◆◇◆◇◆ 2010/12/28(火) ◆◇◆◇◆

『M-1グランプリ 2010』感想

初回から欠かさず観続けてきた『M-1』も今回が最後。
この番組のおかげで、かなり久しぶりに漫才のおもしろさを再確認したよなあ。
とかしみじみとしつつ、各コンビの感想を簡単に。

カナリア
ちょっと空回ってたかなあ、という感じ。基本的にはちゃんとうまいと思うんだけどねえ。

ジャルジャル
これもちょっとうわっすべりしてるかなあ、と思ってたら、ジャルジャルらしいひねりが入ってた。個人的には好きだけど、「これは漫才か?」と問われると確かに返答に困るかなあ。
コントと漫才のハイブリッドと受け止めればおもしろいかもだけど、漫才としてみると中途半端な感じになっちゃうんだなあ。そしてこれは『M-1』だもの。

スリムクラブ
笑った。多分、今年で一番、笑った。なんかもうおもいっきしツボだった。
おっそろしく長い間で「時間が惜しくないのかな」という松ちゃんの寸評におもいっきりうなずいてしまった。4分のうち2分くらいは音声入ってないんじゃないの? って気がするくらい。
ああいう場所でスローペースを保つのは結構むずかしいと思うんだ。POSON GIRL BANDがそれでちょっと失敗してるしね(苦笑)。
「この世で一番、強いのは放射能」にはうっかり納得しちまったい(苦笑)。

銀シャリ
ものすごく正統派な漫才でうまいと思うんだけど、スリムクラブの後なせいか、ものすごく平凡な感じにみえちゃったというか。
う~ん。スリムクラブの前だったらちょっと違ってたのかなあ。

ナイツ
こちらも正統派。でもこっちの方が貫禄あるような(笑)。私的には銀シャリよりもナイツの方が好き。

笑い飯
去年の鳥(+)人に引き続きサンタ(クロース+ケンタ)ウロス。……いやあ、この舞台で続編ができるってすごいよねえ、考えてみれば。
おもしろいしうまいんだけど、ちょっと慣れてきちゃったのかなあ、とも思う。
なるほど、正統派のおもしろさというのは、慣れてもおもしろい、むしろ、慣れてからの方がおもしろい、というところにあるのか、と思ったりして。
そう考えると、正統派な漫才をやりながら独自の個性も持っているチュートリアルってのは強いんだなあ。

ハライチ
好きなんだよ、ハライチ。なんかめっちゃかわいい
でも、確かにちょっとひねりがないかなあ。

ピース
つまらなくはない。台本もうまいと思う。ただ、なんとなくめんどくさい(苦笑)。

パンクブーブー
やっぱりうまい。きちんとしてる。ただ、ここの漫才もめんどくさかった(苦笑)。


さて、残ったのは、笑い飯、スリムクラブ、パンクブーブー。
まあ、妥当なとこが残ったよね。
正統派系+飛び道具系(笑)+笑い飯という決勝の組み合わせは、おなじみというかなんというか。


スリムクラブ
いきなり歌いだしたり、なんというフリーダム。
そして、「なんとかならんかねえ」→「民主党ですか」って、いきなり政治ネタっ!
なんかもういろいろとおもしろすぎるっ。

笑い飯
今年は下ネタ回避したんだ(笑)。

パンクブーブー
1回目と同じネタにみえて、観客が若干、ひいてるのがわかった。
あのネタにこだわりがあったのかもしれないけど、これしかもってないのか、と客に思わせたらアウトだよなあ。


というわけで、スリムクラブ3票、笑い飯4票で笑い飯の優勝。
イメージ的には「優勝」というよりは「功労賞」かなあ。
技術点というか難易度としては明らかに笑い飯の方が高いんだけど、スリムクラブのインパクトが強くて、それがいろいろとむずかしいんだよ。「漫才」というカテゴリは同じだけど、ジャンルがまったく別のものだからねえ。
でもまあ、個人的には納得かな?
『M-1』が「漫才」を競うものであるかぎりは、やっぱり「漫才」としての完成度というものを無視できなかったんだろうなあ、ということで。
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tag : M-1

