◆◇◆◇◆ 1993/12/19(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「一対一、再び!!」の巻 感想

今週の心の叫び
飛影ちゃんが笑ってる~

不親切なあらすじ

仙水に追い詰められた桑原、蔵馬、飛影の3人。
そんな彼らの前に、生まれ変わった幽助が現れた。
幽助の復活を喜ぶ3人と、それをみつめるコエンマ、仙水。
そして、ついに幽助と仙水の再戦が始まる。

ぼろぼろの3人

いや~、しょっぱなから、桑原くんと蔵馬と飛影ちゃんがぼろぼろになってますね~。ああ、あいかわらず血まみれの妖狐さまはうるわしい(ところで扉絵を懸命に探したのは私だけ?)。
なんとゆ-か……3人とも、あきらめがよいなぁ……(苦笑)。
幽助が死んじゃったから、この世に未練が残っていないのか(雪菜ちゃんや、志保利母さんはどうすんのよ~)、単に力の差をわきまえているので、悪あがきはしないつもりなのか……。
それにしても、こうなることがわかっていて、魔界までやってきてしまったあたり、蔵馬も後先を考えていなかったんですね。
ああ、3人とも妙に落ち着いている。
この3人はきっと、幽助のかたきが討ちたかったわけじゃなくって(そりゃ、できればそうしたかったんだろうけど)、せめて、なんらかの“決着”をつけたかっただけなんだろうね。
幽助を失った憤りと哀しみをどこかにぶつけたくって、だけど、泣いてわめいてうずくまって……それですべてをすませられるような連中じゃなくって……そうなったら、“自殺行為”と言われても、なんらかの行動に出るっきゃないよね(それとも、本気で4人で心中するつもりだったのか?)。
せめて、自分はこんなに哀しいんだ! 怒ってるんだ! ってことを、その張本人にアピールしなくちゃ、死んでも死にきれないわ。

特防隊の動揺

ははっ、特防隊の連中も、S級妖怪の存在を知らなかったんですね~。“井の中の蛙”とは、このことだね、とか思っちやいましたよ(きっと蔵馬ファンにはうけが悪いぞ、特防隊(笑))。
しかし、霊界の連中がそんなに弱かったとは初耳だなぁ。そうだよね、コエンマさまも仙水にあっさりと負けちやったもんね。エンマ大王は強そうだけど、どうなんでしょう?

みんなが笑ってる!

