◆◇◆◇◆ 2008/11/30(日) ◆◇◆◇◆

アニメ視聴週記(2008NOV30)

『機動戦士ガンダムOO』(#09 拭えぬ過去)
パーティー会場からの帰路、アリー・アル・サーシェスに襲われた刹那とティオリア。
アリーはロックオン兄貴との戦いでからだの半分を消し炭にされて再生治療でなんとか生き延びたらしい。
半分消し炭でも生き延びるんだ……。
で、その治療費を払うために傭兵稼業を続けてるってことなのね!(←多分、違う)

パーティーごときになんでわざわざガンダムで出かける、と思ってたらスメラギさんの指示だったもよう。
おびきだされてるって可能性を考えてたんだろうな、多分。
でもガンダムじゃなかったら襲われなかったかも。アリーはガンダムを倒すのに執念、燃やしてるわけだから。
ティエリアはアリーをロックオン兄貴の仇と認定して猛攻。
「自業自得だあ。右目が見えねぇくせに戦場に出てくるたあ」と言われて怒るティエリア。
それはティエリアにだけは言っちゃいけない言葉(苦笑)。今でもロックオン兄貴の右目を傷つけたのは自分だって思ってるんだろうなあ。
セラヴィの足から変な手が出てきてビックリした。てか、笑った。
セラヴィもやっぱりマトリョーシカ構造になってるのか? 顔が二つあるし。
そしたら、アリーの機体も足からソードが出てきた。
どっ、どーゆー張り合い? てか、かくし芸ならぬかくし武器お披露目会?
でも、せっかく出てきた隠し腕あっさり斬り落とされちゃった。きっとメカニックが泣く。
アリーめっちゃ強い。ガンダム2機がかりなのに負けちゃってるよ、と思ってたら援軍到着。
マイスター総がかりって……ソレスタルビーイングには、一対一でなければ卑怯、とゆーグラハム的な武士道精神はない(苦笑)。
まあ、戦争やってるんだから、それが普通だと思うけどね。
さすがに一対四は無理がありすぎると判断してアリーは撤退。
でも、めっちゃ楽しそう。
歯ごたえのある、憎しみを持って自分に向かってくる敵の存在が、アリーにとっては楽しくてしかたないんだろうなあ。

ティエリアに逃げられたことをリジェネに愚痴るリボンズ。
いや、あれは確かにリボンズが意図的にティエリアを怒らせてたよね。
リジェネはなんだかイノベーターの中では一人だけリボンズに反抗的とゆーか、無条件に従ってるって感じがない。
イオリア・シュヘンベルグの計画にも疑問を持ってる様子っぽいし。
ティエリアと遺伝子が同じってことで、脳量子波の影響を受けやすいとかゆーこともあるっぽいし、微妙にティエリアの影響を受けてるんだったら楽しいかなあ、と。

ルイスがしょっちゅう具合を悪くするのはGN粒子を浴びたせいで障害が出ているとゆーことらしい。
リボンズがあやしげな改造をしたんじゃないかと疑ってたんだけど、実際は全部、ネーナのせいだったか。
「可憐なドレスこそ似合う少女が」ってアンドレイの台詞におもわず笑ってしまった。
「可憐」て……「乙女」もそうだけど、その言葉選びのセンスはどうなんだっ。

ルイスと会ったことをちゃんと沙慈に報告した刹那。
「元気だった?」と尋ねられて「ああ」と目を伏せた刹那。
なんかわけのわからない発作起こして苦しそうだった、なんて言えないよなあ、さすがに。
おまけに刹那の方から「連絡とってないのか」なんて訊くなんて……。
なんか、刹那と沙慈が普通の友達同士に見えるっ。だいぶうれしいっ。

追撃を制止され感情的になって「奴はロックオンの仇だ」と口走ってしまった件を、ロックオンに追求されるティエリア。
話をきいて「世界の変革より私怨か」と笑うロックオン。
「家族が死んだのは10年以上前のことだ。おれにはそこまで思い詰めることはできねえ」
ロックオンてかライルの言うことってもっともだなあ、と思う。
10年以上も怒り続けるってのはものすごくエネルギーがいる。途中であきらめが入るってゆーか、むなしくなるってゆーか、くたびれちゃう人がほとんどなんだと思う。
その間に、うれしいこととか楽しいこととか悲しいこととかいろんな感情が入ってきて、家族を失った時の感情を維持するのも困難なんじゃないかと思う。
悲しみはライルも抱き続けているんだろうけど、憎しみや怒りを持続するには10年という時間は長すぎた。
でも、ニールはそれを抱き続けた。その感情を薄めることを拒否した。
そこにある家族に対する深い愛着。それをライルは「尊敬してんだよ」と言っているんだろう。
兄のことを話す時の穏やかなライルの表情が、なんかちょっとうれしそうに見えるのは、兄が自分たち家族のことを忘れずに想ってくれていた、ってことが実感できたからなのかなあ。
ライルがカタロンに入っていたのは、過去の家族の問題があったからじゃなくって、現在進行形の圧政に抵抗するためなのか。

それにしても、せっかくロックオンが納得してくれてんのに、わざわざほじくりかえすなよ、刹那(苦笑)。
ロックオンの家族を殺したテロを起こしたのは刹那の仲間で、もしかしたら刹那がその実行犯になっていたかもしれない。
そんな刹那の告白をきいてもライルは動じない。
「仇をとらせろ」と言ったニールとはだいぶ違う。
ここらへんが、ライルの方が過去にあまりとらわれていないってことなんだろう。
だいたい、今の刹那を見れば、10年以上前、刹那が何歳くらいかはわかるから、そんな子供の頃の罪を追及したってどうしようもないってこともあるんだろうし。
まあ、首謀者のアリーに対してはまた別の感情があるのかもしれないけど。
「すべて過ぎたことだ。昔を悔やんでもしかたねえ。そうさ。おれたちは過去じゃなく、未来のために戦うんだ」
ライルがマイスターになって、初めて年長者っぽいことを言った!(笑)
しかし、そんな言葉は逆にティエリアを悩ませてしまった。
自分は過去に縛られて、未来のことを考えていないのではないか、と。
うわぁ~、前回できっちりふっきったかと思ったのに、また悩みだしちゃったよ、ティエリア。

新型機を開発しているビリーの前に現れたグラハム。
「ミスター・ブシドー」はグラハムみずから名乗ってんじゃないらしい。
なんだ、つまらん。私も気に入ってるのかと思ってた(笑)。
最近、奇矯っぷりが激しいグラハムと壊れっぷりが激しいビリーだけど(←だいぶ失礼)、二人になるとなんか普通ってか昔のまんまって感じ。よかったよ、友情はそのまんまで。
まあ、「私色に染め上げて欲しい」とか言葉のチョイスがおかしいとは思うけど、グラハムだし(爆)。
「最高のスピートと最強の剣」ってのは刹那を意識してのオーダーだよね、明らかに。
この人はやっぱり一騎打ちをご所望なんだなあ。

宇宙に戻ることを決断したスメラギさん。
しかし、カティはそれを読んでいた。
宇宙にあがろうとするプトレマイオスを襲うアロウズ。
トランザムパワーで逃げようとするプトレマイオス。
そして、プトレマイオスに振り切られ落ちていくコーラサワー。
「またかよっ」って、まったくだよなあ(苦笑)。
コーラサワーには何度でも「またかよ」って言って欲しい。とりあえず生き残って笑っててくれれば、それで十分だと思う(でもそれじゃあクビになっちゃうか?)。
成層圏突破をはかったプトレマイオスを撃つことで進路を変えさせたリヴァイブ。
トランザムパワーは尽き、プトレマイオスが無防備になったところで、敵のまん前に出ちゃってピンチ……と思いきや、ダブルオーが活躍。
ガンダム3機でトランザムってのは、ダブルオーでトランザムするとまた壊れちゃうおそれがあるからかと思ってたんだが、迎撃用の戦力として使うとゆー計算もあったらしい。
さすがスメラギさん、抜け目ない。
それにしても、アリー相手にあれだけ苦戦していたダブルオーが、戦艦をあっさりぶっつぶすって、戦力バランスがよくわからない。

ソレスタルビーイングの戦術の中に、スメラギさんの存在を確信したカティから送られたメッセージ。
リーサ・クジョーってのがスメラギさんの本名らしい。
回想シーンで、若いスメラギさんとビリーの前に現れたのはカティだよねえ。昔はお嬢様っぽいファッションだったんだなあ。
なんかちょっとティエリアに似てる。

ダブルオーを無敵にするというオーライザーが登場。
今のまんまじゃアリーに歯が立たないからねえ(苦笑)。
ついでにイアンの奥様も登場。そうか、嫁さんもメカニックだったのか。

ところで次回予告でめっちゃ気になる絵が……あっ、あれはティエリア?
めっちゃ気になるっ! って、また監督に釣られているような気が。
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tag : ガンダムOO

◆◇◆◇◆ 2008/11/29(土) ◆◇◆◇◆

『おおきく振りかぶって』 第62回 「準々決勝・4」 感想

久しぶりに月内に『おおきく振りかぶって』感想をアップするとゆー目標を達成!
これからもこのペースを守りたいものです。
書くのを先伸ばしにしても、感想がそれだけマトモになるとゆーもんではないし(苦笑)。

久しぶりに三橋と阿部が登場。
二人っきりでロードワーク。
おおっ、阿部が怒鳴りもいらつきもせずにこんなに長い会話が成立している!
おまけに、三橋語解読のスキルもアップしてるしっ!
三橋と阿部の二人きりの時間を増やしてバッテリー間のコミュニケーションを円滑にする、とゆーモモカンの狙いは見事にハマッている様子。
すばらしいですよ、モモカン!