◆◇◆◇◆ 2009/09/23(水) ◆◇◆◇◆

『キングオブコント2009』感想

『キングオブコント2009』を観た。
基本、漫才派なもんであんまりコント番組は観ないんだけど、ダウンタウンが司会だからね(←単なる松本信者)。
え~っと、正直なとこ言っちゃうと、ダウンタウンが一番おもしろかった(爆)。
なんか、他の司会番組に比べて松ちゃんが積極的な感じがしたんだけど、気のせいかなあ。
後輩たちがたくさんいたから、盛り上げてあげよう、って気持ちがあったのかも。
とにかく、妙に松ちゃんが楽しそうに見えて、それがなんかめっちゃうれしかった(←だから単なる松本信者)。

繰り返し二人が、自分たちが評価を口にするわけにはいかない、的なことを言ってたけど、審査員役の芸人さんたちはみんなダウンタウンの影響を受けてる世代だからねえ。たとえ、あの芸人さんたちがダウンタウンの言葉に左右されてないとしても、左右されてるんじゃないか、とゆー疑惑を招くようなことは避けた方がいいよなあ。
『M-1』では司会の今田さんが好きに感想言ってるけど、あの番組の審査員は今田さんの言葉に左右されるようなメンツではないもんなあ(苦笑)。

前置き長すぎたけど、さて本題。

コンビとしてはしずるが一番、おもしろかった。これは単純に私の好みの問題だと思う。

サンドウィッチマンはさすがに高値安定。いつみても高水準でおもしろい。崩れない。
それでも優勝できなかったのは、インパクトの問題かなあ、と思う。
なんてゆーか、1回目と2回目はちゃんと違うネタだったのに印象が同じで、東京03が2回目で突き抜けた点数を取れたのに対し、サンドウィッチマンは何度やってもハイレベルだけど同じ点数なんだろうなあ、とか思っちゃったわけで、そこがマイナスに働いたんだと思う。
2回ともあれだけの高得点て、ものすごいことだと思うんだけどね。

東京03を観てて、ものすごくあたりまえなことに気づいたんだけど、コントにおいて「キャラ」がひとつ多いとゆーのはやっぱり有利なんだなあ(←ホントーに今更)。
コンビだとどうしても「ボケ」と「ツッコミ」とゆー「役割」が固定的になってしまうんだけど、東京03を観てると誰がボケで誰がツッコミなのかがわからない。
ストーリーにふさわしい「キャラ」がそこにあるだけ。
東京03のメンバーがみんなキャラが薄い(失礼!)とゆーのも、「キャラ」に先入観を与えない、とゆー点でプラスなような気がする。

もちろん、東京03だけがトリオだったから優勝できた、なんてそんな単純なことを言うつもりはない。
おもしろい台本にしっかり「キャラ」が乗ってて、松ちゃん言うところの「ノーミス」。
つまり単純に、うまい、とゆーこと。
優勝する理由として、あたりまえすぎるくらいあたりまえなことだよね。

ところで、トータルテンボスの藤田くんが言った「もっとウケてもよかったかなと思います」は2年か3年前の『M-1』をひきずってのネタかと思ったんだが……そんな昔のネタを誰が覚えてるんだよ(苦笑)。

あと、前半戦のナレーションが中井和哉さんで、目を閉じると土方(from『銀魂』)がナレーターをやってるようで楽しかった……って、どーゆー楽しみ方だよっ(爆)。
◆◇◆◇◆ 2009/01/09(金) ◆◇◆◇◆

『ザ・ドリームマッチ09』感想

正月の三が日を演芸番組見倒して過ごしたんだけど、その中で一番、笑えたのが『ザ・ドリームマッチ09』だった。
実は『ドリームマッチ』は初回から欠かさず観ていて(←ダウンタウンの番組だから)、毎年、友人とメールで感想をやり取りするとゆーことをしてたんだけど、今年は特におもしろかったんで、ブログの方に載せることにしてみた(「お笑い」カテゴリが実質「M-1」カテゴリになってるんでそれを回避する狙いもあったりして(苦笑))。
それにしても書くのに時間かかりすぎて、すっかり時機を逸してしまったような気が……。

まずは組み合わせを決めるためのフィーリングカップル。
前回も前々回もこのパートが一番おもしろかった(←ある意味、本末転倒)。
ウドちゃんとウッチャンのふってふられての攻防戦がおかしかった。
で、大竹、ウドちゃんとゆーここんとこのなじみにふられて、昔なじみの松ちゃんにはしった(?)ウッちゃん。
ホリケンとウッチャンが自分を選んだと知った松ちゃんのものすごく複雑な表情が印象的だった。
それにしても、松ちゃんとホリケンの組み合わせは是非見てみたかったなあ(次回に期待)。

