◆◇◆◇◆ 1994/02/27(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「それぞれの決心!!」の巻 感想

今週の心の叫び
うれしいんです~!!

不親切なあらすじ

幽助は魔界の雷禅のもとに行くことを決意し、それを螢子に告げた。
そして、蔵馬は黄泉から、飛影は骸(旧漢字らしく本来の字がみつかりません。これで許してやってください)から誘いを受け、飛影は蔵馬に自分は骸のもとへ行くと告げる。
一方、幽助は螢子に3年間で戻ってくると約束し、帰ってきたら結婚しようと言う。

?回目のプロポーズ

ごめんなさ~い。
私はもう、うれしくってうれしくって、ちょっとキレてます。
現在の状況が決して楽観視できるものではないとわかっているの。
4人がばらばらになることはほぼ確定的だし、下手すると皆が闘うはめになっちゃうってことはよくわかっているの。それはとっても哀しいし、つらいことなの。
それでもそれでも……私はうれしいのよ!
これはもう、幽助×飛影至上主義者の看板を降ろした方がいいかも、と思っちゃうぐらい、今週の幽助の螢子ちゃんへのプロポーズがうれしかったの。
もともと私は、幽助×螢子、飛影×雪菜が大前提の幽助×飛影ファンだから(つまり、それぞれが螢子ちゃんと雪菜ちゃんを大事にしたうえで、お互いを想い続けていて欲しいと思ってるのね)、幽助が螢子ちゃんと仲良くしてるのはとってもうれしいんだけど、まさか、こんなに幽助×螢子な人だとは、自分でも思ってなかったのね。
ああ……幽助×螢子……幽助×飛影よりさらにマイナー……まだ、飛影×雪菜の方が……(私はもともと健全onlyの人だから、その私が幽助×飛影にハマったってことの方がすごいのよ!)。
それにしても、螢子ちゃんも温子さんもすごい神経してるよねえ。
基本的に変わってないならそれでいいとか、魔界とアメリカとどっちが遠いかとか……。
う~ん、なんか論点がずれてるような……。
螢子ちゃんは本気で怒ると、かえって無表情になるタイプのようですね。で、やけになって幽助のタバコを奪って吸ってみたりするあたり見ても、相当にすねてるんだけど、それを言葉に出そうとしない。
そのくせ、自分が受ける女子高の隣には男子校があるとか言って、幽助を引き留めたがってるようなそぶりを見せる。
ここらへん、すっごい巧妙だよね(笑)。
幽助みたいなお子様では絶対にかなわない、女特有のしたたかさを感じさせますよ。
そのうえで、勝手にどこにでも行っちゃえば? 私には関係ないことよ! みたいな調子で幽助を突き放して、颯爽と去ってしまうところがすっごくかっこいいのね(そういえば、今週の螢子ちゃんの服はなかなか素敵ですね)。
なんとゆ-か……「バイバイ」とか言って、さっさと消えてしまう螢子ちゃんのこの自信はすごいもんかあります。
自分が幽助に捨てられることはあり得ない、という確固とした自信が感じられるの。
きっと、わかっている。こんなとんでもなくわがままな幽助を、最後には許してしまうってことは螢子ちゃんもわかっている。
だけど、簡単に許しちゃいけない。ぎりぎりまでは許しちゃいけない。自分の主張はきちんと言葉にして、幽助にそれを承知してもらわなくちゃいけない。そうしないと、わがままに歯止めがきかなくなるからね。
幽助の操縦法を知りつくしているこの螢子ちゃんのすばらしさ……ああ、すごすぎる。
14才にしてこの貫禄ってのは……やはり、幽助と14年間もつきあってきた、というキャリアが築きあげたものなんでしょうか(バカな男がいい女をつくりあげるそうだから(笑))。
まあ、幽助にあれだけ迷惑と心配をかけられたんだもの。この程度の報復なんて、かわいいもんだよね、螢子ちゃん。
ところで、明日が誕生日、ということは、幽助は4月か5月の生まれと推定されますね。
で、15才になるから、きっかり3年後には18才! で、螢子ちゃんは17才! ゆえに両親の同意さえあれば結婚できると(双方の親を見ていると、反対されるとは思えない)。
うあ~。すごすぎる計算。
しかし、ケンカするたびにプロポーズしてるって、一体、幽助は螢子ちゃんに何回、プロポーズしてるんでしょうね。
プロポーズしなれてる幽助と、プロポーズされなれてる螢子ちゃん……考えてみるとちょっとすごすぎる。
「螢子~、愛してるって」「はいはい私もよ」と、あしらい方もえらく年季が入っているわ。
けれど幽助、その生活設計には六があるぞ!
幽助は奇跡的に中学3年生になれたばかりなのに、魔界に3年も行っちゃったら、当然のごとく帰ってきてもまだ中学3年生(中学は義務教育だから、中退もできない)。
“奥さまは17才”はともかく、“ダンナさまは中学3年生”というのは、ちょっと情けないのでは……。
ああ、だけどだけど……幽助ぐらいかっこよくてかわいいだんなさまたったら、中学3年生でも許しちゃうかも(笑)。
それにしても、幽助がこんなに螢子ちゃんに振り回されてるところを見るのは久しぶりで、私は本当にうれしいのです。
幽助はやっぱり幽助だ、と実感できちゃうから。

