に連れ出すための実験に使ってことごとく失敗した、という可能性もあるのか。

巨大化して関東全域を呑み込む勢いの「カド」。
そのさなか、ザシュニナの前に現れた真道さんと徭さん。

「ザシュニナ、話そうか」
「会いたかった、真道」
ここの真道さんの声のやさしさと、ザシュニナの声のせつなさ……。
悶える。
もう、「悶える」としか表現しようがない。
なんなのこのふたり。
うぉ~っ! ありがとうございますっ!

日本が潰れそうになってるのに、潰そうとしてる張本人のザシュニナに、これまでにないほどの愛情のこもったやさしい声を出す真道さん。
対して、恋する乙女感全開で「会いたかった」と応じるザシュニナ。
いや、あれだけコピー真道さんを使い捨てといて、その対応はなんだよ。
普通の感覚なら、オリジナル真道さんがこれほど大事なら、コピー真道さんもむげには扱えないように思えるのだが、オリジナル真道さん以外は粗大ゴミ扱いなのか?

真道さんと徭さんがくっついた! と思いきやこのザシュニナだよ。
ザシュニナと真道さんは、ザシュニナが「宇宙」にやってきて以来、ほぼべったり状態だった。
その間、ふたりは適切に距離を保ちながら友好関係を構築していったわけだけど、それを一方的に壊したのはザシュニナだった。
まあ、ザシュニナに壊すつもりはなかったんだろうけど、いろいろ見誤って壊してしまった。
でも、真道さんはまだザシュニナを見捨てていない。
そのメッセージをこめた言葉こそが「話そうか」なんだと思う。
まだ関係修復できると信じてる、というメッセージ。
こんな状況でそんなこと言えちゃうのが、真道さんという存在の特異さ。
で、それを感じてのザシュニナの「会いたかった」なのかな、と思うんだよ。
ああ、これこそが真道だ、と感極まって、あのなんともせつない声が出ちゃったんじゃないかな、と。

ザシュニナは情報が欲しかった。
だからこの「宇宙」に来た。
でも、それ以外にも欲しいものができてしまった。
ザシュニナもいろいろと混乱状態なんだろうなあ。

それにしても、真道さんハーレムすぎやしませんかね、このおはなし。
いや、大好きだけど、こういうの(爆)。

あと、今回、品輪博士がめっちゃかわいかったんだけど、異方に行くという話に反応してたあたり、この人、異方に行きたいのかな。
たくさんの情報に触れたい、という異方存在の欲求は、品輪博士ももっているものだし。


いやあ、今回のラストシーンだけで、もうこのアニメ観続けてきたかいがあったと思ったわ。
それくらい私の好みドストライクだった。本当にありがとうございました。
これ、ザシュニナは品輪博士を連れて撤退、真道さんは徭さんと結婚、というルートになりそうな気配なんだけど、真道さんが花森に何か頼んだみたいだからその内容によるのかなあ。
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◆◇◆◇◆ 2017/06/18(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第十話「トワノサキワ’」 感想

どえらく壮大なイメージではじまった今回。
「宇宙」を誕生から見守り続けてきた異方存在たち。
そして、「宇宙」に心惹かれるあまり、自分をデチューンしてまでそこに飛び込んだのが徭さんか……。
百憶年前から愛し続けてきたとはスケールがでかすぎる(苦笑)。

会話の感じだと、もう一人飛び込んでるとも受け取れるけど、どこかに潜んでいるのかね。
それとも、両方とも徭さん?