一組目はブラックマヨネーズの吉田くんとキャイ~ンの天野くん。
ものすごい失敗もなさそうだけどものすごい冒険もなさそうな組み合わせだなあ、と思ったんだけど、その通りになってた(苦笑)。
それにしても、こんな即席コンビでもちゃんとした漫才になってたのはやっぱりスゴイよなあ。

二組目はバッファロー吾郎の竹若さんとバナナマンの日村くん。
『キングオブコント』の優勝コンビのボケと準優勝コンビのツッコミとゆー、これまた大失敗がなさそうな組み合わせ。
普通におもしろかったけど、バッファロー吾郎色が強すぎて、日村くん独特の毒気みたいのがまったく出てなかったのが残念だったかなあ、と。
初登場のお二人が三時間でつくりあげるものに、そこまでのクオリティを求めるのは酷過ぎるってのはよくわかってるけど。

三組目はネプチューンのホリケンと雨上がり決死隊の宮迫。
ホリケンが宮迫をふりまわしまくりっ。
宮迫ってこんなにガマン強い人だったんだなあ(←失礼)。
で、かなり変則的ではあったけど、ちゃんと漫才に仕立て上げた宮迫はホントにエラい!
コントロールできないものならいっそのこと徹底的に振り回されてやろう、とか思ったのかなあ。
いや、ホントにめっちゃおもしろかった。うっかり声あげて笑っちゃったよ。
振り回される方の受身の技術が優れていれば、ケガをすることはないとゆーことか。

四組目はバナナマンの設楽くんと雨上がり決死隊の蛍ちゃん。
ほのぼの色が漂う組み合わせ。テンションとゆーかトーンが合ってる感じがする。
落ち着いたテンポできれいにまとまったコントだったけど、事前VTRのせいでオチがわかっちゃったのが惜しかったかなあ、と。
事前VTRを観てなくても読めてたような気もするけど(苦笑)。

五組目はさまぁ~ずの大竹さんとブラックマヨネーズの小杉くん。
大竹色全開だったなあ。ここは。
てゆーか、この番組にあって大竹は常に大竹だ。

六組目は次長課長の河本くんとTKOの木本。
こちらは河本色全開。やっぱりどうしても台本書いた人のカラーになるんだね(当然といえば当然か)。
てゆーか、木本が元々、カラーが薄いキャラなんだよ。
濃いキャラ満載の世界の中ではこーゆー方も必要なのかと思う。河本くんの相方の井上くんがやっぱり色素が薄い感じの人だし。

七組目はジャリズムのナベアツとバッファロー吾郎の木村さん。
輪ゴムマニアの男とゆー設定が秀逸だったなあ。
私的にめっちゃツボで、台本だけでいけばこれが一番、おもしろかったと思う。

八組目はダウンタウンの松ちゃんとウッチャンナンチャンのウッチャン。
正直、反則じゃないか? この組み合わせ(苦笑)。
それでも、松本人志ファンとしてはやっぱり見たい。
他の出演者が大喜びだったあたりに、皆、ダウンタウンを見て育った世代なんだねえ、とホロリ。
そういえば、志村けんとダウンタウンの二人とウッチャンが映ってる画面て初めて見たような気がするんだが。

松ちゃんのシュールさとウッチャンのシュールさが見事にマッチした、二人のスタイルの王道と言っていいコントだったと思う。
この二人の笑いはかなり相性がいいんだなあ、と再認識。
『夢で逢えたら』というよりは『ごっつええ感じ』でやってたコントを思い出したんだけど、考えてみれば、私、あんまり『夢で逢えたら』を見てなかった(←『ごっつ』で松ちゃんにハマったクチなんで)。
これまで後輩と組み続けてきた松ちゃん(あたりまえだ)が、ようやく対等の立場の相方を得て、今までで一番、生き生きしてみえた。
ホントにもうそんな松ちゃんを見られただけでも幸せ!
しょっぱなの松ちゃんのローライズのセクシーさだけでテンションMAXだったけど!(爆)
それにしても、見事にツッコミ不在なコント。てか、ツッコミ不在を前提につくったコントなんだろうな。
そもそもウッチャンをツッコミにすること自体が間違ってるし……(それを言うならホリケンも)。
おもしろかった! ものすごっく!
松ちゃん、またコント番組やる気ないかなあ(制約が多くていやだとか言ってたけど)。