幽助が皆の前に帰ってきました!
これで、本当に4人とも幸せになれますね。
幽助ってば、待ち合わせの時間に遅れてしまったような気軽さで、皆の前に現れるんだもんな~。
桑原くんがどんなに泣いていたか、蔵馬がどんなに哀しんでいたか、飛影ちゃんがどんなに怒っていたか……幽助にはわかっているのかしらねぇ(わかっているからこそ、照れくさくて、おおげさな言葉がかけられなかったのかもしれない)。
それにしても、とぼけた顔して「先祖はゾンビたった」とか言い出すんだもんね~。
今まで入れてた気合いを、一体、どうしてくれんだい、って感じだわ。
ああ、本当に楽しそうに笑ってるなぁ、蔵馬と飛影ちゃん。
以前、“大口あけて笑う飛影ちゃんは見たくない”とか書いちゃったけど、あれは取り消しますわ(笑)。
だって~、大口あけて笑ってる飛影ちゃんが、こんなに可愛いとは思わなかったんですもの~(大口あけて笑ってる仙水は、ちっとも可愛くなかったよね)。
もう、私は蔵馬と飛影ちゃんの笑顔を見てるだけで、幸せの絶頂!
妖狐さまがなんて無邪気に笑ってるの。飛影ちゃんがなんて陽気に笑ってるの。
飛影ちゃんの笑みといえば、苦笑か嘲笑と決まってて、たまにふっと見せる微笑だけで幸せになっちゃって(しかも微笑ってのは、幽助の前でしか見せないのよ~……と、思っているのは私だけかもしれない)、もう、それ以外の笑みなんて想像もつかなくって……。
それなのに、あんなに可愛く笑う飛影ちゃんが見られるなんて~! うれし~!
「つくづくわけのわからんヤツ」ってのは、まさしく飛影ちゃんの幽助評なんだろうなあ。
飛影ちゃんにとって幽助は、“理解できないけど理解したい、だから理解できるまでとりあえずつきあってやろう、と思ってるヤツ”かもしれないなぁ、なんて思ってしまいましたよ。
ちなみに、蔵馬は“理解できるとは思ってないヤツ”で、桑原くんは“理解しようとも思わないヤツ”かな? なんだか、ファンの方に怒られそうな例えだけど(フォローを入れさせてもらうと、蔵馬は“理解できるほど単純ではないヤツ”で、桑原くんは“理解なんて必要じゃないほど単純なヤツ”なのよ……あっ、もしかして、フォローになってないですね……)。
しっかし、幽助がいれば何も恐くないのさ! 状態で、桑原くんも蔵馬も飛影ちゃんも、先ほどまでのしおらしさはとこへやら、で元気百倍、パワーアップですね(大笑)。
なんて、生き生きとしてるのよ、この連中。目の色が違うとはこのことね(笑)。
飛影ちゃんてば幽助を見た途端に、緊張の糸が切れたらしく、『冬眠』始めそうだし……。
だけど、強くなった幽助と仙水の戦いをキッチリ見届けてからでないと、眠れないよね。飛影ちゃん。
「すぐに追いついてやる」ってことは、幽助は自分よりも強いと認めたということですね。最近、すっごく素直だなあ、この子。
それに、飛影ちゃんがそうと認めるだけあって、幽助がめちゃくちゃかっこいい!
すっごく落ち着いた目をしててね。
ああ、本当に幽助は“核”なんだな~。皆、幽助の言葉(命令じゃなくってね)には、無言で従ってしまうもの。
で、予備知識があった分だけ、理解もはやかった蔵馬と飛影ちゃんにくらべ、桑原くんはやはり反応が遅くなってしまいましたね。
なんか、やっぱり信じきれなくて、少しづつ信じられるようになってきて……じわじわっとうれしさがこみあげてきたみたい。
もう、大丈夫だね。
飛影ちゃんは桑原くんをかまってやれる余裕が出てきたし(苦笑)、桑原くんも幽助以外のことを考えられるようになった。
いいな~、幸せそうだな~、うれしいな~。
ああ、こんなに幸せでいいのかしら……と、へらへらしている私。
しかし……ここで、冨樫先生を心から信用できないのは、私だけではないだろう。いやですよ~、この後、またドツボにはまったりしたら(樹さんの動向が不明なとこがこわいな~)。

ひとりぼっちの仙水

本当に楽しそうな4人組から少し離れて、じっと仙水だけをみつめているコエンマさまの瞳が、ものすごくせつないですね。
幽助たちの、4人が一緒でこれ以上はないってくらい幸せそうな光景を、仙水はみせつけられているんだよね(幽助たちにそんな意識はまったくないんだろうが)。
それがコエンマさまは哀しかったんだろうねぇ。
同じ霊界探偵でありながら、仲間に恵まれた幽助と、仲間(?)に恵まれなかった仙水では、こんなにも現在の状況が違う。
仙水は明らかに“悪”だけれど、2人ともコエンマさまの大事な部下で、“善”だから“悪”だからという理由で、幽助と仙水を差別することなんかできない。
コエンマさまにとって、幽助も仙水も同じくらい大事で愛しい存在なんだと思うの。
だからこそ、今の幽助を見ていると、仙水が余計、哀れに思われてならないんだね。
どうして、仙水は幽助みたいになれなかったんだろう。
仙水が出会ったパートナーが樹さんでなく、例えば蔵馬だったりしたら、仙水はまったく違う道を歩んでいただろうに(この設定でおはなしを考えた。ものすごく楽しかった)。
これも自分が選んだ道、と仙水は考えているのかもしれないけど、コエンマさまはそんなふうには割り切れない。
できることならもう一度、「今からでも遅くはない、考え直してくれ」と言ってあげたいんだろうけど、答えはわかりきってるから、それを言ってしまったら、二人ともつらい思いを繰り返すだけだから、絶対に言えないね。
だけどね、コエンマさまはどんなに裏切られても、仙水を見捨てることができない。大事な幽助を殺されても、仙水を憎むことができない。
そんなコエンマさまのせつなすぎる思いがわからないこと、もしくはわかっていても応えてあげられないことが、仙水の不幸だと私は思うの。
だけど、ちゃんとコエンマさまを見てたね、仙水も。それはちょっとうれしかったなぁ(幽助か帰ってきてくれたおかげで、ようやく仙水にまで考えが及ぶようになりました(笑))。