「私はこの宇宙の一番のファンだから!」ってのはまたすごい台詞だね。
要するに、初期設定するだけでただひたすら見守り続けてきたのが徭さんで、いろいろ手を加えてもっといいものにしてこうよというのがザシュニナか。

見守り続けてきた人類がザシュニナの示す道を選ぶ時、それを積極的に邪魔するのは「見守るだけ」というポリシーに反するし、かといって黙って見逃すのも我慢ならない、というのが徭さんの立場で、そうなった時に選べるルートは「説得」して別の道をみずから選ばせるくらいしかないわけね。

「こんなちゃちな低次元の繭ではなく、本当の世界・異方で」
これぞ超上から目線(笑)。
ザシュニナにとっては「異方」こそが真実の世界で、「宇宙」はただの「箱庭」。
ものすごく貴重だと思っていて執着はあるかもしれないけど、愛着はないって感じ。
失敗しても仕方ない。ひとつだけでも成功すればいい。成功するまでチャレンジする! ってのは、人間を使いつぶすことをなんとも思ってないからこその発想だもんなあ。
一方、徭さんは愛着だけしかないって感じかな。

でも、真道さんの血に触れた時のザシュニナのさびしそうな様子に、ザシュニナもまた揺れているのかな、と思う。
情報の塊としての人類ではなく、簡単に死んでしまう生物としての人類を、血は示しているんじゃないのかなって。

目が覚めたら自分のシャツを毛布がわりにして全裸女性が隣で寝てた、ってそりゃびっくりするよね。
体育座りをしつつ尺取虫のように徭さんから離れる真道さんがかわいすぎてかわいすぎて。
てか、眠ってる真道さんのシャツを脱がせてる徭さんを想像するとめっちゃ笑えるんだが。

「仕様上の問題で!」って、異方存在モードになると、その時点で着てた服がどこかにふっとんで再生できないとかそういうことかね。
ザシュニナみたいに服をどっかから取り出せないのかね。
その機能はパージしちゃったんだろうか。

ザシュニナはコピーした真道さんを使って、何事もなかったかのように計画をすすめるが、その表情は浮かない。
なんだかんだでザシュニナは切り捨ててしまった真道さんのことが気になってしかたがないんじゃないかな。

真道さんふたりになっちゃって、これことがすんだらどうすんだろう。どっちか殺すわけにもいかないし。
息子がいきなり双子になっちゃったら母親だって困るだろう、と思ってたら次回予告でもっと増殖してた。
いやいやいや、これどう収拾つけるつもりだよ。


めっちゃ壮大にはじまったかと思ったら、ラブコメになってて、このアニメ忙しすぎるんだが。
いや楽しい。
なんだかんだで楽しい。
予想がつかなすぎる。

あと、私はかなり真道さんのことが好きだな、って自覚した。

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◆◇◆◇◆ 2017/06/15(木) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第九話「ナノミスハイン」 感想(勝手に人間をリセットしてはいけません)

ザシュニナと改めて話し合いをしようと考えた真道さん。
なんですか、そのとんでもない長さのテーブルは。
缶ビールを両手で持って飲むザシュニナがなんかかわええ。

折り紙ワムはそれなりに普及しはじめているようだ。
「サンサ」を視て異方の感覚をつかんだ人たちが折れるようになったのかな。
電力を手に入れにくい人たちが、その恩恵にあずかっているところをみると、とてもいいことだと思えるんだけど、それを取り上げられた時の反動がこわいかなあ、と思う。

「カド」「ワム」「サンサ」に続く4つめのガジェット「ナノミスハイン」。
重力制御、慣性制御、質量制御をおこなう「ナノミスハイン」。
移動=仕事みたいなもんだから、これを自在に扱うことができるようになったら、失業者があふれるどころの騒ぎじゃないな。

徭さんに「真道さんのこと好きなんですか?」ってストレートにきく花森すごいな。
夏目さんにも同じこときいたようだし。
こういうの「デリカシーが足りない」とも受け取れるけど、花森だとなんか許せる感じが不思議。
「ぼくだって大好きですよ、真道さんのこと」とかナチュラルに言っちゃうような性格だからだろうね。
それにしても、真道さんモテすぎです。

異方は広大すぎて満たされない。
異方存在は常に情報に飢えている。
「情報で満たされたい」
それがザシュニナの願いか……。

「ナノミスハイン」は重力とかを制御するんじゃなくて、この宇宙のパラメータを設定するものだった。
いや、光の速さを設定しなおせるとか強力すぎだろ。
物理学者が頭を抱えそうな代物だな。