九組目はTKOの木下くんとさまぁ~ずの三村(ここだけ両方とも吉本じゃないコンビ)。
もんのすごくベタな催眠術コント。だが、なんかやたら笑えた。
木下くんがめっちゃかわええ~。どでかいテディベアだよ、木下くんは。
それにしても、三村、カミすぎ。
「催眠ワールド」を「サムライワールド」って言っちゃった時は笑うよりも驚いちゃったよ(しかも二度もやった)。

十組目は次長課長の井上くんとキャイ~ンのウドちゃん。
組み合わせを見た時点で、一番、不安感が強かったコンビ(苦笑)。
終始、ウドちゃんをたてる形でコントは進み、途中から何を見てんだか首をかしげだす始末(笑)。
これはボケとツッコミでも、Wボケでもない新形態。とろサーモンがやってたスカシ漫才とも違うしな。
強いて言えば、ボケと受け流し?(←ネーミングがいまいち)
井上くんが時折、思い出したようにツッコミするのが妙に笑えた。
これはこれで、ウドちゃんを最大限に利用した戦術。井上くん、意外とやるな(←ナニゲに失礼)。

今回、出場コンビが増えるってことで、グダグダにならないか? とか思ったんだが、バリエーションが楽しめてめっちゃおもしろかった。
なによりも松ちゃんとウッチャンのコントが久しぶりに見れたのがうれしかった。
久しぶりに満腹感のある番組を見たなあ。
満足。満足。
◆◇◆◇◆ 2008/12/27(土) ◆◇◆◇◆

『M-1グランプリ2008』感想

今年も観たよ! の『M-1グランプリ』。
なんかもう一週間近く前のことで、今さらな感じなんだけど、とりあえず書く。
それにしても、去年、1件しか登録できなかった「お笑い」カテゴリは、今年も1件だけになりそうだ(カテゴリ名を変えるべきかも)。

一番手はダイアン
2年連続で決勝までくるくらいだから、おもしろくないわけがないと思うんだが、2年連続で残念なことに。
特に前半はうわっすべりしてる感じだった。
てか、去年も思ったんだけど、このコンビの方向性がさっぱり見えない。
なんだろ。よっぽど私のシュミに合わないんかなあ。

二番手は笑い飯
この番組のレギュラーと化しているが、この番組においてレギュラーってのはあまりめでたくないような。
結成10年よりも前にとっとと優勝して卒業するのが、やっぱり理想かと思う(一度、優勝してまた戻ってきたフットボールアワーは、その意気や良し! って思うけどね)。
このコンビの場合はスタイルが変則的なだけに、レギュラー化しちゃった「損」の部分の方がでかくなってきたような気がする。
で、今回、観ている途中で、「ああ、今年もダメだったか」と思っちゃったのがなんともさびしかった。
なんだろう。笑い飯、好きなのに……。
ちゃんと振れてるのに決定打がでない感じっつーか。

三番手はモンスターエンジン
うまいと思うのにっ。なんかちょっと乗りきらない。

四番手はナイツ
寄席をホームグラウンドにしているらしいが、確かに寄席っぽい空気がある。
以前、いしかわじゅん先生がデビュー当時の高橋留美子先生を表して「新人離れして古い」とおっしゃったが、まさしくそんな印象。
古いってのは悪い意味じゃなくってね、手だれてるってくらいの意味合いなんだけど。
若手にありがちな青臭さがないってのもあるかな。

五番手はU字工事
私の中では事前の一番人気だった。『とらのもん』で準レギュラーだった頃から好きだったんよ。
あいかわらず栃木弁で栃木ネタを押しまくってるなあ。
やっぱりおもしろいしうまい、っちゅーか、単純にこの漫才のテンポが私の好みなんだと思う。

六番手はザ・パンチ
『レッド・カーペット』で何度か観てて、おもしろいなあ、と思ってたんだけど、あれは1分ネタなんで4分になったらどうなんのかなあ、とちょっと興味をもって期待してた。
なんか、長くなったらちょっとダルい感じになっちゃったかなあ。
緊張しすぎでいろんなものがかみ合ってなかっただけなのかもしれないけど。