阿部の「オレよか上にいられっと思うとメシがマズくなる」相手ってのは明らかに榛名のことだね。
そんなネガティブ発言に対する「メシはうまいよっ」ってゆー三橋の返しがなんともおもしろい。
「オレよか上」じゃなくって「メシがマズい」の方に反応するか? 普通(苦笑)。
食べるのが大好きな三橋らしいけど、それ以上に、他人に対してネガティブな感情を抱くことがない三橋らしいと思った。
三橋にとっていつも悪いのは自分の方で、他人は全然悪くないんだよね。だから、阿部の発言を正確に理解できないんだと思う。
でも、阿部的にはそーゆー自分のネガティブな感情を三橋に悟られなくてホッとしてるんじゃないかな。

高校進学の選択肢が極端に少なかった三橋。
三星か西浦かの二択って時点ですでにせますぎるけど、三星とゆー選択は三橋の中ではありえなかったんだから、実質、選択の余地がゼロ。
でも、阿部には選択肢がたくさんあって、そのうちのひとつが武蔵野に進んでもう一度、榛名とバッテリーを組むとゆーことだった。
結果的に阿部は西浦を選んだわけだけど、捨てた道のうちのひとつが甲子園に近づいているとなったら心穏やかではいられないんだろうなあ。
だって、やっぱり勝ちたいだろうし、甲子園にも行きたいだろうし。
そーゆーことで揺らいじゃうことを「ちいせえっ」とは私は思わないけど、そーゆー視点がまったく欠けている三橋を見ていると、なんかばかばかしく思えてきちゃうんだろうなあ。
個人的には、三橋の方がだいぶズレてて、阿部の方がものすごく普通に思えるけど。
三橋の器が「おっきい」わけじゃなくって、最初っからそーゆー器がないような。
「榛名さん勝ったら、悔しいばっかで嬉しくないのか」って……榛名が勝って喜んでる阿部の姿が想像できない(苦笑)。

三橋が無自覚のうちに阿部を心理的に救っていた今回のやりとり。
「ああっ、阿部が三橋に癒されてるぅ」って感じでめっちゃうれしかった。
ところでそろそろ西浦の他のメンツも見たいです、ひぐち先生。

さて、本筋(?)の武蔵野VS春日部戦。
武蔵野の監督らしき方が出てきたんだけど、前にも出てたっけ? あれ? 記憶にないぞ。
私が華麗にスルーしてただけかもしれない(笑)。
しっかり武蔵野のムードメーカーになっている榛名。基本、天然ボケキャラだし。
榛名の球を受けている状況が「どー考えても今が捕手人生、最高の時だ」とキャッチャーに思わせるほどのピッチャーで、チームメイトたちにやる気を起こさせる空気を持ってるエース。
それが本来の榛名の姿で、だからこそ秋丸たち中学の部活の面々は親身になって榛名のことを心配してたんだと思う。
でも、阿部が見ていたのは「サイテーのピッチャー」の姿。
いつも思うんだけど、阿部が本来の榛名と接していたら、迷わず武蔵野に行ってたんじゃないかな。そしたら、三橋は阿部に会うことができず野球をあきらめていたかもしれない。
結果オーライといえばそれまでだけど、阿部が抱え続けた傷を考えると、今は阿部も榛名もいい環境で野球ができてるからそれでいいじゃん、とは思えない。
う~ん、私が「ちいせえっ」のか?

「弟がイジワルでよかった。言う通りに投げてりゃあアウトが取れっかんな!」とゆー葵の台詞に笑ってしまった。
やっぱりキャッチャーは性格悪い方がいいのか?
和さんもそんなこと言ってたしなあ。
けど、そーゆーこと考える葵も結構、正確悪いと思うよ(笑)。

秋丸の投球数報告を聞かなかった榛名にかなりビックリ。
榛名が81球目を投げるのか、って問題がこの試合でクローズアップされることになるんだろうなあ、とは思ってたけど、球数は考えない、とゆーところまで榛名が立ち直っていたとは。
「そらそうか。そらそうだよな!」とゆー秋丸の言葉に、この人、試合中でなけりゃ飛び回って喜んでたんじゃないかなあ、と思った。
榛名はエースなんだから、自分の事情よりもチームの勝利を優先するのが当然。
そらそうだ。
でも、そーゆー当然のことができるようになるまでにホントに長い時間が必要だった。
それだけ、野球ができなくなるかもしれない、とゆー事態に直面した時の榛名のショックは大きかったんだろうなあ。
私は基本的に阿部寄りなもんで、それでも阿部にしたことはひどすぎるだろ、と思うわけなんだけど(苦笑)。

とにかく三橋と阿部が仲良しさんでホックホクだった。
最近、別のマンガのせいでスサんでいたもんで、ことさら(苦笑)。

tag : おおきく振りかぶって

◆◇◆◇◆ 2008/11/28(金) ◆◇◆◇◆

『3月のライオン』2巻 感想

羽海野チカ先生の『3月のライオン』の2巻を読んだ。
『ハチミツとクローバー』もそうだったけど、新刊を待つ時間が長いよねえ。
せかす気はまったくないんだけど、どっちかってーとこれはゆっくりと描かれるべき物語だと思うけど、それでも早く続きが読みたい~(←ジレンマ)。

読むたんびにいろんなことを考えちゃうマンガだよなあ、と二読くらいしてコミックスを閉じて、ちょっとうなってしまった。
確かなものがないと嘆く零だけど、私には零がとても確かなものをつかんでいるように見える。
確かすぎて重すぎるものから逃げ出したいのに逃げられなくて、零はあがいているのかなあ、と。

このコミックスを読んでいて、ふいに「真綿」という単語を思いついた。
真綿のようにふわふわとやさしくてあったかいもので零を包んでくれる川本家。
真綿で首を締め上げるがごとくじわじわと零の心を壊していく将棋の世界。
そんな温度差の激しいふたつの場所をいったりきたりしている零。
で、学校で先生と話している時の零はものすごくフラットな感じがする。学校てゆーか先生のそばが緩衝地帯なんだろうな。

しかし、将棋界も冷たいばかりではない。二階堂という超ホットな男がいる!!
公共電波にのせて零への愛を叫びまくっちゃう二階堂の姿は、笑いころげたあとで涙がホロリ。
こーゆー暑苦しいくらいの人が、零には適してるんだよ、きっと。

将棋の世界の「狂気」を象徴しているかのような存在である義姉・香子が、この巻で本格参戦。
零を苦しめるばかりの香子。てゆーか苦しめるためにわざわざちょっかい出してるよね。
対戦相手の苦境を教えてみたり、つきあってる男の話をしてみたり。
で、零のことが大嫌いなのかと思いきや、寒い中をわざわざ待っていたりする。
そんな姿に、零に対する歪んだ執着心を感じる。
おまけに零は零で香子に対する執着心をしっかりと自覚しているし。
まだ高校生なのになんてハイレベルな世界に突入しちゃってんのよ、この子。
それに、香子はこの年でこのカンロクってどーゆーこと?
あかりさんも別の意味でカンロクあるしなあ。
香子とあかりさんが出会ったらどーゆー会話をするのかなあ、と想像してみたんだがすぐに思考停止してしまった。
う~ん……むずかしすぎる……。

二階堂が描いた入門書とあのニャンコのフィギュアをセットで売り出したら、結構、売れるんじゃないかと思う。
◆◇◆◇◆ 2008/11/27(木) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』第183話 棄【ほうき】 感想

笛吹さんたちに追い詰められた葛西。
葛西は帽子がとれたらちょっと若くみえるようになったなあ。
放火のトリックを見抜いたのは魔人様だけど、次の犯罪を防ぎ葛西を捕まえるために的確に行動してみせたのは笛吹さん。
葛西に逃げられて浮き足立つ部下たちを落ち着かせ、「勝利はこの私が保証する」と断言してみせた笛吹さんのカッコイイこと!
これこそが、魔人様が決して持ち得ない力なんだろうな。

一方、笹塚さんを失ったショックを隠せない等々力さん。
等々力さんは多分、笹塚さんが好きだったよね。「恋愛」まではいかなかったかもしれないけど。
普段、しっかり者で弱いとこを見せない等々力さんが、仕事中にもかかわらず弱音はきまくり。
笛吹さんたちみたいにファイティングポーズを見せることができる人ばっかりじゃない。
それがあたりまえだと思う。

ところでうっかり石垣にときめいてしまった。
やっぱり、誰かが化けてんじゃないの? この石垣(苦笑)。
頼りきってあまえきることをなんだかんだで許容してくれてた先輩がいなくなって、後輩が心折れて涙をみせている状況になって、自分に課された役目を果たそう、と覚悟を決めたんだろうな。
「先輩」に昇格したところで、これからかっこいいとこを見せて欲しい。
てか、役立たずのままでもいいから、死なないで欲しい(←なんかものすごく不安なんだけど……)。

笹塚さんと本城博士。大事だった人がたてつづけに目の前で悲愴な最期を遂げ、心が折れてしまった弥子ちゃん。
そりゃそうだよ。
この状況でまだしっかりしてたらかなりコワいよ。
つらすぎて、気持ちの持って行き場がなくって、魔人様にあたってしまった弥子ちゃん。
きっと、笹塚さんや本城博士の死をしかたないことで片付けちゃったのが、弥子ちゃんの逆鱗に触れたんだろうなあ。
実際、魔人様にとっては手駒が減った程度の問題なんだってことはわかってるけど、わかっていても腹が立つんだよ。てか、わかってるから腹がたつのかも。
それに、魔人様がいなければ、こんな状況に巻き込まれてないってのは確かだし。
弥子ちゃんの言い分はいちいちごもっとも。
だけど、そんな弥子ちゃんのあたりまえな行動を、魔人様はあたりまえとは受け取らなかった。
魔人様は「奴隷」としての弥子ちゃんを放棄した。
きっと「奴隷」じゃなくなったから、「ヤコ」じゃなくって「桂木弥子」って呼んだんだろう。
弥子ちゃんを事務所から追い出し、ごていねいにもドアプレートから「桂木弥子」の名前を落とした。
そして、「助手」の時ならともかく、素の魔人様が頭を下げた。
いつも見下すことしかしない魔人様が、ていねいに頭を下げる。
それは魔人様なりの「敬意」の表し方だったのかもしれない。

弥子ちゃんは魔人様にあまえただけなんだと思う。
気が済むまで泣き喚くのを魔人様が黙って見守ってくれれば、それで済んだんじゃないかと思う。
でも、魔人様はそんなあたりまえの弱さを許さなかった。
魔人様が人の気持ちを理解できないからこうなったのか、弥子ちゃんに求めていたものがおそろしくハイレベルだったのか。
それとも、戦う覚悟のない人間を戦わせる気がない、とかいう程度の問題なのか。