それぞれの決意

さて、幽助×螢子でハッピーになってばかりもいられない今週の展開。
いろいろなことがわかりました。
魔界の3巨頭の1人である黄泉は、以前、妖狐の蔵馬となんらかの関係があったこと(それもかなり長いつきあいだったと思われる)。
飛影ちゃんが“忌み子飛影”と呼ばれ、5才の時にはすでにA級妖怪になっていたこと(5才の飛影ちゃんはやっぱり5才児の姿だったのか、それともすでに今の姿だったのか……)。
飛影ちゃんは蔵馬よりも若いこと(やはり飛影ちゃんは、妖怪としてはかなり若い部類に入るようです)。
様々な新情報にちょっとクラクラしてます。
けどけど、蔵馬を驚かせることに成功して、喜んでる飛影ちゃんがすっごくかわいい!(蔵馬の驚いた顔もかわいいよ)
飛影ちゃんてば、蔵馬には負けっぱなしだもんねぇ。
祝! 飛影ちゃん、蔵馬に初勝利!(大笑)
ところで、“忌み子飛影”というのはどういう意味なんでしょう。
飛影ちゃんは妖怪の中でも、かなり特殊な生まれのようですね。雪菜ちゃんとは異母兄妹というところにも関係してくる話なんでしょうか。
そういえば、飛影ちゃんも変わったよな~、と思ったのは、魔界に行くということを、わざわざ蔵馬に告げに来たところ。
以前の飛影ちゃんだったら、絶対に誰にも何も言わずに姿を消しただろうに、ちゃんとそれを蔵馬たちに知らせ(蔵馬を通して、幽助たちにも情報が伝わることはわかりきってる)、そのうえで「安心しろ」とまで言っている。
飛影ちゃんの「安心しろ」という言葉は、ひどく違和感がある。
「安心しろ」というのは「心配するな」という意味だから、それは飛影ちゃん自身が、蔵馬たちに心配をかけたくない、と思ってるということを自ら認めてしまってる、ということになると私は思うんですよね。
こんなことを本当に無意識で言ってるのなら、これはすごいことですよねえ。
ところで、蔵馬と黄泉の関係も気になるところですが、実際、蔵馬がどう動くかはさらに気になります。
蔵馬はかなり妖狐化してきてるようですから、人間として暮らし続ける限界に近づいているようにも思われますし、志保利母さんも秋には再婚予定とかで、とりあえず自分が消えても一人ぼっちになることはない……ということで、魔界にいってしまう可能性は高いような気がします。
しかし、蔵馬も飛影ちゃんも今のところ幽助が雷禅につくことを決意した、ということを知らないんですよね。
それを知っていたら、飛影ちゃんはどう動いてたのかしら……。
ああ、私は誰よりも飛影ちゃんが心配。
飛影ちゃんてば、結構、間の抜けた(失礼!)ところがあるから、蔵馬が心配しているように、骸にいいようにこき使われてしまいそうな気がしてなりません。
飛影ちゃん。年の功をなめてはいけない。そのいい例が蔵馬だ(笑)。
幽助が決意し、飛影ちゃんが決意し、動向が決まらないのは、過去の因縁を簡単には断ち切れないらしい蔵馬と、のんきに受験勉強をやっている桑原くんだけ。
そういえば、コエンマさまもどう動くのかが、すっごく気になりますよね。
この方は、今、霊界でどういう立場に立だされているのかなあ。とっても心配です(ぼたんのことも心配)。