今週の冨樫先生のコメント
コインランドリーで読書。この一時間が今私の中で一番ぜいたく。二番目は便所……。

前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その2
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◆◇◆◇◆ 1993/12/12(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「覚醒の瞬間!!」の巻 感想

今週の心の叫び
なにがなんだか

不親切なあらすじ

幽助の遺体に不審を抱いているコエンマの元に、霊界特別防衛隊のメンバーが到着した。
彼らは、魔族の血を引く者として、幽助の抹消をはかるが、それをコエンマと変身したプーに阻まれ、そうこうしているうちに、幽助は魔族として生き返って(生まれ変わって)しまった。
そして、新たな力を身に付けた幽助は、コエンマと共にプーに乗り、魔界に向かうのであった。

霊界特別防衛隊

今回、ちょっと(というか、かなり)混乱をおこしておりますので、最初のページから少しずつ話しをすすめましょう(苦笑)。
まず、霊界特別防衛隊ですね。
全部で9人ばかりおりますが、これで全員なんですかね(隊長の大竹が笑える……)。
しかし、別名“追跡者”ということは、妖狐さまを殺したのもこの連中ですかね。
もしそうだったら、蔵馬はイヤだろうなぁ……この連中と顔をあわせるのは(自分を殺した連中には、会いたくないよね)。
しかし、コエンマさまも威厳を持って接してるわりには、結構、ひどい扱われようだよね。なんにも言うこと聞いてもらえないし……(エンマ大王の命令優先てのはわかるんだけど)。
それにしても、「今度は何ですか?」とか言って、びびってる御手洗くんがカワイイ! いや、わけのわからないことばっかりだもんねぇ、ここんとこ。

魔族大隔世

いいかげん、ちょっとやそっとのとんでもない設定には、驚かなくなってるはずの私も、これにはさすがにビックリ~な“魔族大隔世”!
いったい、なんなのよ!
と、幽助の復活を喜ぶよりも先に、うなってしまいましたよ。
いや、冨樫先生、幽助を殺しちゃって、どう収拾をつけるつもりなんだろ、とか思っていましたが、まさか幽助が人間じゃなくなるなんて~!
これはものすごい荒技だよ(ある意味、幽助が死んだ時より驚いたかも……)。
これについては、きっと皆、こじつけだ、ご都合主義だと怒ってるだろうけど、私は幽助が生き返りさえすりゃなんでもいいのよ(こんなことで怒ってちゃ、車田正美ファンはやってけないわ(大笑))。
そりゃもう、幽助かゾンビになろうが、サイボーグになろうが、幽助が幽助として生きていてくれるのなら、それで私は満足(だって、幽助がいなくなるより悪いことってないもの)。
ところで、44代前のご先祖さまがA級妖怪だったそうですが、単純に1世代25年で計算すると、1 1 0 0年前のことになりますね(これで、44代前のA級妖怪が実は妖狐・蔵馬だったとか言ったらひっくりかえるよ)。
ところで、単純な疑問なんですが、魔族と妖怪って、どこか違うんですか? それとも同じものなんですか?
私、かなり真剣に悩んでいるんですけど。

新生・プーちゃん

幽助にあわせてプーちゃんまで生まれ変わってしまいましたね。
幽助……大きくなった、どころじゃないわよ。むちゃくちゃ大きくなって、姿も全然、変わってるじゃないのよ(ああ、あのぬいぐるみのような愛らしいお姿はどこに……)。
だけど、トリさんヴァージョンのプーも、なかなか可愛いわよ。こんな立派な姿になっても、泣き声が「プー」なあたりが(笑)。
しかし、こんなに大きくなったのでは、家に入れないし、連れても歩けない。
これからどうするのかしら……。
だけど、以前よりはずっと役にたつわね、このプーちゃん(なにせ幽助を乗せて飛べるんだもの)。