うが~っ。二人の関係がハードすぎる。
魔人様、どんだけの強度を弥子ちゃんに求めてるんだよ。
いいかげん魔人様にだって、「人間」は弱いもんだって理解できてるはずなのに、弥子ちゃんは違うとでも思ってたのか。
もしかしたら、魔人様の中で弥子ちゃんがスペシャルな「人間」になりすぎちゃってたのかもしれないな。

実は、「最初から出会わなきゃよかった」って弥子ちゃんに言われちゃって、魔人様なりに傷ついたのかもなあ、という気もしている。
そう言われてた時の魔人様の目がね、そんな感じかあ、と。
う~ん、ネウヤコフィルタ入ってる私なんで、ちょっとバイアスかかりすぎかも。

魔人様の元を飛び出してしまった弥子ちゃん。
棄てられたのは、弥子ちゃんなのか魔人様なのか……。
いずれにせよ、弥子ちゃんにとっての頼れる人・笹塚さんはもういない。
ここで、弥子ちゃんが頼れる相手といったらアヤさんくらいしか思い浮かばないんだけど。

なんかもう、「しっかりした未来」にたどりつくまえにくじけそう。ヨロヨロ。
最近、弥子ちゃんが食べるとこが出てこないし。
でも、食べ物を前にして「食欲がない」とか言われたら余計ヤダよなあ。
◆◇◆◇◆ 2008/11/24(月) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2008年52号 感想

2008年分の『ジャンプ』はこの号で終わり。
『ONE PIECE』のつながってる背表紙を見たくって、1年間、捨てずに取っておいたんだけど、1年分の『ジャンプ』ってこんなにかさばるもんなんだなあ、とビックリ。
とりあえず一目見て満足したんで、来週から少しずつ処分しようと思っている。
ちょっともったいないような気がしないでもないけど……部屋がもっと広ければなあ……。

『ONE PIECE』(第523話 “地獄”)
蛇姫の協力をとりつけ、インペルダウン行きの海軍の船にまんまと乗り込んだルフィ。
ルフィを腰にまきつけてても普通に歩ける蛇姫って、やっぱりかなり強いんだと思う(いくらルフィが小柄でもそこそこ重いと思うよ)。

しかし、蛇姫は折れてくれたものの、七武海の一人であるジンベエがなぜか海軍の指示に従わず、監獄送りになってしまった様子。
バーソロミュー・くまもこっそりルフィを助けたりしてるし、七武海のコントロールにはセンゴク元帥も四苦八苦って感じだな。
ところで、ゲッコー・モリアはあの後、どーゆー扱いになってるんだろうね。今でも七武海のままなのかな?

白ひげはエース奪還に動き出したことが確定。かなりな戦力を投入している模様。
そして、ガープ中将はインペルダウンに赴き、エースと面会。
久々、登場のエースはボロボロで痛々しすぎる。
ガープは家族としてエースとお別れをしに来たのか、それともエースを助けるつもりがあるのか。立場的にはこの人が一番ツラいとこにいるのかも。

ナミは空島に飛ばされていた。ちょっとグズってた感じがめっちゃかわいいなあ。落とされてしばらくは泣き暮らしてたのかなあ。
ナミってひとりっきりの時はわりと泣き虫キャラっぽいよね。身内がそばにいると強がって泣けない感じ。
そして、フランキーは冬島に飛ばされていた。
なんか、それぞれが修行に入ってパワーアップするっぽい。
そういえばこのマンガ、あまり修行らしきものをしたことがないなあ(ゾロのあれは日課だから)。
一方、サンジはオトメンばかりが住む“地獄”に。
これはこれで脚力を鍛えられそうだよ(苦笑)。

『バクマン。』(15ページ 送信と返信)
二日徹夜でデビュー作を描きあげたサイコーは、やっぱり徹夜で初めての亜豆へのメール打ちに挑戦。
5000文字のメールってどんだけスクロールするんだよ(笑)。
あれだけメールを打つのを躊躇してたサイコーなのに、亜豆が引っ越しした途端にメール打ちまくり。
これはやっぱり遠くに住んでるって口実ができたからなのか。
亜豆のメールは短いけど、かなり的確だと思う。

二人の合同ペンネームがついに決定。
「亜」豆+真「城」+高「木」+「夢」が「叶」うで「亜城木夢叶」……確かに長い。
どっちかってーと「真木最人」の方がありえそうかなあ。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(標的219 真相)
ツナと雲雀と入江くんの三人だけで極秘に計画されたという今回の入江くんの行動。
これで、雲雀の行動がやけにジャストな理由は納得できた。
それにしても、ツナが獄寺や山本にナイショで雲雀を頼ったというのはちょっとビックリかな。
雲雀はリングとボックスについていろいろと調べていたというから、その線でつながってるのかもしれない。
それでも、あの雲雀が誰かと手を組むってことそのものが意外だ。

ツナが京子ちゃんやハルを巻き込むことを了承せざるを得ないほど、せっぱつまってる状況って……なんか、ものすご~く追い詰められてることはよくわかる。
それにしても、逆ギレする入江くんがめっちゃかわいいなあ。で、「正一…逆ギレ」って吹き出すスパナも。
白蘭にもからかわれてたけど、入江くんの逆ギレっぷりはコワいとゆーよりはカワいい。

そしてついにイタリア組始動。
ヴァリアーに新顔が入ってるけど、このヘンテコリンなかぶりものは何?
「雲」は最初から欠けてるし、マーモンも死んでるとすれば「霧」もいなくなってるので、そのどっちかだろうな。

『銀魂』(第二百三十八訓 屋台に入るには微妙に勇気がいる)
屋台に入るのに勇気がいるのかは知らないけど、こーゆーマンガを描いて本誌に載せちゃうってのは勇気あると思うよ(苦笑)。
いやいやいや、ある意味ネームしかないじゃん、これ。

『ぬらりひょんの孫』(第三十六幕 反撃)
カナちゃんの頭の中ではリクオくんとつららちゃんとゆらちゃんの間で三角関係が成立したもよう。
う~ん。つららちゃんにはその気ありそうだけど、リクオくんとゆらちゃんはなあ……。

犬神は倒したものの、総大将は不在のままで、いまだ混乱のきわみにある奴良組。
あいかわらずヘタレ揃いの幹部たちに憤る鴆がかわいい。この人だけ「リクオ」って呼び捨てしてるのがなんかよいよねえ。
そして、あいかわらずクールな牛鬼。リクオくんと目と目で語り合う仲になっちゃってるよ(笑)。

今回発登場の猩影。おもいっきし今時の若者って感じ。
父親がいなくなって初めて幹部会に出席して見るのがこの有様じゃあ、奴良組に幻滅しちゃうのも当然だよなあ。
剣を抱え込んでるとこをみると新戦力になりそう。

tag : ジャンプ ONEPIECE REBORN バクマン。 ぬらりひょんの孫 銀魂

◆◇◆◇◆ 2008/11/23(日) ◆◇◆◇◆

アニメ視聴週記(2008NOV23)

『キャシャーンSins』(第7話 高い塔の女)
工場の跡地で塔をつくる女・リズベルとであったキャシャーン。
塔は古来より「崩壊」の象徴。ぶかっこうに空へと伸びる不安定な塔は、リズベルの精神状態をそのまま表しているよう。
その塔をひたすら積み上げているリズベルは、そのてっぺんに鐘を取り付けたいと、キャシャーンに語った。
鐘を鳴らして、この世界にまだ美しいものがあるのだと気づかせたいと願うリズベル。
しかし、鐘をつくるための材料が手に入らないので、それにキャシャーンを使おうと考えたのだった。

なんかもうキャシャーンに触れるリズベルの指がエロいったら(爆)。
鐘に対する執着だけがリズベルの生きる理由。その鐘になるキャシャーンが愛しくてたまらないんだろうなあ。
一度はリズベルの鐘になってやってもいいと考えたらしいキャシャーンだけど、ルナを殺した自分が何をするべきなのかを知りたいからまだ生きたいと思った。
ようやくキャシャーンが生きることを明確に選択したんだなあ。

静かに狂っているリズベルのさまがなんとも美しくてエロかった今回。
このアニメでしか表現しえないテイストだよなあ。

『機動戦士ガンダムOO』(#08 無垢なる歪み)
自分と同じ顔をしたリジェネと出会ったティエリア。
リジェネは脳量子波を使って声を使わずにティエリアと会話を交わすことができた。
ティエリアがヴェーダに直接リンクせずにアクセスできてたのは、この能力を応用したものらしい。
とゆーことは、同じようなことができたネーナもまた同じ能力を備えている?
リジェネが語るイオリアの計画とは、ソレスタルビーイングにより世界を統合し、さらにアロウズにより人類意志を統合し、最終的には外宇宙へと進出すること。
ソレスタルビーイングは第一段階の世界統合を成し遂げた時点で任務終了。だからソレスタルビーイングがいまだに活動しているのは、イオリアの計画に反することだと言う。
自分の行動がイオリアの計画の障害になっていると言われ激しく動揺するティエリア。
ヴェーダによって生み出された自分がヴェーダに逆らうことについて思い悩むティアリアの前に現れたのは、ロックオン兄貴の幻。
こうやって聴いてみると、ライルとニールって同じ声なのにちゃんと別人の声になってるんだな~。
このヴァーチャルロックオン(?)に「四の五の言わずにやりゃあいいんだ。自分の思ったことをがむしゃらにな」と励まされたティエリア。
脳内ロックオン兄貴で自分を納得させるティエリア。脳量子波を使っての会話よりもスゴい能力かも(笑)。

やっぱりプトレマイオスの居候になったマリー。
アレルヤの希望ということでみんなは受け入れたらしいけど、フェルトだけはわだかまりを見せる。
フェルトはソレスタルビーイングの純粋培養で、4年前に失った仲間たちのことをまだ強く想っているから、そう簡単には受け入れられないんだろうね。
それでもちゃんと、アレルヤの家族は自分の家族と受け入れることにしたらしい。ホントにいい子だなあ、フェルトは。