今週の冨樫先生のコメント
CM「それじゃあ私が可哀想」ってなめてんのか!! 劣等意識利用するなら表現方法気を使え。

前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その3、もしくは、彼らが帰る場所
スポンサーサイト

tag : 幽遊白書

◆◇◆◇◆ 1994/02/20(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「同類の証!!」の巻 感想

今週の心の叫び
それだけはやめてくれ~!!

不親切なあらすじ

雷禅国王の使者は、1週間後の来訪を予告し、魔界に戻っていった。
黒呼は幽助に魔界に行くべきだと言い、佐藤晶吾は“血をともなった戦友との別れ”という不吉な占いの結果を告げる。
そしてその頃、蔵馬と飛影のもとにも、それぞれの来訪者が現れていた。

属すべき世界

幽助は人間なのか、魔族なのか……。
これは、幽助が生まれ変わって以来の大問題だった。
私はそれを、“幽助は幽助”と結論づけていたし、幽助自身も“おれはおれ”と言っていた。
もちろん、桑原くんも蔵馬も飛影ちゃんもコエンマさまも幻海師範も、そう思っているからこそ、幽助に対する態度をまったく変えていなかったんだろうと思う(螢子ちゃんと温子母さんは、幽助が魔族になってしまったことを知っているのだろうか?)。
けれどもう、誰もが“幽助は幽助だから、今まで通りに生きていていいんだよ”と言って、幽助を居心地のいい場所に置いておいてはくれない。
なにしろ、幽助自身が現在の自分のポジションを定め切れず、今まで、何の不思議もなく存在していた空間に居心地の悪さを感じているのだから。
生まれ変わってしまった時点で、幽助は魔族になったのか、それとも人間でも魔族でもある者になったのか、はたまた人間でも魔族でもない者になったのか……。
それだけは、幽助に選んで欲しいと思う(幽助が決めてくれるのなら、それを受け入れます……泣くかもしれないけど)。
ところで、コエンマさまはおそらく、幽助の抹殺指令を知りませんね。知っていたら、あの時、幽助に警告していたはずだものね。
ああ、コエンマさまってば……霊界で仲間はずれにされてるんじゃないのかしら?