新生・浦飯幽助

生まれ変わった幽助を、飛影ちゃんたちが見たら、驚くだろうねぇ。だって、幽助が霊気じゃなくて妖気を発してるんだよ?
皆、腰ぬかしちゃうよぉ(苦笑)。
それでね、私が一番こだわっている問題は、これから幽助は老けることができるのか? ということなんです。
いやだよ~。このまんま年をとらなくなっちゃうってのは。
だって、蛍子ちゃんや温子さんはどうすんのよ。
それに、幽助が魔族なんかになって、蔵馬と飛影ちゃんがA級妖怪になっちゃったら、桑原くん1人だけ、置いてけぼり! 仲間はずれ!
もう、これじゃあ絶対に絶対に、桑原くんは幽助に勝てないし、おまけに桑原くんだけが老けてって、幽助は少年のまんまってことになっちゃうかもしれないのよ。
それじゃあ、桑原くんが気の毒すぎるよ~。
冨樫先生。このさい桑原くんも魔族にしてしまいませんか?(ものすごい話だな)
そうすれば桑原くんは、皆とずっと一緒にいられるし、雪菜ちゃんとも別れなくてすむようになるのに……(やっぱり駄目だろうなぁ)。
で、さきほどから徴妙に話題をそらしていましたが、今度こそ本題です。
幽助が生き返りました。
私は、幽助は今年中には生き返らないだろうと、悲観視していたもので、うれしいよりも先にぼうぜんとしてしまいました。
そう、現在の私は、はっきり言って、思考がストップしています。
幽助が生き返ったのは、とても喜ばしいことです。
これは素直に喜んでいます。
人間のままだろうが、魔族になろうが、ちっともかわらない幽助は、あいかわらずかっこいいし、可愛いし、愛しいです。
こんな緊迫した状況で、霊界特別防衛隊の連中をおちょくる余裕があるところとか、プーちゃんをなでなでしているところとか(私はプーちゃんになりたい(笑))、「オレは浦飯幽助だ」と言い切ってくれちゃうところとか、もうめちゃくちゃうれしい!
それなのに、なぜに素直に喜んでいられないのかと言えば……それはやはり桑原くんと蔵馬と飛影ちゃんのことがあるからです。
なんで……なんのために、桑原くんと蔵馬と飛影ちゃんは、あんな苦しい思いをしなくちゃならなかったわけ? それに、今も、あの3人は、幽助の復活を知らないままに、ものすごくキツイ戦いをしているのよ?(ああ、あの3人が、この瞬間も血を流し続けているのかと思うと……)
それなのに、幽助が復活したぐらいのことで喜べるかい!
というのが、実に素直な私の想いです。
幽助……あの3人はね、仙水と戦っているからつらいんじゃないの! それが、幽助の弔い合戦だと思うことがつらいの! 例え、仙水を倒しても、幽助は戻ってこないんだと思っているから、つらいの!
お願いだから、1秒でも遠く、皆に貴方の元気な姿を見せてあげて。
そうして、それを3人が喜んでくれた時にこそ、私も手放しで幽助の復活を喜んであげられるわ。
私は4人ともが幸せじゃなきゃ、許せない。
1人でも不幸だったら喜べない。
だから、3人が不幸のドン底をさまよっている間は、うれしくなれないの。
それにしても、飛影ちゃんは、生き返った幽助を見たら、どうするのかなぁ……それが、一番の心配。
あの子が、「だましやがって、このやろう。一発、殴らせろ!」で、幽助を許してやれるとは、とても思えないんですけど……。
ああ、幽助。飛影ちゃんに殺される覚悟で、魔界に行ってね。

復活のコエンマさま

ここのところ、ず-っとつらそうな表情ばかりしていたコエンマさまが、久々に上機嫌でございますね。
もう、義務も立場も任務も父親もほっぽりだして、幽助の元にはしっちゃいましたよ、コエンマさま(こういう書き方すると、なんかあやしげだよね~(笑))。
本当にもう、完全に立ち直ったというか、とことんまで開き直ったというか……。
幽助と仙水に振り回され続け、2人の部下をかばい続け、その結果、これ以上はないというくらい、つらい立場に立たされてしまったコエンマさまだけど、これでようやく救われた。
あんなに思い詰めた表情をしてたコエンマさまが、今は幸せの絶頂! って感じの顔してるもんね~(笑)。
やっぱり、幽助は主役なんだと思うわ。
だって、皆の幸せは、幽助なしでは成り立たないんだもの。

今週の冨樫先生のコメント
今27歳である。信長はその年に桶狭間で戦い、オレはそれをゲームで楽しんでいる。

前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その2

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◆◇◆◇◆ 1993/12/05(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「絶望の続き…!!」の巻 感想

今週の心の叫び
幽助のバカ~!!