ソーマの戦死の報を納得していない様子のカティ。勘のいい人だな~。
そして、ついにコーラサワー登場!
4年経っても、全然、大人になってないぞ、コーラサワー(笑)。
アロウズに不信を抱いてるからこそ、そこにコーラサワーを入れたくなかったらしいカティ。
でもコーラサワーは純粋にカティを守りたくって志願してきちゃったらしい。
その単純さを好ましく思っているからこそ、アロウズの中で毒されていくことをカティはおそれているんだろうな。
でも、カティはアロウズの思想に毒されるほどバカじゃないんだろうけど、コーラサワーはアロウズの思想に染まるほど利口じゃないと思うよ(苦笑)。
コーラサワーのバカさかげんにあきれつつも、そのまっすぐさとあけっぴろげなとこに癒されてしまうカティがめっちゃかわええ。
ここんとこ眉間にしわが寄ってるとこばっかり見てたからなおさら。

中東和平をすすめるという名目で、対立する民族の片方をコロニーに移住させる、という案まで出してきた世界政府。
しかし、そんな強引なやり方を連邦市民は受け入れるだろうと言うスメラギさん。
理由は「困らないから」。
連邦政府の恩恵にあずかれる人々は、その庇護のもと安定した穏やかな生活をおくっている。だから、その一方でひどい目にあっている人たちがいても、自分たちには「実害がない」から「困らない」。
リジェネのいう「人類意志の統一」とは、安定した繁栄を与えることによって成し遂げられるのか。

リジェネ発留美経由の情報で、アロウズの幹部が出席するパーティにもぐりこむことを志願したティエリア。
ティエリアの正装(タキシードとか)が見られる~? とか思ってたら確かに盛装だった(爆)。
次回予告でティエリアにそっくりな美人さんが出てたから同じ顔がリジェネの他にもいるの? とか思ってたら、ティエリア本人だったという……。
いや、違和感なさすぎだよ、ティエリア。もうずっとそのまんまでもいいよ(笑)。
女声は機械で作ってんのかとか、そのバストをつくったのはスメラギさんかとか、女扱いされるのを嫌がってたのはもう昔の話かいとか、そのカッコをロックオンに見せたら冗談ですまなくなるんじゃないか(爆)とか、短い時間でいろんなこと考えちまったい。

パーティの席で「本当の敵」であるリボンズと出会ったティエリア。
二人のダンスシーンが笑えてしかたなかったのは私だけ~?
現在、リボンズがヴェーダを掌握していると知ったティエリア。
しかし、ヴェーダの代理人ともいえるリボンズからの協力の誘いをティエリアは一蹴した。
「あの男に心を許しすぎた。ロックオン・ストラトスに」とティエリアのロックオン兄貴への気持ちまで知っていたリボンズ。
ほんとに心の中、ダダ漏れなんだな。
てか、こんな調子で大丈夫なの? それってソレスタルビーイングの情報ダダ漏れってことじゃない?
まぁ、元々、留美経由でダダ漏れっぽいけど。
ロックオンを侮辱され激昂したティエリアは太もも(生足!)に隠していた銃でリボンズを狙うが、隠れていたイノベーターのヒリング・ケアに撃たれて逃走。

一方、ティエリアのバックアップとして外で待機していた刹那は、アロウズの最大の出資者・ハレヴィ家の当主としてパーティに出席していたルイスと再会。
話は自然と沙慈のことに。
さすがに同じ船で生活しているとは言えないけど、まったく知らぬふりを決め込むこともできなかったのか、コロニーで偶然、沙慈と会った、とウソをついた刹那。
ルイスに沙慈の気持ちを伝えようとしたけれど、いきなりルイスが苦しみだし、そのせいでパーティに来ていたビリーにみつかって逃走。
簡単に顔出しして名乗っちゃうからこーゆーことになるんだよ、刹那(苦笑)。

そんなわけで、刹那とティエリアが両方とも逃走するハメに。
無事に合流してガンダムでプトレマイオスに戻ろうとするが、そこに「ところがぎっちょん」男(笑)が登場!
いや、グラハムもしつこいけど、この男もしつこいよねえ。

tag : キャシャーンSins ガンダムOO

◆◇◆◇◆ 2008/11/22(土) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』 それでも【ほうき】できないから困ってる

またもや突発感想を書くハメになってる(苦笑)。
もうちょっと落ち着いた感想は後日、あらためて書く予定。
とりあえず、一言だけ。

魔人様が弥子ちゃんを「ヤコ」ではなく「桂木弥子」って呼んだ!!

なんかもういろんなこと考えてグラグラしちゃってんだけど、多分、これが一番のダメージだった。

tag : ネウロ

◆◇◆◇◆ 2008/11/20(木) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』第182話 幸【しあわせ】 感想

今週の弥子ちゃんの好物は「アロワナのバター醤油炒め」……こんなとこでまで読者を泣かせる気ですね、松井センセ。

自分は「シックス」の「奴隷」の一人だったと告白した本城博士。
とゆーことは、チー坊の存在を「シックス」に教えたのも本城博士なんだろうな。
笹塚さんと吾代が二人とも本城博士にいきついたのはただの偶然ではなかったんだ、やっぱり。
笹塚さんは本城博士から「シックス」犯人説をほのめかされていた。
とゆーことは、釣りをしていた時に魔人様に話をきいたのはただの補強で、あの時点ですでに笹塚さんは復讐の準備を着々とすすめていたんだな。
ちょっとだけ魔人様をうらんでました、ごめんなさい。

娘を殺した犯人を知っているけど殺す機会がめぐってこない、と言っていた本城博士。
本城博士にとって犯人は「シックス」ではなく自分自身で、殺したいほど憎んでいる相手も「シックス」ではなく自分自身だったのか。
娘を死においやったことに絶望しながらも、「シックス」への忠誠心はまったくゆらいでいなかった、ってのが本当に怖い。
「奴隷」からすべてのものを徹底的に搾取する「シックス」。
そして、差し出すものが大事であればあるほど、「シックス」への忠誠心はより強固になってゆく。
それはものすごくおかしなことだと思うんだけど、なんかものすごく納得できるような気がしている。
う~ん、なんだろうな。
失われた分だけ、「シックス」の入り込む余地が広がってく感じなのかな。
ホントにこれだけ徹底した悪役ってのは他にないよ。少なくとも私が読んできた物語の中には存在してない。

けれど、本城博士は「シックス」に何もかもを持ってかれたというわけでもない。
自分の行動を死ぬほど後悔するという心が残っていた。
「シックス」がわざと苦しむ余地を残して、それを見て楽しんでたんじゃないか、という気がしないでもないけど。
本城博士はなぜ死にたくても死ななかったのか。
死ぬのが怖かったとかいうことではないような気がする。
単純に「シックス」の許可がでなかったからなのかな~、って。
そして、弥子ちゃんの追求により、本城博士は死ぬ口実を得たんじゃないかと。
「シックス」の秘密を守るため、という理由でテラもチー坊もジェニュインもみずからの命を絶った。
そして、弥子ちゃんは意図せずして、本城博士に同じものを与えてしまった。
本城博士はいつでも死ねるようにあの注射器を持ち歩いてたんだろうな。
そしてついに待ち望んでいた自分を殺す機会はめぐってきた。
それは弥子ちゃんのせいではないけれど、弥子ちゃんがトリガになってしまったのは確かだ。

笹塚さんの死によって深く傷ついた弥子ちゃん。
そこにダメ押しのように襲ってきた本城博士の死。
HALをDELETEしたことにさえ涙した弥子ちゃんが、生身の人間が自分に追い詰められて死んでいく様を見せつけられることに傷つかないわけがない。
髪をかきむしる弥子ちゃんの姿に、HAL編でのヒグチを思い出した。
受け入れたくないものを、全身全霊で拒絶しようとする姿。
本城博士が悪意で笹塚さんを追い詰めたのなら、弥子ちゃんは本城博士を憎むという形でそれを受け入れられたのかもしれない。
だけど、本城博士は泣きながら謝っていた。
そこにいるのは生きることにくたびれ果てた哀れなおじさんだった。
あらゆる意味で「ホーム」をロストしてしまった、死に場所を求めてさまよう亡者だった。
そんな存在を憎むことができるような弥子ちゃんじゃないんだろうな。

今回の弥子ちゃんの姿にめっちゃヘコんで、どうしてかなあ、と思って考えたんだけど、私の中で弥子ちゃんはものすごく「健全」なキャラだったんだな、という結論に達した。
「健全」っていろんな意味があるけど、この場合「毒気がない」って感じ。
毒気吐きまくりなキャラが大量発生しているこのマンガにおいて、弥子ちゃんには毒気がない。
だからこそ、このマンガの中でヒロインとして立っていられたんだと思う。
毒に侵されない強さ。
それこそが弥子ちゃんの最大の武器だったんじゃないかと。
だけど、前回と今回で弥子ちゃんの心に何かが浸み込んでしまったような気がする。
なんかそれがとてもイヤな感じがしたんだ、きっと。
この毒気を呑みこんでなお清浄さを保ち、清濁併せ呑む存在になっていく、ということなのかもしれないけど。

なんか、葛西のことなんかどうでもよくなってきた……(なげやり)。
読むのに覚悟がいるどころの騒ぎじゃないよ、ホント。
魔人様に弥子ちゃんを救って欲しい、と心の底から望んでいる。

tag : ネウロ

◆◇◆◇◆ 2008/11/18(火) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2008年51号 感想

『D.Gray-man』がまたもや連載休止。こうなりそうな予感はしてたけど。
休んでもいい! 続きを読ませてもらえるのなら! とゆーことで、星野先生にはじっくり療養していただきたいものです。
でも、あんまり絵が変わりすぎるとキビしいかも。

『アイシールド21』(306th down WORLD CUP)
世界編突入! と思ったら、選手集め編に入ってた(苦笑)。
選手たちに選手集めを丸投げって……。
交通費とかはちゃんと協会が払ってくれるんだろうな、と余計なことを考えてしまった。