守る者

“幽助は人間界の住人ではない”
それは、誰かが告げなければならないことだったのだろうと思う。
黒呼さんだって、そんなことを言いたくはなかったのだろうと思う。
幻海師範は自分と幽助のために生きているから、幽助のために死んでも悔いはないだろうと思う。
けれど、黒呼さんには大事な家族があって、それは当然のごとく、幽助よりずっとずっと大事なものなのだから、幽助よりも家族を守ろうとするのは当然のことだ。
逃げることを、ごまかすことを許さない黒呼さんは、多分、幻海師範によく似ている。黒呼さんもきっと、あんなふうに老いていくのだろうと思う。
強いからこそ、哀しい目にあってしまう。現実を見極め、自分にとって大事なものを見極め、自分の力の限界を見極め、自分の最大の利用方法を考えることができるという頭のよさが、悲劇を招いてしまうという点は、蔵馬にも通じるものがあるような気がする。
幻海師範も、黒呼さんも、蔵馬も、“守る者”なんだと私は思う。
“守る”という役目のためなら、絶対に切り捨てられないもの以外は、なんでも切り捨てる。血でも、涙でも、心でも、なんでも切り捨ててしまう。
平気なわけはないのに。つらくないわけはないのに……そオtでも、皆、役目を放棄しようとはしないんだよね。
それをしてしまったら、それこそ何のために生きているのかわからなくなってしまうから。
黒呼さんは、守るべき家族を守るために、幽助を切り捨てなければならなかった。
それはおそらく、しかたのないことだったんだろろと思う。
蔵馬だって幽助を守るためになら、黒呼さんを殺してしまえるような気がするから。

血をともなった戦友

“血をともなった戦友”ってのは、すごい表現ですねえ。
なんとゆ-か……冨樫先生は時折、ドキリとするような言葉の使い方をします(“恋人と時限爆弾”とかね)。
それにしても……悪い予感に冷汗を流してるのは、私だけじゃありませんよね!
もう、これ以上はない! っていう最悪のシナリオを考えたのは私だけじゃないよね!
もう、どうしてこう、最悪の次にまた最悪がやってくるわけ?
これ以上、悪いことは起きないだろうと、いつもいつも思うのに、次から次へと、さらに悪いことがやってくる……。おかげで、いまだに免疫ができなくって、いつもいつも落ち込んでしまいます。
冨樫先生ってば……読者を泣かせる天才ですね(これはやっぱり、意図的にやっているんだろうなあ)。
幽助が死ぬよりも悪いことって、実はたくさんあったのだと、今になってしみじみと考えます。
死別よりも生別の方が何倍もつらいことってあるよね。
死なれてしまったら、想いは綺麗な形のままで保存することもできるし、いつかは笑うことができるようになるかもしれない。けれど、相手が生きている限りは想いを引きずり続けてしまう、同じ想いを何度も何度も繰り返すことになる。
この4人はずっと一緒でいて欲しかった。
4人でいれば、どんな苦しい時でも、しあわせでいられるのだと思っていた。
けれど、けれど‥…・そんなささやかな幸せさえ奪おうというんですか? 冨樫先生(号泣)
ああ、これがただの妄想であることを祈るばかりです……。
4人が死以外のもので、離れ離れにされてしまうなんて~。
最後のコマの桑原くんの幸せそうな笑顔を見て、桑原くん! のんびり寝てる場合じゃないぞ! と叫んでしまいましたが、すぐに考え直し、桑原くんだけでも幸せでいてね~、とうめいてしまいましたよ、私。
今はただ、幽助の、蔵馬の、飛影ちゃんの決断を待つだけですが……本当にもう泣きたいです。
やだよ~。
幽助と飛影ちゃんの殴りあいはまだ見られるけれど、霊丸と黒龍波の撃ちあいなんてことになったら……ああ、いけない……本当に最悪のことを考えてしまったわ(号泣)。

今週の冨樫先生のコメント
小学館漫画賞・少年部門に幽遊が選ばれたとのこと。何だか妙な気分だが賞を頂いた。
冨樫先生の小学館漫画賞受賞のコメント
成り行きにまかせて、その週に感じたことを原稿にぶつけてきました。「気分次第で作品のコンセプトさえ変えてしまえ」という、ある種のアドリブ性だけは失わずにやっていこうと思っていた矢先の受賞で、少々気がひけております。
自分の作品に対する気持ちを正直に言うと、周囲の反応を気にして、欲を持ったり、方針を変えることを恐れた時点で終わりだと思っています。今回賞をいただいたことで、その思いを再確認できました。
受賞の重みと喜びで自分を見失うことのないよう、これからもやっていきたいと思います。どうもありがとうございました。


前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その3、もしくは、彼らが帰る場所

tag : 幽遊白書

◆◇◆◇◆ 1994/02/13(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「魔界への招待状!!」の巻 感想

今週の心の叫び
幽助は王子さまだった!!