不親切なあらすじ

閻魔大王の要請により、霊界特別防衛隊が出動した。
一方、魔界にやってきた桑原、蔵馬、飛影の3人は仙水と最後の対決を開始した。
だが、仙水の圧倒的な力のまえに、彼らはあまりにも無力だった。
その頃、人間界ではプーに新たな変化が起こっていた。さて、その変化の意味するところは。

後のことを考えて~

私ね。今まで、結構、我慢してたんですよ。
なんとゆ-か……感情を爆発させることを。
なぜかとゆ-とね。いつもの爆発なら、まだ許されるんじゃないかと思うんだけど、今回のキレ方ってのは、我ながら恐すぎてね。そんなものを皆様に読ませるのはど-かな-、とか思っていたわけなんですよ。
だけどね。今週の幽遊を見て、私、ど一しても耐えられなくなってしまいましたのよ。
そんなわけで、今週はいつも以上にオーバーヒートするのでね。覚悟しといて欲しいの(いつもながら、読者を脅してどうすんだか……)。
もう……ついてこれる人だけついてきてちょうだい(誰もついてこなくてもかまわないわ)。私、どうしようもなくキレてますから。
そんなわけで、今週の幽遊です。
ここのところの展開にずっと苦しい思いをしている私ですが、実は一番、ショックが大きかったのは、幽助が“死にそうな”時でしたのよ。“死んだ”時じゃなくってね。
だって、私は幽助か死ぬなんて展開を考えたことがなかったから、そういう事態を考える、という作業自体に、ものすごい負荷を感じてしまったのよ。
「それはないよ~」って感じでね。
だけど、実際に幽助が死んでしまった時ってのは、その前の週に予告がうってあったわけだから、“ショックの続き”って感じで、「ああ、やっぱりそうなってしまったのかぁ」といった感じだったの。
やっぱり、予告なしのショックってのは、予告ありのショックより、ダメージが大きいものよね。
でね、最初にガーンときて、その後、じわじわときつくなってきて……今週にいたって、もうイヤになっちゃったのよ。
もう……なんなのよ。幽助!
私は絶対に許さないわ!
桑原くんを泣かせたこと。蔵馬を泣かせたこと。
そして、誰よりもなによりも飛影ちゃんを泣かせたことが許せない!(表面上は泣いてないけど、心の中で泣いているに違いないわ)
幽助には、なんらかの考えがあったのかもしれない。やむを得ず、あんなことをしたのかもしれない。
幽助だって、痛かっただろうし、苦しかっただろうし、つらかっただろう。
だけど、やっぱり許せない~!
飛影ちゃんをあんなに苦しめるなんて、もう、絶対絶対、許せないわ。
例え方が悪いけどね、桑原くんは死んでも、蔵馬は死んでも、幽助は生き残るべきなの。
幽助たち4人に、上下関係とかそういうものは存在しないけれど、核は誰がなんといおうと幽助だから、その核がぬけちゃった今、他の3人は何をどうしていいのかわからなくなっちゃってる。
今週の戦い方を見て、本気でそう思った。
貴方たちねぇ、もうちょっとコンビネーションとかを考えなさいよ。
なんだか3人そろって、“皆で仙水を倒そう”という発想がない。これは私の独断かもしれないけど、どう見ても、全員が“自分が仙水を倒してやる”って考えてる(蔵馬は違うかもしれないけど)。
だから、桑原くんは桑原くんで、飛影ちゃんは飛影ちゃんで、幽助のカタキをとる!(仙水にダメージを与える)という役をどうにかして獲得しようとがんばってるから、結果、3人バラバラに攻撃してて、どうにもまとまりがない。
それもこれも幽助がいないせいなのよ。
幽助かいる時は、なんだかんだ言って、一番、重要な仕事をするのは幽助たった。
だから、幽助のサポートをするような形で、他の3人は動いてたから、結果、4人はわりとまとまりのある行動をしてた。
だけど、今は核がいない。
だから、3人は空中分解をおこすしかない。
幽助がいない場合、いつでも中心的存在になるのは蔵馬だったけれど、今は、その蔵馬ですら平静ではいられないのだから、どうにも収拾のつきようがない。
それに、蔵馬だけが冷静でも、桑原くんと飛影ちゃんは止められない。絶対に止められない。それは蔵馬もよくわかってる。
私は、蔵馬の「飛影……本当に後のことは考えていないようだな」ってモノローグを読んで、泣いてしまいましたよ。
だって、本当に今の飛影ちゃんは、幽助のいない未来を考えるのを拒否しているんだもの。
だけど、飛影ちゃん。幽助は生き返るから、お願いだから、後のことを考えて~! 私は貴方のことが心配でしょうがないのよ。