ヒル魔はチームに入れるんだろうか。てか、監督になればいいのに、と思う。
いいよ、ヒル魔監督。で、マネージャーは当然、まもり姉。

それにしても、ヒル魔のメイド姿は爆裂かわいかった……。

『ONE PIECE』(第522話 “死に至る病”)
サブタイトルにちょっとビビったんだけど。そうか……死に至る病か……。
このマンガで恋愛沙汰が発生したのって初めてのような。「淡い恋心」的なものはあったけど。
ルフィの方にまったくその気はないのは確実だけど、はたから見れば女をたぶらかして利用してるって感じだよなあ。
てか、こんな蛇姫を見てナミとニコ・ロビンがどんな反応を示すのかがめっちゃ気になる。
あきれるか、嫉妬するか……嫉妬してくれると楽しいんだけど。

それにしてもこの恋に落ちた蛇姫のかわいさときたら!
ツンツンで登場して今はデレデレ状態。さすが、尾田先生、やるならとことんですね!(笑)
このまま押し切られて、悟空みたいにわけもわからず結婚しちゃったりして……(それはかなりイヤ)。

地図を見ると、せっかくレッドラインを目前にしてたのに、ずいぶんと出戻っちゃってるなあ、って感じ。
おまけに事態はかなり深刻で、ルフィは仲間との集合よりも、エース救出を優先することを決意。
このニュースを知って、みんなの方がエースのとこに集まってくれるのかもしれないけど。
七武海の一角である蛇姫が完全なルフィの味方として動くし、白ひげも当然、動く。
これだけの戦力で海軍と正面衝突とゆーことになったら、ホントに「戦争」だよなあ。

『家庭教師ヒットマンREBORN!』(標的218 到着)
ツナと守護者たちと入江くんが白くて丸い装置の前で合流。
獄寺が「10代目の首をしめるなんて」と言ってるあたりを見ると、幻騎士が言ったことはハッタリではなかったらしい。

10年後のみんなは10年前で何してるんだ? と思ってたら、白くて丸い装置の中に閉じ込められてた。
そうか、タイムパラドックスをある程度は回避してるんだ。
閉じ込められてるのは10人。
ツナ、雲雀、山本、獄寺、クローム、京子ちゃん、ハル、ランボ、イーピンで9人なので、残る一人はリボーンとしか考えられないんだけど、それらしい姿がないとゆーことは、シルエットになってるのがリボーンか。
てか、もうひとつのシルエットは誰? ツナ? あれ? この時点でツナは死んじゃってるんだから、死体が10年前に送られようとしてたってこと?(こわっ)
ツナは実は死んでない、とかゆー可能性もあったりするのか?

それにしても、いきなり世界創造とか出てきて、うっかり笑ってしまった。
どんだけ規模をでかくするんだよ(苦笑)。
入江くんは「もう一つの世界を創る」と言ったね。「新世界」とかゆーなら今の世界をぶっ壊してってイメージだけど、「別世界」を創るってなるとニュアンスが違ってくるよなあ。
なにがしたいんだ、白蘭。

そして、いきなり入江くんが味方に……なんかもうわけわからん(苦笑)。

『銀魂』(第二百三十七訓 寝る子は育つ)
「泣き叫ぶ話」がホンキでコワかった。
この妖怪、リキ入りすぎです、空知先生。この手のは『ぬらりひょんの孫』にまかせておきましょうよ(笑)。
『ぬらりひょんの孫』に出てきたんだったらこんなにこわくなかったよ、きっと。

『ぬらりひょんの孫』(第三十五幕 総大将四国への旅)
「つやのある巨大な器であった。うるしのような深い闇の似合う妖だった」って表現がめっちゃかっこええ。
ほんとに昔のぬらりひょんは美人さんでよろめくんだけど、今のぬらりひょんが将来のリクオ様かと思うと悲しくなるってゆーか……(失礼)。

「玉章」って「たまずさ」って読むもんだと思ってたから「たまずき」ってどーゆーことなのかな、誤植? とか思ってたんだけど、ようやく合点がいった。
そうか、玉章が勝手にそう名乗ってるだけなのか。

お気にのマフラーを血で汚されて激怒するつららちゃんがかわいい。
ついたのがリクオ君の血だったらこんなに怒ってないんだろうけど。
私はごく単純に、リクオ君は人間と妖怪を平等に見てると思ってたんだけど、つららちゃんはリクオ君は人間のことしか考えてなくって人間を助けるためにしか戦わないもんだと思ってたんだなあ。
ああ、妖怪の方が大事なつららちゃん感覚ではそう見えるのか、とものすご~く納得してしまった。

『バクマン。』(14ページ 御馳走と卒業)
サイコーとシュージン、中学卒業しちゃったんだけど、これでしばらく亜豆ちゃんは出てこなくなっちゃうのかなあ。
サイコーと亜豆ちゃんのラブラブっぷりが結構ツボに入ってたんで、この二人のやり取りがなくなるのはちょっとさびしい。

tag : ジャンプ ONEPIECE REBORN ぬらりひょんの孫 バクマン。

◆◇◆◇◆ 2008/11/17(月) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』 このマンガを読む【しあわせ】をロストしそうだ

後でもうちょっとマシな感想を書きたいと思ってるけど、とりあえずどうしても叫びたい言葉がある。

弥子ちゃんをこれ以上いぢめるな~!!

しっかりした未来を信じてるけどっ!
それでもそれでもなんかもう死にそう……弥子ちゃんじゃなくて、私が(呼吸困難で)。

tag : ネウロ

◆◇◆◇◆ 2008/11/16(日) ◆◇◆◇◆

アニメ視聴週記(2008NOV16)

『機動戦士ガンダムOO』(#07 再会と離別と)
結局、引き金を引けなかった沙慈。なんかちょっとホッとしたような……。
刹那も沙慈には戦って欲しくないんじゃないかなあ。そんな気がする。

対決する刹那とグラハム。押し込まれた刹那は使っちゃいけないはずのトランザムを解禁!(←皆本口調でお読みください)
しかし、やっぱり使っちゃいけないという忠告は守るべきだったらしく、突然、動けなくなり海に落ちたOO。
「機体が万全ではないとは……ならば斬る価値もなし!」って……確実に倒せた相手を見逃しちゃったよ、グラハム。
いいのか、こんなフリーダムすぎる人が軍隊の中にいて。
「いくらなんでも勝手がすぎる」とゆー台詞に視聴者全員うなずいていたと思う(苦笑)。
水没したOOをティエリアとロックオンが援護。さらに意識を取り戻したスメラギさんが撤退を命令。
これにて戦闘はひとまず終了。

迷惑な人につきあわされてる刹那がいる一方、戦闘中に「マリー」を連呼し、あげくに機体に抱きついて一緒に落ちていくアレルヤ。
「もう離さない、マリー」って背景を知らなければグラハム以上のストーカーに見えるよ、アレルヤ(苦笑)。
一緒に落ちたアレルヤとソーマは、双方の陣営から行方不明状態。
セルゲイがどれだけソーマを大事にしているかを知っているカティはあわてて捜索を開始。
しかし、アロウズ上層部の意向により、捜索は打ち切られてしまう。
超兵であっても特別扱いはされない、ということか。
二人の捜索は、セルゲイ、そして、ティエリア&ロックオンの競争ということに。

地上で二人っきりになってしまったアレルヤとソーマ。
ソーマはアレルヤを敵とみて襲い掛かるけれど、アレルヤの「マリー」という必死の呼びかけに、マリーとしての人格を取り戻した。
アレルヤの台詞の半分以上「マリー」なんじゃ、と思うくらいしつこく呼び続けたかいがあった。
いや、なんでもあきらめないことが重要だよね! とは言っても、グラハムみたいなのはやめてくれ(刹那が気の毒すぎる)。

強化された結果、五感を失ってしまったらしいマリー。それであんな状態になってたんだね。
言葉を発せず脳量子波で送るしかない意志に反応してくれたのはアレルヤだけだった。
マリーにとってもアレルヤとの出会いこそが、初めての「世界」とのコンタクトだったとゆーことか。
アレルヤとマリーの交流を研究者たちが黙認していたのは、外界とコンタクトする術を持たないマリーの精神状態をサーチするためだったのかもしれないな。
そして、数少ない成功例であるマリーの五感を取り戻させるために、超人機関はマリーの上にソーマの人格を植え付けたということだそうだ。
一方、処分されかけたアレルヤは、仲間と共に施設を脱出したが、結局、行き場はなく輸送船で宇宙を漂流するはめに陥ってしまった。
そして、食糧も酸素も足りなくなり、生き延びるためにハレルヤ(=アレルヤ)は同胞を殺した。
結果、アレルヤだけが生き延び、ソレスタルビーイングに拾われたということらしい。

マリーを救いたい、という思いだけで動いていたアレルヤ。しかし、それが叶った途端に次の不安にさいなまれる。
マリーに何をしてあげられるのか。
「こんなボクがキミにしてあげられることなんて……」と言うアレルヤに「いてくれるだけでうれしいの」と答えるマリー。
アレルヤとハレルヤ。マリーとソーマ。二つの人格の間で苦しむ二人。
世界で二人っきりの超兵になった二人。
お互いがお互いの「世界の最初」である二人。
完璧な「二人だけの世界」ってのがそこに存在している感じ。

そんなラブラブモードに割り込んできたのはセルゲイ。
父ちゃんは大事な娘さんをとられてご立腹(苦笑)。
一度だけ聴いたアレルヤの声をしっかり覚えていたセルゲイ。さすがだ。
もはや「ソーマ」ではなく「マリー」なのだという説明には納得したけど、ソーマをアレルヤ(=ソレスタルビーイング)に引き渡すことは承服しがたいセルゲイ。
しかし、ソーマをアロウズに戻しても苦しい思いをさせるばかりだってことも十分にわかってる。
そして、ソーマに対するアレルヤの本気を見て、セルゲイは「ソーマ・ピーリス」を戦死させた。
「あなたの娘になりたかった」それはソーマの遺言。
セルゲイに抱きつくソーマ。ソーマの頭をなでて「彼と幸せにな」と言ったセルゲイ。
セルゲイ、すっかり愛娘を嫁に出す父親状態だよ~。潔すぎて泣けるよ~。
セルゲイの一番の願いはソーマが戦いと離れた場所で幸せに生きることなんだよね。
それはアロウズにいては決して叶えられない願いだから、たとえ自分がさびしい思いをしても、仇敵であるソレスタルビーイングにソーマを委ねることになっても、アレルヤを信じて愛娘を託したんだよね。
これでソーマを不幸にしたら、セルゲイに殺されても文句言えないよ、アレルヤ。
って、マリーとソーマがごっちゃになってて読みにくいな、この文章。