「真道、私と一緒に異方に行かないか?」ってプロポーズにきこえるんですがっ。
でも、どうやら失敗っぽいと思ったとたんに「これはカドが複製していた数時間前の君だ。こちらでやり直したいと思う」って……どういうヤンデレ。
失敗したからといって真道さんをセーブポイントまで戻すとかっ。
でもって、失敗した真道さんを処分するとかっ。
こわすぎるわっ。

とか思って、ふと、これまでにも何度か真道さんの知らないところで真道さんがリセットされてるんじゃ、とかいうおそろしいことを考えてしまった。
いや……ないよね……「カド」のどこかに失敗した真道さんがごろごろ転がってるとか……。

「君がこの繭の管理者だったのか」
いやいやいや……なんだこの展開。
徭さんが異方存在?
先週、家族まで出して普通の人間アピールしてたのに?
「繭の管理者」ってことはこの宇宙に常駐して人類を見守ってる存在ってこと?

いやはや、めっちゃひさしぶりにアニメみて「なんで?」ってリアルに口にしちゃったよ。
こんなにびっくりしたの久しぶりだよ。
これどうオチつけるんだよ。
と、めっちゃ混乱している。

ところで、ちょっと冷静になったところで、あのOP曲を歌ってるのが徭(CV.M・A・O)さんってこと自体が伏線だったのか? とか思いついたんだけど、どうなんだろうね。

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◆◇◆◇◆ 2017/06/04(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第八話「タルネル」 感想(アクセル踏みたい人とブレーキ踏みたい人)

ザシュニナがちゃんと真道さんにプレゼントした栞つかっててなごむ。


「サンサ」映像配信の是非を話し合う言野さんたち。
「もしもそれだけじゃなかったらどう責任をとれば」というのは、当然、考えちゃうよなあ。
真道さんとこの3人が今は大丈夫でも、将来的にどうなるかはわからないわけだし。
真道さんたちは感覚的に問題ない、という確信があるっぽいけど、裏付けというか、長期間にわたるデータ採りをしたわけではないしね。
でも、ならどこまで様子見をすれば安全か、というのもむずかしいところで、真道さんたちが老人になるまでわからないとか、対象が4人だけしかも成人男性のみではサンプルが少ないうえに偏りすぎだろ、とか考えてしまう。
「これは映像によるテロリズムだ」というSettenの幹部の意見ももっともだよなあ。

でも、言野さんもアダムも放送することを決めた。
自分がやろうとしていることがかなり危険だと承知したうえで。
ザシュニナというアクセルが利きすぎたら人類がみずからブレーキかけるやろ、という考えはわかるんだが、本当に適切にブレーキかけられるのかなあ。
一度、与えられたものは取り上げられたくない、って考える人は普通にいそうだよね。

それにしても、アダムは行動がいちいち早いな。背後で従業員が過労で倒れてそうだよ。
政治が動くのと、ああいうワンマン巨大企業が動くのとではスピード感が違いすぎる。
まあ、現実も、巨大新興企業がいろいろとやらかしても、法律や行政が追い付けていない感があるので、ある意味リアル。


徭さんのお父さんとお兄さん、なんかかわええ。
頭を机にぶつける勢いで「よろしく頼む!」と頭をさげるお父さんに、普通に「協力して異方問題に……」とか応じちゃう真道さんもなかなかのもんだけど。

徭さんは愛されて大事にされて育ったんだなあ。
両親と兄にかわいがられ、ぜいたくはできなかったかもしれないけど、外務省に入れる程度には高度な教育を受けることができている。
家族に愛されて、自然を愛し、それを貴んでる彼女にとって、この世界はすでに満ち足りたものなんだろうな、と思う。
だからこそ、「ここは私たちの場所です。ヤハクィザシュニナが壊していいものじゃない」と断言できる。
この世界を壊されたくない、と考える。