七番手はNON STYLE
テンポが速くて、しかも崩れない。漫才がしゃきしゃき進む。単純に、うまい! と思う。
どーでもいいけど、決勝の「イシダアキラ。ありふれた名前」とゆーネタに笑っちゃった人たちの何割かは声優ヲタクかと思う(笑)。

八番手はキングコング
しっかりおもしろいってゆーかうまいって感じで、私的には去年よりもいい感じだったんだけど、それってキングコングらしくないってことだったんだろうなあ、と思う。
まとまりを重視して、キングコングらしい過剰な感じが失われたのかも。
これを全然、知らないコンビがやってたら相当いい点数だったのかもしれないな。
テレビへの露出が多い分、先入観とゆーか期待値が高くて逆に損したような気が。

敗者復活枠はオードリー
このコンビも『レッド・カーペット』でおもしろいと思ってたコンビなんで、敗者復活枠で出てきてくれてうれしかった。
寒空の中、半袖でがんばってたボケの春日くんはマジ尊敬する(←寒いのがダメな人なんで、私)。
ツッコミの若林くんはなんか妙にカワイイ。
このコンビも1分ネタしか見たことなかったんだけど、4分ネタの方が落ち着いてる感じでよいなあ、と思った。
春日くんが噛んだ時にそつなく乗り切った若林くんはえらかったよ。
まあ、春日くんが噛んでも許されるキャラだってこともあるけど。
だいたいのコンビの場合、ツッコミがペースメーカーだから、ツッコミが落ち着いてると大ケガすることは少ない。
いやあ、こんなにおもしろかったんだなオードリー。
今回、一番うれしかった発見。

決勝に残ったのはオードリー、NON STYLE、ナイツ。
最終的にはオードリー5票、NON STYLE 5票、ナイツ0票でNON STYLEが優勝。
この番組、だいたいの場合は優勝コンビが一発KO勝ちって感じなんだけど、今回は判定勝ちって感じで、決定打がなくって点数を積み上げてみたらNON STYLEが勝ってたような。

今回、私の中ではダントツ、オードリーが優勝だった。
敗者復活枠から決勝に進んで、その時は優勝を逃したけど、翌年、正規ルートで決勝に出て優勝したアンタッチャブルの例もあるんで、がんばって欲しい。

tag : M-1

◆◇◆◇◆ 2007/12/24(月) ◆◇◆◇◆

『M-1グランプリ2007』感想

昨日は年に一度の『M-1グランプリ』だった。
私はこの番組を初回から欠かさず見ている。
最初は、松本人志が審査員で参加する、ということで見た。私、松本信者だから(笑)。
だけど、もともと漫才は好き。
生まれて初めて、漫才っておもしろい、と思ったのは、テレビでおぼんこぼんの漫才を見た時だった(おぼんこぼんを知ってる人ってかなり少ない)。
そして、その後いろいろと流れて、ダウンタウンで止まってた私に、新しい漫才のおもしろさを教えてくれたのがこの番組だった。

今回、一番手は笑い飯で、二番手はPOISON GIRL BAND。
この2組がオープニングってのは、くじ引きでもなければありえない組み立てだよなぁ。
両方とも変化球系だから、直球に混じってはじめてその特質が生かされるわけで、しょっぱなから変化球を立て続けで、その後、直球が続くってのは、あんまりない配球だよなぁ(三橋がピッチャーとしか思えない‥‥ってカテゴリ違い(笑))。
両方とも水準以上におもしろいのは確かだと思うんだけど、いまいちパッとしないんだよなぁ。
なんか、前回、前々回のM-1と同じ失敗を繰り返してるような気配がする。
笑い飯は以前、深夜番組で長尺の漫才をやってたことがあって、これがめっちゃおもしろくって、松本人志が「スロースターターだから」と嘆くように言った理由がわかったような気がした。
最初からエンジン全開ってタイプじゃなくって、徐々に盛り上げてくタイプだから4分という時間制限が不利に働くんだろうなぁ。
何回も決勝に出てきて、Wボケというスタイルに目新しさを感じなくなると、さらにむずかしくなってきちゃうのかな?
まぁ、どんな場面でもおもしろいのが、ホントにおもしろい漫才なんだ、と言われちゃえばそれまでなんだけど。
POISON GIRL BANDはM-1では、初めて決勝に出た時の中日ネタが一番おもしろかった。
そこから少しづつ、自分のペースを見失ってる感じ?
両方ともM-1向きじゃなくって損してるって気がしないでもない。
ところでどうでもいいことだけど、笑い飯の西田がどうしても『もやしもん』の美里に見える(実写化の際にはぜひ!)。