そんなわけで、プトレマイオスに居候が増えた。
てか、沙慈は最近、働いてるからもう居候とゆーわけでもないのかな?
しかし、こんなラブラブな新婚さん、ストイックな生活してる連中にとっちゃ、かなり目障りなんじゃないの~?(笑)

アザディスタンでは連邦政府が暫定政権を樹立。
マリナの居場所は完全になくなってしまった。
アザディスタン存続のために必死にがんばっていたマリナの無力感はいかほどのものか……。

「カタロンの人たちが無事に逃げられるまではなんでもやるよ」とガンダムの整備に手を貸す沙慈。
アレルヤ無事の報にホッとした顔を見せる刹那に、なんかちょっとうれしそう。
ずっと厳しい表情の刹那ばっかり見てたから、こんな顔しかできない子なんだと思い込んでたのかなあ。
刹那だって、好きでしかめっつらしてるんじゃないんだよ、沙慈。
刹那と沙慈の距離がちょっと詰まった感じがしてうれしい。

ティエリアの前にリジェネ登場。
ティエリアはリジェネの存在そのものを知らなかったんだね。
リジェネが何のためにティエリアの前に姿を現したのか……。
アレルヤの件に片がついて、次回からはティエリアメインになるらしい。

tag : ガンダムOO

◆◇◆◇◆ 2008/11/15(土) ◆◇◆◇◆

『おおきく振りかぶって』 第61回 「準々決勝・3」 感想

またもや遅れまくってしまった『おおきく振りかぶって』感想。
月刊誌だと油断しちゃうのかなあ……。

引き続き、武蔵野VS春日部。
武蔵野はチームワークはいいけど、やっぱどう見ても榛名の力に頼りきってるワンマンチーム。
これは、榛名以外の選手が榛名にあまえてる、とゆーよりは、榛名の力が抜きん出すぎちゃってるってことなんだろうなあ。
榛名があんまり野球部が強くない高校を選んだのは、そこでお山の大将になりたいとか、弱いチームを自分の力で強くするのがかっこいいとかゆーことではなく、指導者があんまり熱心そうじゃないところを選んだため(指導者が熱心じゃないのに強いって普通ありえないもんね)だそうだけど、それは武蔵野にとってラッキーなことだったのかがちょっと微妙な気がしてきた。
今のところはうまいこと折り合ってるってゆーか住み分けてるけど、榛名が阿部にしたようなことを高校でもやり始めたら、途端にどうにもならなくなっちゃうんじゃないかな。
榛名も精神的に大人になってるし、秋丸もそばにいるから、大丈夫だとは思うけど。

周囲の武蔵野を見る目は、榛名一人が入っただけでいい思いしやがって、な感じなんだろうね、きっと。
春日部のように、長い歴史があって、選手層もあつくて、結束力の強いチームには、チーム全体の力でおれたちは勝ってるんだ、とゆー想いがあるから、榛名だけで野球をやってる(ように見える)武蔵野ってのは、ちょっと頭にくる存在なんだろうな、と思う。

春日部の4番の航と柴先輩は小学生の頃から一緒に野球をやってるらしい。
なんかもう、おまえホントに高校生か、ってくらい貫禄がある柴先輩が小学生時代のことで口論してる姿がめっちゃカワエエ。

久しぶりに西浦の連中の姿が出てきた(1ページだけだけど)。
阿部は重くなったらしい。決して「太った」わけではなく「重く」なったんだよね!(笑)
ランナーに吹っ飛ばされることを三橋に心配されてめっちゃ傷ついていた阿部だったんで、体重増はうれしくてたまらないんだろうなあ。
ファンとしては阿部父化するのがちょっとコワいんだけど……(←失礼)。

今週はなんか「榛名が投げてる。今のとこ無失点だけど、これから先はちょっとヤバそう」だけで話が終わっちゃうなあ。
良くも悪くも榛名一人に振り回されてる試合だ。

tag : おおきく振りかぶって

◆◇◆◇◆ 2008/11/14(金) ◆◇◆◇◆

『サムライうさぎ』最終巻 感想

福島鉄平先生の『サムライうさぎ』の最終巻を読んだ。
実は発売日(4日)にちゃんと買ってたのに『ネウロ』関連でいろいろとヘコんじゃってて、『ジャンプ』以外は何も読めなくなって、放置状態になってた。
う~ん、すぐに読んでおけばよかった。そしたらもっとはやくに浮上できたかもしれない(←逆効果で余計ヘコんでた可能性もある)。

『赤マル』を読んでなかったんで、ようやく特別版『月は照らす』を読むことができた。
伍助のせいで身分制度が廃止になったって設定にビックリ。
いろいろとトンデモ設定満載なマンガだったけど、これが一番のサプライズだよ。
そんな権力、誰が持ってたんだろ……(苦笑)。
主人公は伍助と志乃ちゃんの娘のミツキちゃん(「美月」ってことかな?)。
おっとりな両親に比べてずいぶんとしゃきしゃきしてる。
性格的には摂津殿に似てるのかな? でも、テンパリやすいとこは伍助ゆずりかも。
結局、清木がなんであんなに「武士道」というものに頑迷にこだわっていたのかはわからなかった。
でも、伍助と戦ったことで何かの呪縛から解き放たれたのは確かなんだろう。
そうでなければ、あんな天真爛漫な息子が育つはずないもの。
それにしても、いつもしかめっつらしてた清木が、伍助みたいに毎日、楽しそうに生きてるなんて……。
ミツキちゃんとマサツネが結婚することになったりしたら、伍助と清木が顔をあわせてビックリ仰天するんだろうなあ、なんてこと考えてしまった。

巻末に載ってた「その後のうさぎ達」は涙モノ。
みんなそれぞれに自分らしい生き方で幸せになってるんだなあ、って思って、ホントに幸せな気分になれた(最近、いろいろとすさんでいたもので)。
反蔵はあれはあれで幸せなんだよ、多分(笑)。

『サムライうさぎ』ってのは私を幸せな気持ちにしてくれたマンガだったなあ、とあらためて実感した最終巻。
いつかまた福島先生の幸せなマンガと再会できることを願っている。

tag : サムライうさぎ

◆◇◆◇◆ 2008/11/13(木) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』第181話 嘘【あくい】 感想

笹塚さんのお葬式で始まった今回。
ちょっとだけ……ほんのちょっとだけ、もしかして生き延びてないかなあ、と思ってたんだけど……。10の18乗分の1くらいは(←奇跡の数字)。
笹塚さんはゼロの世界に行ってしまわれた。
そこんとこきっちり念押しされちゃった感じだよ。
石垣はちゃんと生きててそこんとこはホッとした。もしかしてどっかで殺されてるとかないだろうなあ、と脅えてたもんで。

弥子ちゃんと話をする笛吹さん。
いつも弥子ちゃんに対しては、警察の仕事に首をつっこむな、ばかり言ってる人なのに、これからの捜査方針まで話してるんでちょっと驚いた。
笹塚さんにとっての弥子ちゃんを笹塚さんは語らなかったから、誰もそれを知ることはできない。
でも、弥子ちゃんにだけ見せる笹塚さんの顔ってのは確かにあった。
それを笛吹さんは理解していて、だからこそ笹塚さんの遺志を継ぐ者のうちの一人としての弥子ちゃんを認めたのかもしれないなあ、とか思ったりした。
弥子ちゃんと笛吹さんは「同志」になったんだよ、きっと。

「十年来のデキの悪い悪友が死んだ。それだけの事。泣くのも笑うのも…全てのケリがついた後でいい!」
それだけのことって、十年来の悪友なんて一人しかいないんじゃないの? 笛吹さん(泣)。
弥子ちゃんの前ではファイティングポーズしか見せない笛吹さん。
その笛吹さんの言葉を黙ってきいてるだけの弥子ちゃん。
なんか、泣くこともできない、って感じが痛々しすぎる。
「警察とはそういう生き方を選んだ人間の集まりだ!!」
そんな笛吹さんの言葉を聴いていた石垣。
この人だけはなごみ要員としてだけ存在していて欲しかったんだけど、そうもいかないのかなあ。
「手駒が盤上から降り、そして二度と戻ってこない喪失感。これが…死か」
魔人様なりの笹塚さんの死を悼む言葉。
「かなしい」とか「さびしい」とかいう感情を理解できない(もしかしたら自覚できないだけかも)魔人様は「喪失感」という言葉で笹塚さんの死を嘆くのか……。

この落ち込んでる展開の中、妙にハイテンションな葛西。
この人、私はわりと好きなんだけど、なんか嫌いになりそうよ。シクシク。
どーしてこの人、こんなにご機嫌なの?
好きなだけ燃え燃えしてるから?