でも、満ち足りていない人は世の中にたくさんいる。
そんな世界を変えたいから、たとえうさんくさくても、ヤハクィザシュニナという存在が足りないものを埋めてくれるのなら、喜んで受け入れたいと考えるものもいる。

満ち足りていないというのは経済的な問題だけではなくて、たとえばSettenのCEOのアダムは富豪だろうけど、満ち足りていないんだろうなあ、と感じる。
たくさん持ってるけど満ち足りない。もっともっとたくさんの「おもしろい」が欲しい強欲で正直な人なんだろう。
進めない状況にいるから進みたい人と、進められるだけ進みたい人と、現状維持で十分だ、という人たちの溝は深いよなあ。

そういえば、徭さんはザシュニナを「自然の一部」ではないと思っているようだけど、あれはあれで自然の一部なんじゃないかな。
どこから現れたにせよ、現実に存在しているのなら、それは自然の一部だと思うんだけど。
真道さんの母親は、ザシュニナに家族はいるのか、とか考えていたけど、それってザシュニナも自然の一部と考えるからこその発想かな、って思う。


全世界同時配信された「サンサ」。
どれだけ事前警告されても、あんまり深く考えずに見ちゃった人もそこそこいそうな気がするよね。
あの街頭で観てた人たちの中に、たまたま通りすかりにうっかり見ちゃった、という人もいそうな気がするし。
意図的にみなかった人たちは様子見だろうな。私だったら様子見する。

それにしても、あのインタビューのザシュニナはいつもよりワントーン声が高いというか愛想がよい感じがして、それがだいぶうさんくさかった(笑)。
人間たちとつきあっていくうちにコミュニケーション的なものを身につけたんだけど、まだ板についてないのでうさんくさくみえるんだろうか。
「サンサ」を押し付けにきた、とかいうことじゃないといいけどね。

いやあ、なんかホラーになってきて、これから先を観るのがめっちゃこわいんですが……。

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◆◇◆◇◆ 2017/05/28(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第七話「サンサ」 感想(変えるものと変わるもの、そして、変えたくないもの)

SettenとかいうIT企業のCEOアダム・ワードにヘッドハンティングされた言野さん。
アダム・ワードはザッカーバーグとかジョブズ的な人かな?
新しいものと珍しいものが大好きで、しかもそれが金になるとあれば、青天井で資金を投下しそうな感じだ。

それにしても言野さん、クルーたちに信頼されてんなあ。
そこそこ安定してそうな会社を辞めてでもついていくとか、なかなかのもんだよ。
それにしても、言野さん次のお仕事はじめるのはやいな。
まあ、状況は刻々と変化してるから、1日でも間をあけるは耐えられない、みたいなところはありそう。
こういう人は眠らないからだを大歓迎するだろうな。


「カド」がお引越しした狭山では反対活動が起こっていた。
「太陽を返せ!!」はともかく「洗濯物が乾かない!」はなんか笑った。
でもまあ、あれだけでかいもんがどんとあると、常に日陰になっちゃう建物はでてきそうだよね。窓を開けると「カド」しか見えないとか。
風の流れも変わりそうな気がする。ビル風ならぬカド風が吹いてたりして(笑)。
しかしその一方でカドカステラとかカド饅頭とかつくって商売にはげむ人たちもいるわけで、やっぱり反応は一様ではない。
てか、カドカステラとかそのうち本当に販売されるんじゃないか?

そして、狭山湖畔には自衛隊や警察のキャンプ村ができてて、周辺のひとたちにとっては一種の特需が起こってそうだ。
外務省は観光用のロッジみたいなところを借り上げてるのかな?