不親切なあらすじ

黒呼の家で楽しい時間を過ごしている幽助の前に、3匹の妖怪が現れた。
彼らは幽助の“本当の父親”である闘神・雷禅の部下であり、死に瀕している雷禅のために、幽助に魔界に来て欲しいと言う。
幽助は彼らの力を試すために、戦いを申し入れたのだが……。

闘神・雷禅

あの扉絵って、やっぱり幽助ですよねえ。
なんだか、すっごくコワクて、こいつは何者だよ……とか思っちゃったわ。
ただでさえ、幽助が魔族になっちゃって、こちとらビビッてるのに、これ以上、驚かせないで欲しいもんです。
う~っ、二重人格の幽助なんて……(泣)。
それにしても、幽助ってば国王の子供……ということは、魔界の王子さまだったのね。
すごいぞ! コエンマさまが霊界のプリンスなら、幽助は魔界のプリンス!
無印良品だと思ってた幽助か、こんなブランド品だったなんてね(大笑)。
蔵馬が、幽助のご先祖は“闘神”らしい、と言っておりましたが、まさかこんなにお偉い方だとは思いませんでした。
それにしても、雷禅さまも無茶を言いますね。
人間をエネルギー源にしている妖怪に、人間食べるな、だなんて、彼らに他に何か食べられるものはあるんですかね。
人間に肉を食べるな、って言ってるようなもんでしょ? そりゃ、受け入れられないと思うわ(しかし、1000年も食事をしなくても生きているというのは……)。
もしかしたら、1000年も前に雷禅さまは本気で人間の娘を好きになっちゃって、子供までつくっちゃったのかもしれないわね。
その影響で、人間を食べたくないと言い出したのなら、かなり一途でかわいい方だなあ。命を縮めてでも、貴女のことは忘れません……っていうんだからね(何もわからないうちから、ラブロマンスをでっちあげる私って……(苦笑))。
シルエットだけを見ると、結構、美形っぽい(なにせ、美人の温子母さんと、かっこいい幽助のご先祖さまだもの(笑))ので、雷禅さまのご登場をわくわくして待ってる私です。

秩序ある魔界

それにしても、そんなわがままを言う国王さまに、どこまでも尽くします! っていう国民たちもすごいですね。
使者であるS級妖怪さん(名前がわからない)も、やたらと礼儀正しいし。
魔界ってのは、どこまでも無秩序な世界だと思っていたけれど、実際にはそんな中にも秩序はあるんだね。
それに、A級、S級ともなれば、高い知能と複雑な感情を持つわけだから、その中に“忠誠心”とかいうものが含まれていても、おかしくはないのかな?
だけど、ちゃんと法律をつくり、それをきちんきちんと守っている妖怪たちってのも……なんだか変な感じ……。
ところで、この方々が皆、ぼうず頭ってのも、法律ですか?(笑)

幽助の選択

「お願いだから、家、壊さないでね」とか言ってるあたり、やっぱり主婦な黒呼さん。
彼女は界境トンネルのことを知らなかったようですが、それでは、仙水の死も知らなかったんですかね(仙水が霊界探偵を辞めたのは知っていたのか?)。
幽助が彼らについていってしまうということは、幽助が魔族になるということを意味しているはずですよね。幽助自身はきっと、そんな深いことを考えてないだろうけど……(幽助は仙水との決闘を邪魔した雷禅さまに、文句をつけたいだけですから)。
実際に魔界に行って、雷禅さまに会ってしまったら、幽助の言い分や考えなんて、誰も尊重してくれないような気がします。
スリルを求めて魔界に行って、自由のきかない身になったりしたら情けないぞ、幽助。
桑原くん、蔵馬、飛影ちゃん、蛍子ちゃん、温子母さん、コエンマさま……皆が幽助を必要不可欠の存在としているのに、そんな皆を幽助も大切にしているのに……幽助はそれでもいつか、フラリと消えていってしまいそうな気がしてしょうがないです。
幽助~。魔界に行くのはかまわない。それはしょうがないとあきらめる。
せめてせめて……飛影ちゃんだけでも一緒に連れてって~(泣)。