三番手はザブングル。
ボケの加藤さんを見て、ザブングルというコンビ名だと知った時、大爆笑した記憶がある。
ホントに『戦闘メカザブングル』にそのまんま出てきそうな顔だったから。
ネーミングがうますぎるっ(それとも単純にザブングルが好きだったのかな?)。
おもしろいにはおもしろいけどバタバタしてる感じで落ち着かない。
本人たちがちょっと舞い上がってたのかもしれない。

四番手は千鳥。
技術的にはうまいと思うんだけど、ネタがいまいち。

五番手はトータルテンボス。
テンポもいいし、うるさすぎるところもないし、ネタの構成にもムダがなくって、さすがに10年もがんばってるって感じなんだけど、なんかいまいちノレない。
初めてこのコンビを見たときから、そういう印象が続いてるし、2本目のネタもそうだったので、単純に私の好みにあわないんだろうと思う。
なぜだろう‥‥そんなに悪い印象もないんだけどなぁ。

六番手はキングコング。
スピードがものすごくて、それでもコンビの連携が崩れないとこはすごいと思う。
だけど、押しばっかで、見てて疲れる感じかな?
ものすごくテンションの高い時に見ると、ものすごく楽しいかもしれない。
ちょっとズレた話になるけど、2本目のネタで途中からコンビの立ち位置が逆になってそのまま最後までいったんでビックリした。
立ち位置が逆になると、それだけでもうおかしなことになるって訊いたことがあるんだけどな(確かダウンタウンが言ってたかな?)。
それと、M-1のネタ中にテンパって「がんばれオレ」的なことを言い出すのは、麒麟の田村くんだけではないらしい(苦笑)。

七番手はハリセンボン。
ハリセンボン自体は知ってたけど、漫才を見たのは今回が初めて。
私的にはここの漫才が一番おもしろかった。
なんか、テンポが妙だよね。かもしだす空気も妙だし、言葉の選び方もなんかズレてる感じ。それがものすごいツボだった。

八番手はダイアン。
一番、ノレなかったのがこのコンビ。
方向性がよくわからない。
私の中で最下位だった。

九番手は敗者復活枠のサンドウィッチマン。
全然知らないコンビ。『エンタの神様』に出ていたという噂だけど、私は「お笑い好き」というよりは「漫才好き」なので、エンタはほとんど見てないんだよ。
トータルテンボスやキングコングに比べてかなりゆったりしたスピードだけど、テンポが悪いという印象はない。
オーソドックス中のオーソドックスという感じだけど、古いという印象はない。
ボケの人のルックスが妙になごむ~。
それにしてもやたらと肩幅が広いコンビだな、と思っていたら、高校時代のラグビー部仲間、という噂が。なるほど、ラグビー体型だ。

M-1に限っては、初回から例外なく、FIRST ROUNDで「この人が優勝するんだろうな」と思った人が優勝する。
今までのところハズレなし。
前々回で私の一番のお気に入りはチュートリアルのバーベキューネタだったけど、優勝するのはブラックマヨネーズだろうなぁ、と思っていたらやっぱりそうなった。
前回は、もう誰が見ても、って感じでチュートリアルが飛び抜けすぎてたけど、今回はそういうコンビがなかった。
それでも、サンドウィッチマンがいくんだろうなぁ、と思ったらやっぱりそうなった。

M-1以外の番組で、出場者の漫才を見て、このコンビってこんなにおもしろかったんだ、と思ったことがたびたびある。
ホントにちょっとしたテンポの違いや、掛け合いのズレで、漫才ってのはビックリするほど印象が変わる。
ベテランクラスになれば常に同じレベルのものを出してこれるけど、結成10年以内の若いコンビだと、どうしてもその差が激しく出るんだろうね。
M-1という激しいプレッシャーが存在する場ではなおさら。
でも、だからこそ、M-1でだけ見れる奇跡のようになにもかもがキレイにはまってる漫才も生まれるんだろう。

ところで、キングコングとハリセンボンで滝川クリステルがネタになってた。
どんだけみんなに気に入られてんだ(笑)。
カレンダ
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プロフィール

ひでみ

Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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