「カド」の中、飛行機がなくなってた。あれはお引越しの際に返却したのかな。
かわりにちっちゃいピラミッド的なものと本の山ができてた。
真道さんはずっとこの中に閉じこもってるとか言ってたけど、ザシュニナとずっと会話してるのかね。
それともお互い黙々と本を読んでるのか。

あの脳みたいな形のは「サンサ」という名前らしい。
なぜだか真道さんの脳をコピーして遠隔操作みたいなことをするようなしろものと思い込んでいたんだが、そうではなく、異方の感覚を得るための装置らしい。
自分という存在は、別の次元にも存在していて、それを知覚できるようになるのが「サンサ」という解釈でいいのかな。

眠らなくていい、というのは自分のからだを休ませなくていい、ということではなくて、自分で気づいてなかった自分を働かせてワークシェアリングしているということか。
つまり、自分が3人いれば8時間交代で「働いてる自分」「ホットスタンバイしている自分」「コールドスタンバイしている自分」をルーティンさせることができて、8時間しっかり眠れて、かつ、自分をサポートしてくれる自分がいるからちょっとやそっとじゃダウンしないシステムがつくれる! とか考えちゃうのがシステム屋さんの習性。

ザシュニナに栞をプレゼントする真道さんが、めっちゃ良い。
なんというか、真道さんにとってザシュニナは隣人というか友人というか、とにかく、得体のしれないエイリアンではないのだなあ。
折り紙がついてるけど、実家にたくさんあった折り紙といい、趣味なのかね。真道さんか、お母さんの。

なぜかお祭りにいくことになったザシュニナと官僚(元含む)たち。
ザシュニナ、キツネ面が似合いすぎ~。お祭り満喫しすぎ~。
そして、あたりまえのように花森をこき使う真道さんに笑う。

ザシュニナは本当に人間っぽくなってきた。というか、かわいくなってきた。
真道さんが異方の感覚を得たように、ザシュニナも「好き」とか人間の感覚を受け入れていく。
そんなザシュニナをみてるから、真道さんは、いろいろと障害はあっても人類とザシュニナは共存していけると、ごくあたりまえに信じてるんじゃないかな、という気がする。
でも、ごくあたりまえにあんなとんでも存在と共存していけるわけがない。人類社会の負担が大きすぎる、と思う人たちもいて、徭さんはそのタイプなのかも。

「ヤハクィザシュニナを異方に帰したい」という言葉は、ザシュニナを悪い存在だとは思ってないけど、ザシュニナがもたらすもののメリットもわかるけど、こんな急激な変化で混乱を招かずとも、人類は時間をかけてゆっくりと進化していけるはずだから、こんな余計なおせっかいする人には早々にご退場願いたい、という気持ちなのかな、と。
夏目さんは意外と徭さんに近い認識をもってて、だけど真道さんを信じてるから、徭さんみたいにダイレクトなことを言わないだけじゃないかな、とも思う。真道さんがやることならそんな間違ったことにはならない、と思ってそう。

「ワム」は生活を変えるけど、「サンサ」は人そのものを変える。
これは「ワム」以上にむずかしいものだよなあ。

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◆◇◆◇◆ 2017/05/14(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第六話「テトロク」 感想(人類補完計画?)

世界中に発信された「ワム」の作り方。
しかし、今のところ製作成功率0.1%未満。確実につくれるのは真道さんと品輪博士だけか……。
でも、成功しても黙っている人とかいそうだよね。私ならきっと黙ってる。いろいろとめんどくさそうだから。
この成功率の低さのおかげで、世界が一気に混乱状態、ということにならずにすんでるわけか。
そうなると、国連の手に渡った「ワム」もそんなに価値がさがってるわけではない?

品輪博士は精神構造が子供に近いから「ワム」がつくれる。
一方、真道さんはザシュニナによって異方の影響を強く受けすぎているから「ワム」がつくれると……。
ザシュニナと最初に接触したのが真道さんだったから、ザシュニナも力加減がうまくできなかった?
「プレミアムな人類」とか言われてもうれしくないよなあ。

「カド」に取り込まれた乗客たちの解放のめどが立ったところで、次に問題になるのは「カド」が羽田空港を占拠していることか……。
そりゃあ、羽田が1ヶ月も使用不可とか、経済的な損失がものすごいよなあ。
乗客が中にいる間は乗客の安全優先だろうけど、その問題がなくなったら速やかに適当な空き地に移動して欲しいよな。
まあ、適当な空き地といってもあんだけどでかいものを置いて誰からも苦情が出ない場所なんて、日本国内にはありそうにないけど。
かといって、国際紛争の火種になるだけだから、国外に出すこともできないしねえ。