今週の冨樫先生のコメント
今年からディスクダイアリーに日記をつけているが週のうち4日は仕事の2文字だけ。

前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その3、もしくは、彼らが帰る場所

tag : 幽遊白書

◆◇◆◇◆ 1994/02/06(日) ◆◇◆◇◆

『幽遊白書』 「初代霊界探偵・真田黒呼!!」の巻 感想

今週の心の叫び
黒呼さんは美人だった!!

不親切なあらすじ

平穏な生活を取り戻した幽助だが、そんな平和にも飽きて、ものたりなさを感じて苛立っていた。
コエンマは幻海のところへ相談に行くことを勧め、その幻海は初代霊界探偵である真田黒呼のところへ行くことを勧めた。
そして、幻海に教えられた場所を訪ねた幽助の前に現れたのは、幸福な結婚生活を送っている真田黒呼とその夫と2人の子供だった。

嵐が過ぎた後

しょっぱなから得体の知れない姿をしている幽助……一体、その格好でどうやって戦うんだい!(桑原くんといい幽助といい、最近、なんだかこういうの好きよね、冨樫先生(笑))
けれど、今の幽助ならあの程度のオモシは何の障害にもならないような気もしますね。
どうせなら桑原くんと喧嘩すればいいのに、と考えて、いや、それは困る。桑原くんが殺されてしまう、と考え直しました。
だってね、桑原くんはハンデつきの喧嘩も手抜きの喧嘩も承服しないと思うのよ(それにハンデつきはともかく手抜きは幽助自身もやりたがらないでしょうね)。たけど、そんなものなしで本気でやられたら、やっぱり桑原くんが死んじゃうわ。
仙水という“嵐”が過ぎ去った後に残ったものは、“嵐”の最中のワクワクで、幽助はそのワクワクを求めて、不謹慎にも“嵐”を待ちこがれているというわけだ(何度、死んでもこりない子ですね)。
それにしても笑ったのはコエンマさま!
どうしてこんなところに八雲(『3×3EYES』参照)がいるんだいと、一瞬、考えたのは私だけですかね。
おおっ! 普通の格好をしてるコエンマさま……ようやく人間界でのTPOをわきまえるようになったんですね(それとも、あれは幽助と密談するための、おしのび用の格好だったのかしらん)。
しかし、コエンマさまのところって、見事に親子断絶してますのね。「油断できん」だなんて、ハードな親子関係だなあ。
そういえば、私ときたらレシートとコインを見て、どっちがお金を払ったんだろう、なんてことまで考えちやいましたよ(ワリカンですかね)。
幻海師範もあいかわらず元気にゲーマーしてて、うれしい限りです(幽助もゲーム勝負では幻海師範に勝てないのね)。
変な話ですけど、「まず、あたしの命をくれてやる」と言った時の幻海師範の表情が、なんだか「馬鹿な男のわがままには慣れている」と言ってるように、私には見えたんですよ。
今の幻海師範て、自分と幽助のためだけに生きている……私はそう思っています。
そうなんだね~。幽助がその気になれば、いつでも第2の仙水になれるんだよね。霊界もそれを恐れて、幽助の抹消をはかったんだものね。
ああ、本当に幽助は師である幻海師範でさえたちうちできないほどの、すごい力を手に入れちゃったんだなぁ……などと、しみじみと考えちゃいました。