飛影ちゃんの行く末

そんなわけで、私が今、一番、気にかけているのは、桑原くんでもなく、蔵馬でもなく、ましてや幽助でもない。
飛影ちゃんのことが、一番、心配なの。
もうもうもう……どうして、飛影ちゃんがこんなに我を忘れて(忘れたいんだろうなぁ)、無理に無理を重ねてがんばってるのに、幽助は現れない!
飛影ちゃんは、このまま仙水を倒しても、人間界には戻ってこないような気がしてしかたがない。
幽助か生き返っても、生き返らなくても、飛影ちゃんは魔界に留まるかもしれない。飛影ちゃんは、幽助を許すことができないかもしれない。
飛影ちゃんはきっと、自分に害を与えた者を許さない。
そして、幽助はあきらかに飛影ちゃんに害を与えてしまったの。
飛影ちゃんは、幽助を失ってショックを受けたけれど、同時に、幽助を失ったことにショックを受けた自分にもショックを受けたんじゃないのかしら。
自分で認めたくない部分、隠し続けておきたい部分を、幽助は掘り起こしてしまった。
そして、もう飛影ちゃんは、昔の幽助を知らない飛影ちゃんには戻れない。
そんな弱い部分をさらけだしてしまっても、幽助が目の前にいるうちはまだよかった。弱くなってしまった部分は、幽助がカバーしてくれてたから、弱くなったことに気づかずにすんだ。
飛影ちゃんは、欠けたパーツの存在に気づかずに生きてきた。そして、その部分に幽助という存在がなんの違和感もなくおさまってしまったので、飛影ちゃんはそこに欠けたものがあったことに気づかずじまいだった。
だけど、そのうまってしまった部分がもう一度、欠けてしまったらもう駄目なの。そこに欠けた部分があったということを自覚せずにはいられない。自分は完成品ではなかったということに、気づかずにはいられない。幽助かいなければ、完成品にはなれないと思い知らされてしまう。
飛影ちゃんは無意識のうちに幽助に依存していたわけだけれど、もともと、依存するということを知らなかった子なだけに、一度、依存してしまったら、その心地よさを忘れることができない。
そして、その依存させてくれる存在を失ってしまった今、飛影ちゃんは依存してしまった自分ではなく、依存することの心地よさを自分に教えてしまった幽助を責めるんじゃないのかしら。
依存することを教えてしまったのなら、ずっと依存させておかなければいけないの。そうでないなら、最初から依存させちゃいけない。もしくは、少しづつ突き放していかなくちゃいけない。
居心地のいい場所から、突然、追い出されてしまった飛影ちゃんは、だったら、居心地のいい場所なんか最初から提供するな、と思うにきまってる。
誰にも頼らずに生きてきた飛影ちゃんを、幽助がいなくなった途端にどうしようもなく暴走してしまうような飛影ちゃんに変えてしまったのは、幽助なのよ。
だったら、責任をとりなさいよ、幽助。
飛影ちゃんは、この怨みを忘れないかもしれない。そして、二度と同じダメージを受けないために、幽助に近寄らなくなってしまうかもしれない。
飛影ちゃんは一番、“心”が弱い子なの。
“力”での戦いには強いけれど、“心”の戦いにはひどくもろいところがある。
飛影ちゃんを慰めることができる者なんて、どこにもいない。
雪菜ちゃんのところに逃げ込むような飛影ちゃんじゃないし、蔵馬のところにだって逃げ込めない(桑原くんは論外だろうなぁ(苦笑))。
だから、どんなに怨んでも憎んでも、結局、今の飛影ちゃんを救えるのは幽助だけなの。
だから、お願い幽助。飛影ちゃんを助けてあげて。それこそが、幽助にしかできないことなんだから、飛影ちゃんのためだけにでも生き返って、責任とってくれなくちゃいけないのよ。

今週の冨樫先生のコメント
よく通る道の一端にいつも休業中の店がある。実は何の店かもわからん。入れてくれ。

前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その2
カレンダ
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プロフィール

ひでみ

Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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