真道さんのお母さん、めっちゃ美人!
女将さん目当てにこの料理店に来るお客さん多そう。
スーツじゃない真道さんがめっちゃ新鮮なんだけど、この母子、ものすごく仲が良いなあ。
なんというか、距離感がとてもいい感じだ。ちゃんと親離れ子離れしたうえで、心が寄り添い合っているような。

そしてついに、最後のひとり・花森が表に出る。
1ヶ月もあんなところに閉じ込められてたのに元気だなあ。
元々の性格の明るさと、真道さんという心の支えがあったからこそだろう。

でもその尊敬する真道さんに「明日は朝6時からだ」と言われて、目から光が失われる花森に、悪いけれど笑ってしまった。
いや、1ヶ月ぶりに外に出られた! と思ったら、翌朝6時にはもう次の仕事かよ! ちょっとは遊ばせてあげなよ!
ずっと「カド」の中にいた花森が今さらスタッフに加わってもたいしてやれることないだろ。肩書的にいた方がよいのかもしれないけど。
外務省がブラックすぎる……。

そしてついに「カド」移動。
予告で真道さんとザシュニナが選挙カーみたいのに乗ってたのは、「カド」を先導するためか。
真道さんが車両防護を頼んだのは、ふたりがテロのターゲットにされる危険性があるからかな。

首都圏を角と辺を使って移動する「カド」の絵がめっちゃシュール。
だけど、移動位置が正しいことを測量士さんが確認していることで、なんか妙なリアルさが出てる。
電車の中から、野っぱらから、公園から、「カド」の移動を見守る人々。
テレビの中で起こっている出来事を、ようやくリアルとして実感できた人も多かったんじゃないかな。

そんなわけで狭山湖にお引越しした「カド」。
対策本部の人たちもあの近辺にお引越しか?

「真道、きみはいつから寝ていない?」
このせりふは正直、ぞわっとした。
おまえは真道さんに何かをして、ずっと経過観察をしてたのか?

第4話で真道さんが「アドレナリン出っぱなしで眠気が少ない」とか言ってて、それって真道さんがザシュニナの代理人という役目にめっちゃ燃えてるってことなのかと思ってたんだが、あれがまさか伏線だったとわ。

「きみたちはもう眠らなくてすむ」と言うザシュニナのやさしげな声のなんとおそろしいこと。
いや、エネルギー問題が解決されたんで、ゆっくり眠りたいです(笑)。

エネルギーがなければ現代社会はまわらないけど、それでも、肉体の外側にあるものだ。
けれど、脳は人体の中核であり、もっともデリケートな部分といえる。
そこに手をつっこむようなことをされて、恐怖を感じない人はいないだろう。
ザシュニナをもっとも理解している人類である真道さんでさえ、かなり動揺してたもんなあ。

人間が眠らなくなったことで、何を得られるというのか?
ザシュニナは人類に何を求めているのか?
さあ、いよいよブラックになってまいりましたよ!(苦笑)


次回予告の感じからして次は総集編?
はやくこの続きをみせて欲しいんですけどっ!

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◆◇◆◇◆ 2017/05/06(土) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第五話「ナノカ」 感想(紙製爆弾の破壊力)

また「カド」を攻撃してる自衛隊さん。
これはザシュニナ公認で「カド」に対する自衛隊の武器の有効性のデータ採りをしてるのか?
あいかわらず暖簾に腕押しって感じだけど。

ザシュニナついに羽田から離れる。
この人(?)、「カド」から離れちゃったら普通の移動手段をとるしかないのか?
でも、あいかわらず両腕がふわふわ浮いてるとこをみると、普通に空も飛べそうな気がするんだよなあ。瞬間移動(異方を経由した空間の通り抜け)とかも。