本格的に動き出した笛吹さん。
信頼できる部下たちを召集して密命を下す。
いくらなんでもここまでの人数をすぐにかき集められるわけないから、かなり前から準備をしていたんだろうな。
でも、行動開始のふんぎりをつけさせたのは笹塚さんかも。
法律を絶対的ルールとしてきた笛吹さんは、法的にはみだす行動を決意した。
そして、自分のみならず部下たちにもそれを求める。
この策が成功しても失敗しても、法を破った責任をとって警察辞めます、くらいの決意はしてそうだよなあ。
てか、その前に命が危ないような気がするんだけど。
泣くのはすべてのケリがついてから、のはずだったのに、それでも流れてしまう涙に、なんかうっかりもらい泣きしてしまった。
警察組織になじまない印象が強かったヒグチも、こうやってみるといっぱしの警察官になっちゃってんだよなあ。

本城博士に会いにいった弥子ちゃん。
なんかちょっとなごやかムード……と思っていたら、いきなり「どうしてウソつくの?」だもんなあ。
本城博士が警察内の内通者であり、「シックス」の意をうけて笹塚さんに餌を撒いたのではないかと疑う弥子ちゃん。
この目の据わり方がコワい……。

魔人様の頭脳に頼らず、一人でこの結論を導き出した弥子ちゃん。
しかし「あんまり頭良くないから…この推理、不自然な点がいっぱいあるの」とゆーこと。
ちょっと考えても、本城博士が「シックス」の協力者なら、なんでジェニュインは本城博士を殺そうとしたの? とかいろいろとわからないことがあるもんな。
もしかしたら、魔人様も似たようなことを考えて、だけど不自然な点があるので切り捨てたのかもしれない。
でも、弥子ちゃんは不自然な点があるからこそ、そこにひっかかったんじゃないかと思う。
行動が不自然なのはポジションが不自然だから。
だから完全な「シックス」の手の内の者ではないとふんでるんじゃないかと……。

「違う、ってひとこと言って。そしたら…謝るよ」
そんなことを言うけど、弥子ちゃんは自分が「間違えてる」とは思ってないよね、多分。
推理は間違えてるかもしれないけど、きっと弥子ちゃんは「正答」にたどりついてると思うんだ。
ゆらぎのない弥子ちゃんの目と言葉。
謝る、と言いつつも、その目は本城博士を脅しているように見える。
日付がかわったどころの騒ぎじゃないよ。なんか、ステージをひとつクリアしたって感じだ。
これもひとつの「豹変」なのかもしれない。

最近、めっきり魔人様の出番が少ない。
その代わりといってはなんだけど、魔人様の意図しないところで動き出した弥子ちゃんと笛吹さん。
結局、人間を救うのは「魔人」ではなく「人間」、ということなんだろうな。

ところで、先週、いろいろとすっとばしたもんでちょっと補足。
サイは見事に女の子になってた。
アイさんと初対面した飛行機の中であんな顔してたから、あの時点ではサイもまだ本来の顔を覚えてたらしい。
今になってみると、「シックス」と微妙に似ててやだなあ。
バラバラにしないと読めなかったその人の内側を、生きながらにして読むことができるようになったサイ。
この能力を使って弥子ちゃんからアイさんの記憶を吸い上げて過去を思い出すのよ~、とか思った私はドリーマーすぎるだろうか。

tag : ネウロ

◆◇◆◇◆ 2008/11/12(水) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2008年50号 感想

『バクマン。』(13ページ チョコと赤マル)
ついこないだまで真夏でシュージンがクーラーの電気代を心配してたような気がするんだけど、あっとゆーまにクリスマス過ぎてバレンタイン過ぎて、サイコーとシュージンが高校に受かってる。
展開速いよなあ。
それにしても、新妻エイジは一人でやたらとうるさそうなのに、サイコーとシュージンは二人でも静か。
でも、普段バタバタと騒がない二人だからこそ、『赤マル』に掲載決定してはしゃぎまくる姿がめっちゃかわいく見えるってもんだよね。

新妻エイジはノーフューチャーってゆーかパンクロックなイメージ。
計算もなんにもなしでただただ突進している感じ。
行動をおこすまえにまず効率的なやり方や手順を考えるタイプのサイコー&シュージンとはこれまた正反対。

自分の頭の中を見てもらってどれだけ好きかわかってもらいたい、って発想はすごすぎるよ、サイコー。
どんだけ自分に自信があるんだよ。
てか、自分に自信があるのはまだしも、自分が愛されてるって自信満々ってのが信じられないよ。
いや、私も目の前にこんなこと言う人がいたら、シュージンみたいに石化しちゃうと思うな。

『ONE PIECE』(第521話 “天駆ける竜の蹄”)
蛇姫があれほどに高圧的なふるまいをするのは、過剰な警戒心のあらわれだったのかもなあ、とか考えると、奴隷時代の生活がどれほどひどくてつらいものだったかがわかる。
サンダーソニアなんか思い出すだけでパニくるくらい、三姉妹の精神的ダメージは根深い。
天竜人の奴隷の扱い方がちょっと気がめいるくらい描かれてたのは、ここにつなげるためだったんだろうなあ。
結局、ルフィは天竜人を殴った一件でシルバーズと蛇姫という超強力な味方を手に入れたことになる。
麦わら海賊団そのものは小さいまんまだけど、くっついてくるものがどんどんでっかくなってくなあ。

それにしてもやっぱりルフィの女性に対するふるまいはどうなんだとつくづく思う。
蛇姫がセミヌードでがんばったのに……(苦笑)。

『アイシールド21』(305th down I AM AN AMERICAN FOOTBALLER)
世界編に突入。
話にビックリしてるだけのセナたちに比べて、はやくも動き出してるヒル魔。
う~ん。クリスマスボウルを制覇するのはヒル魔たちの悲願だったけど、一度、山を征服したからにはそこに留まる気はないってことか。
あのアメリカ武者修行編を描いてた時点で、この展開まで見込んでたのかな?

『ぬらりひょんの孫』(第三十四幕 妖怪・犬神 その6)
犬神との戦いがついに決着。
犬神はかなりキモかったけど、さすがにあの終わり方は気の毒だなあ。
リクオ様がぬらりひょんの孫なら、玉章は八百八狸の息子、とゆーことらしい。
玉章はどーみても狐系な感じなんだけど、その正体は「豆狸」かあ。パッと見、歌舞伎役者もどきだけど。

清継くんのおかげで見事にオチがついた。
「やっぱ妖怪ネタってうけるんだね!!」と後々に禍根を残しそう(?)なことを思わせちゃったけど。

『D.Gray-man』(第178夜 ごめんなさい)
マリの指がとんじゃってウギャ~。糸を操る大事な指なのに。
ミランダが見たら卒倒してしまいそう。
科学班が精巧な義指をつくってくれるんだろうか。

エミリアを守ったレベル2はティモシーが乗っ取ってるって解釈でOK?
もしそうならレベル4の乗っ取りも可能ってこと?
とすると、かなり応用範囲の広い能力だなあ。

tag : バクマン。 ONEPIECE ぬらりひょんの孫 D.Gray-man

◆◇◆◇◆ 2008/11/10(月) ◆◇◆◇◆

ゲームにヘコみ、展開にヘコむ、ネウロな日々

先週の三連休はひきこもってました。
この年になってもまだ、マンガのキャラクタが死んだ、ってネタでこれほどヘコめるんだと思いました。
我ながらさっぱり成長してない……。
これはただのフィクションだし、そんなこと当然わかってるけど、それでもこれは私の中ではリアルの一部なんだと思います。
まあ、ただのヲタクと言われりゃそれまでだけど。

ところで、3ヶ月ほど前に買ったDSゲーム『魔人探偵脳噛ネウロ ネウロと弥子の美食三昧 推理つき グルメ&ミステリー』のエンディング画面を昨日、ようやく見ることができました。
どんだけ時間かかってるんだよ、私!
第1話をクリアするのに1ヶ月かかって、その後はわりとするするいったんですけど、最終話の丸ロボゲームのとこで完全にハマっちゃって、なんと1ヵ月半もつまずいてました。
それで、ついに心が折れて(ええ、いろいろと折れやすくなってたんですよ!)、昨日、中級ゲーマーのおじに丸ロボゲームだけクリアさせました(←邪道)。
私が1ヵ月半もくるくるしてたゲームをおじは30分で片づけました。
そっ、そんなに簡単に片づけられるもんだったのね~!
おまえどんだけ下手なんだよ、と笑われましたが、ようやく先にすすめてうきうきしてたら、途中で笹塚さんが撃たれちゃって(でもすぐに退院してきた)、おもいっきしダメージくらいました。
ゲームで少しでも気分を盛り上げようとしたのに、さらにダウンさせてどーすんだよ! このゲームのシナリオ書いたやつ出て来い! と、おもわず叫びそうになりました。
ええ、わかっています。このゲームをかたづけるのに3ヶ月もかかった私が悪いんです。なんなんだこのタイミングの悪さは。シクシク。

ところで、PS2ゲーム『魔人探偵脳噛ネウロ バトルだヨ! 犯人集合!』を買いました。
ハードがなかったんでプレイステーション2も買いました。
どんだけ魔人様に貢いでるんだか計算したくありません(泣)。
さて、このゲームをクリアするのにどれだけかかることやら……って厳密にはクリアできてないんですけどっ! ゲンミツに間違ってるってわかってるんですけどっ! 心が折れやすくなってたんですよっ!(←ループってる)

ところで、PS2ゲームはDSゲームよりもボイスデータが多くてよいですね(容量が違うんだから当然だが)。
BGMを最低音量、ボイスを最大音量とゆーアンバランスな設定にしてゲームしてます。
BGMを作成された方には本当に申し訳ないけど、そうしないとちゃんと笹塚さん(=遊佐さん)の声が聴き取れません(苦笑)。

ところで『邪眼探偵ネクロさんの事件簿』っておもしろいんですか?
今日、店頭で単行本みかけておもわず笑っちゃったんですけど。
飛影ちゃんと魔人様が一緒に探偵やってるのか? って(←ホントにそうだったら3冊ずつ買う!)。

tag : ネウロ

◆◇◆◇◆ 2008/11/09(日) ◆◇◆◇◆

アニメ視聴週記(2008NOV09)

『黒執事』(第6話 その執事、葬送)
前回から引き続き、黒執事VS赤執事。
『ロミオとジュリエット』をモリーフにした台詞を交わしながらの戦い、とか書くと優雅な感じだけど、グレルがあんなんなもんで何度見ても笑える~。
「あなたの子供なら産める気がする」はさすがにドン引きだったけど(苦笑)。

とにかく、福山潤さんの「女優」っぷりがおステキすぎ。
ルルーシュ役だけでも私の中ではすでに殿堂入りなのに~。
それと、小野さんのセバスチャンはハマりすぎ。エロさがバツグン(爆)。
子安さんの魔人様とはるドS声の色っぽさだよ。