真田黒呼

真田黒呼さんは超好み!
久々にご登場の強くてきれいな女性キャラに小踊りして喜んだのはこの私(“魔界の扉攻防編”って、新キャラが皆、男だった)。
スラーッと背が高くて、細くて、しっかりしてて、明るくてたくましい。
さぞや幻海師範と気があったことでしょう。
快晴くんと吹風ちゃんも可愛いね。
しかし、男の子にあんなことを教えて、どうしようってんだか、黒呼さん(女の子に教えたら、シャレにならないからかな?)。
それにしても、幽助が久々にくつろいだ表情をしてるのが、とってもうれしい。
幻海師範もこういう効果を期待して、黒呼さんの家を訪れることを勧めたのかもしれないね。
妖怪たちのたびたびの襲来などという、とんでもない状況を軽~く笑いとばして、平和に幸福に生きている佐藤(真田?)一家。
幽助は母一人、子一人で育ってるから、案外、こういうのに弱いのかもしれない。

霊界探偵の条件

私、真田黒呼って、もっと年をくった人だと、思っていたんですよ(名前がちょっと古風だったせいかな?)。
そしたらまあ、若い若い(笑)。
だって、14歳から3年間、霊界探偵をやって、結婚を機に引退ですから、この人、おそらくは高校卒業してすぐに結婚したはずですよ(高校に行ってないとか、中退したとかいう可能性もあるんだけどね)。
で、黒呼さんが引退して、ほとんど間を置かずに仙水がその後を引き継いだということは、黒呼さんは現在、30歳前後だと思われます。
だって、仙水が26歳で死んで、10年間、行方不明だったということは、16歳で霊界探偵をやめてて、それ以前に何年かはお仕事をしてたはずですもの。で、仙水も14歳で霊界探偵になったんじゃないかと私は思っているんですよ。
幽助も14歳。黒呼さんも14歳から……ということは、霊界探偵は14歳の子供から選ぶという規則でもあるんですかね(快晴くんも後5年たてば14歳だしね)。
しかし、黒呼さんと仙水の間にブランクがまったくなくて、仙水と幽助の間に10年ものブランクがあったというのは、単に適任者がみつからなかっただけなのか、コエンマさまが仙水を失った痛手から立ち直るのに、10年もの歳月を必要としたということなのか……。
だけど、やっぱり仙水は霊界探偵に向かないやつだったのね。
3年間も霊界探偵をやってて、あんなに明るくて幸福な結婚生活をおくっている黒呼さんをみてて、しみじみとそう思っちゃったわ。
黒呼さんや幽助みたいな精神のタフさが、霊界探偵には必要不可欠なの。それが仙水には決定的に欠けていたの。
だから、霊界探偵という役目自体は、決して不幸をもたらすものじゃないんだよね。
それにしてもやっぱり幽助は霊界探偵から解任されてたんだね~(もう人間じゃないんだもんねえ)。
じゃあ、コエンマさまも幽助とは堂々と会えないわけだ。ははっ、かわいそ~。
ところで、ぼたんは今、どうしてるのかしら。
当然、霊界探偵助手も霊界探偵と同時に解任だろうに……(ちょっと心配)。

今週の冨樫先生のコメント
きんさんとぎんさん。服部通子と水戸泉。三浦知良と竹下登。小沢一郎と智ノ花……。

前説→幽遊のこと
後説→幽遊のこと・その3、もしくは、彼らが帰る場所

tag : 幽遊白書

カレンダ
01 | 1994/02 | 03
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 - - - - -
プロフィール

ひでみ

Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


HIDDEN_ARCHIVE(←『幽遊白書』の考察とか二次創作小説とかを置いてます)

カテゴリ
月別アーカイブ
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

検索フォーム
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
個別の記事以外のコメントはこちらまで

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンク
リンク