どでかい電波暗室に拉致(?)されてた品輪博士。
研究から引き離されて「帰りたい」とか言ってたけど、ザシュニナをみたとたんに目の色変えるあたり正直者。
なんでザシュニナは品輪博士の胸に手を置いたのかね、そこから動くな、くらいの意味だったのかね。
しかし、腕を食べようとするとか、品輪博士すごすぎる。
一瞬、驚いたようだったけど、すぐに冷静になって「異方存在は食べられません」とか冷静に忠告する真道さんがおもしろい。

「ワム」という存在に対して、そんなものなくていい、という考えの徭さん。
そう考える人は多そう。
だって、そんなもんなくても生活できてるわけで、こんな急激な変化なんかあっても困る、というのは正直な感想だろう。
でも、現状、切実に「ワム」を必要としている人たちも多分いる。「ワム」が1対あるだけで凍死せずにすむ、とか。
それでもって、逆に「ワム」で生活の糧を失う人だって出てくるわけだ。エネルギー産業に従事している人たちとか。
利害が一致する余地なんかないように思えるんだけど、余地もなんもかんも強引に塗りつぶす、ってことを真道さんはしようとしているんだろうな。
でも、相手を納得させられなかったら交渉じゃない、という信念を持ってる真道さんが、なんの材料もなしにそんなことをしてるとは思えないので、まだまだいろいろ隠してるんだろうな。

「ワム」を前に謎のダンスを踊る品輪博士(笑)。
真道さんが黙って位置の微調整とかしてたけど、真道さんはすでにすべて理解しているということ?
つまり、真道さんはチューターになるために、あそこに残った?
正直、ザシュニナが品輪博士に知識を注入するとか予想しててほんとにすまんかった。
品輪博士、ヒントを与えられただけで自力で解明しちゃったよ。ノーベル賞を10回とれるほどの頭脳は大げさでもなんでもなかったんだな。

有限のものだから奪い合うことになる、無限のものなら奪い合う意味がない。
まあ、疲れるだけだからね。
だから、無限だと認識させればよいのだ、ということなのかな、と思うわけだが、実際のところ本当に無限なのか? という疑念がつきまとうんだよね。
ある日、突然、蛇口から水が出なくなって、「ああ、元栓しめましたから」みたいなことになったらコワいもん。

「ワムは善でも悪でもない、ただのエネルギー源だ。責任は使う側が負うことです」
これは非常に強くて正しい言葉だと思うんだけど、強い人ばかりじゃないし、正しい人ばかりじゃない。
それを呑み込んでなんとかやっていけるようにする、というのが「国」というシステムの存在意義なんじゃないかと思う。
総理も真道さんも、それを丸呑みしてでも、人類を次のステージに引き上げたい、という考えなんだなあ、多分。

録画、録音、インターネットへのアップロードを許可したうえで、「ワム」の作り方を大公開!
いや、あれ折り紙でつくれるもんだったの?
この展開はびっくりだよ。
そう簡単につくれるものではなさそうだけど、動画を注意深くみて、長時間ねばればなんとかなるのかな。
前回「爆弾を落とす覚悟」とか言ってたけど、爆弾が紙製とは思わなかったよ!

そうなると、なんでザシュニナは1日10対くらいしかつくれなかったのか? という気になってくるが、ザシュニナがやってる作り方とは違うやり方を品輪博士が編み出したってことなのかもしれん。

国連の要請を丸呑みした以上、国連には日本を糾弾する口実がない。
「ワム」を独占してるわけではないし、「兵器」と認定されているわけではないものの製造方法を拡散したところで、罪に問えるわけもないしね。
でも、国連というか常任理事国側は大激怒だよね。

そういえば、徭さん、右手の薬指に指輪してたけど婚約者がいるのか、ただのファッションなのか。


今回、真道さんとザシュニナの別行動が多かったな、と思ってたら、次回予告では抱きついたり(?)、なかよく選挙カー(?)に乗ってたりしてたよ!
ところで今回のサブタイトルの「ナノカ」ってなんなんです?

tag : 正解するカド

カレンダ
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プロフィール

ひでみ

Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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