『機動戦士ガンダムOO』
(#06 傷痕)
壊滅状態のカタロンの中東支部。
そこに戻ってきていた沙慈。まあ、あんな砂漠の真ん中じゃ、ほかに行く場所なんかないよな。
惨状の原因が自分にあることを知っている沙慈はパニック状態。その姿をみつけたティエリアは、沙慈を問い詰め事の次第を知る。
「彼らの命を奪ったのは君だ」と沙慈を責めるティエリア。
沙慈の意識の中では自分は一般民間人で、でも事態はすでにそんな言い分が通るようなもんじゃなくなってるんだよなあ。
でも、つらすぎる状況を真正面から受け止めたくない、逃げたい、とゆー気持ちが沙慈の目をそむけさせた。
ティエリアや仲間を失ったカタロンから見れば、許しがたい弱さなんだろうけど、う~ん、なんかなあ……沙慈を責められないってゆーか責めたくないってゆーか。
とりあえず、沙慈をみつけたのがティエリアでよかった。
カタロンの人にみつかって問い詰められてたら、ホントに何をされてたかわからないよ。
とゆーわけで、沙慈はプトレマイオスに逆戻り。
でも、このことをロックオンが知ったらどうするんだろ。

一方、同じく惨状を見て、過去のことを思い出し、パニックを起こして気絶したスメラギさん。
どうやら昔、AEU内で誤情報による味方同士の殺し合いを行ってしまい、その片方の戦術予報士がスメラギさんでもう片方の戦術予報士がカティだったらしい。
その戦いで大事な人を失ったスメラギさんは傷ついて酒びたりになった、とゆーこと。
そうか、スメラギさんとカティは元は同僚なのか。
同じ傷を持つ二人だけど、大事な人を失ったとゆー点で、スメラギさんの方が傷は深かったのかもしれない。
しかし、そんな苦い経験を経てなお、いまだ軍の最前線に残っているカティは、何を求めているんだろうか。

刹那と共に基地にUターンしてきたマリナ。てゆーか、刹那に強引に連れ戻されたらしい。
アザディスタンの惨状に心を傷め、シーリンに泣きつく。
結局、この人はカタロンにいつくしかないのかなあ。

ネーナは脳量子波を操れるらしい。もしかしてネーナも改造されちゃってるの?
留美が「イノベーターを欺くためにも」とか言ってるってことは、留美は留美なりにイノベーターを利用しているつもりらしい。
それにしても紅龍を「お兄様」って……どっ、どーゆー設定?

自分の部下が流した情報で殲滅作戦が実行され、その作戦に参加したことでソーマが心を傷めているんじゃないかと、謝罪の言葉を送ってきたセルゲイ。
ホントにソーマは大事にされてるんだなあ。
でも、このセルゲイの思いやりが別方向に作用しちゃったようで、ソーマは「兵器」として生きることを自分に誓う。
一方、沙慈を見逃したセルゲイはやっぱり責められてた。
戦う意志のないものを戦いに巻き込みたくない、とゆーその意志は立派だけど、もはやそれを押し通せるような状況ではないんだなあ。
それをわかっていて、それでもなおそれを押し通そうとするって、この人も茨の道を突き進んでる。

ルイスを一目見て「乙女だ」とつぶやいたアンドレイ。
この人とセルゲイは親子なんだ、って初めて実感した瞬間だった(大笑)。

カタロンの基地を守る為に、プトレマイオスとガンダム4機が総出でアロウズと衝突。
グラハム(←ミスター・ブシドーと呼ぶ気がない)はやっぱり刹那一筋。事前に他の連中にも手出し無用と念押しで、独り占めする気満々。
独占欲が強そうだもんな、この人(爆)。

カタロンの人たちを守るために何かしなくちゃいけない、と決意した沙慈。
あれほど嫌がっていた戦闘に参加。砲撃を担当することに。
しかし、プトレマイオスに突進してくるのはルイス。
離れていても互いを想いあう二人はそれと知らぬまま銃を向け合うことに。
ほんとにこの二人はどこまでも不運だな。

セカンドシーズンに入って初めての戦闘シーンのままの回またぎ。
刹那はアブない人に狙われてるし、アレルヤは「マリー」しか言ってないし、沙慈はルイスに向かって引き金引くしで、かなりいろんなことがこんがらがっちゃってんなあ。

tag : 黒執事 ガンダムOO

◆◇◆◇◆ 2008/11/08(土) ◆◇◆◇◆

『BSアニメ夜話』第11弾 感想

今回の『BSアニメ夜話』のラインナップは『電脳コイル』、『ガンバの冒険』、『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮編』。
『ガンバの冒険』は見てなかったんでよくわからなかったんだけど、『電脳コイル』と『グレンラガン』はかなり盛り上がってた。
特に『グレンラガン』の時の岡田斗司夫氏は熱かったなあ(笑)。

『グレンラガン』の時に、監督が最初に持ち出してきたテーマが「ドリル」だったって話は特におもしろかった。
そういえば、昔のアニメとか特撮ってメカになにかとドリルがくっついてたよね。
私はあれは「何かを打ち砕くもの」って象徴なのかなあ、とか思ってたんだけど、そうか、単純に男の子はドリルが好きなのか!
なんかすごく納得できちゃったぞ。
いや、子供の頃から妙にロボットアニメ好きで「男の子みたいだ」と言われてたけど、ドリルがかっこいい、とゆー感覚はなかったなあ。やっぱり、「男の子」にはなりえないのか、私は。
ニアを演じていらっしゃった福井裕佳梨さんがゲストでいらしてたんだけど、まんまニアな方だった。すばらしいっ!

ホントにもう『電脳コイル』も『グレンラガン』も時間が足りなかった。もっともっと話をきいてたかったのに。
まあ、足りないと思うくらいがおもしろいのかもしれないけどね。

tag : BSアニメ夜話 グレンラガン

◆◇◆◇◆ 2008/11/07(金) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』第180話 士【じゅういち】 感想

私は一度、ルーティンをつくってしまうとずっとそのルーティン通りに動いてしまう人間で、誰ひとりとして督促する人もいない(←過疎ブログだから)のに、ほぼきっちり火曜日に『ジャンプ』感想、水曜日に『ネウロ』感想、日曜日にまとめてアニメ感想とゆールーティンを守っちゃってるんだけど、今回はなんか書きたくないな~って感じになっちゃって、1回くらいパスしたって誰が困るってもんでもないだろ、と思って、本気でパスしかけたんだけど、昨夜いきなり目が覚めて「書かなくっちゃ」とゆー気になって一気に書いて、書いただけでアップせずにそのまま寝てしまった。
で、かなりわけわからない文章になってたんで、それをちょっと推敲してみたんだけど、やっぱり文章としてこれはどうなのって感じがする。
でも、これ以上いじるとさらに違う方向に走りそうな気配満々だったんで、とりあえずアップする。
いろいろとごめんなさい(←誰に対して何を謝ってるんだか自分でもよくわからない)。

石垣に化けたサイに刺された笹塚さん。
「俺が死ぬのはいいとして…」
って、いやいやいやいや全然よくないから! って全国のネウロファンがツッコんだよ、絶対!
よくないよくないよくないよくない。
弥子ちゃんが泣くよ。もしくは泣くこともできないで食欲なくすんだよ。
それに笛吹さんも筑紫さんも等々力さんも泣くよ。
どーしてこの人、こんなに自分の人生捨ててんのよ。

繰り返し言われてきた弥子ちゃんが失う「大事なもの」。
正直、いなくなることで、魔人様と弥子ちゃんの両方にダメージを与えられる人物とゆー点で、笹塚さんだろうな、と思っていた。
それにまあ、結構あからさまに予告がなされてたしねえ。
でも、あえてさけていたんだよなあ……無駄なあがきに決まってるんだけど。

笹塚さんは何も言わなかった。
石垣に化けた「シックス」の部下(=イレブン)について思考をめぐらせてはいたけれど、結局、ひとつも言葉を残さなかった。
寡黙な男は最期まで寡黙だった。
悔しいとか、悲しいとか、さびしいとか、苦しいとか、一言でもあれば、まだすっきりできたのかもしれない。
でも、笹塚さんは何も言わないから、こちらはただ考えるしかない。

何がこんなにこたえるのかなあ、とずっと考えててふと思いついたんだけど、笹塚さんて復讐を果たしたあとのことって、まったく考えてなかったよね。
私はなんかそんな確信を持っている。
失敗したらそこで全部が終わっちゃう、ってことは普通に考えるだろうけれど、成功した後のことも考えてなかったんじゃないのかな。
まるでそこが人生の終わりみたいに。
復讐を実行することだけが人生みたいに。
まるで終わらせることが目的みたいに。
そう思いついた時に、なんでこんなにこたえちゃってんのかが、なんだかわかったんだ。
この笹塚さんの行動が、私には自殺にみえたんだ。
「自殺行為」じゃなくって「自殺」。
自分の人生にケリつけるための行動。
そんな憶測がなんかもうどうしようもなく私をヘコませる。
久しぶりに飛影ちゃん自殺未遂事件(←個人的命名)の時の気持ちまで掘り起こされてしまった。

復讐を遂げるために、さまざまなことをしていたらしい笹塚さん。
マフィアと組んでみたり(小説設定は本編でも採用らしい)、ゲリラに入ってみたり(そんなことやってる時間どこにあったんだ)、どんな犠牲も惜しまない。
日本語おかしいかもだけど「献身的」って感じ。
でも、その反対側で、そんな人生にくたびれちゃってる笹塚さんがいたのかもしれない。
復讐なんて、さして実のあることとも思えないことに費やされる人生に。
でも、それ以外の道をみつけられなくって、笹塚さんはただつっぱしった。

笹塚さんが「警察官」として生きていたのなら、当然、魔人様の指示に従っているのが得策だった。
笹塚さんひとりであそこまで追い詰められたのなら、魔人様がいれば勝率はかなりなもんだったと思う。
でも、笹塚さんはその道を選ばなかった。
親友である笛吹さんを振り切って、魔人様の信頼を裏切って。
笹塚さんはひとりでケリをつけなくちゃいけなかった。
それが笹塚さんの人生のすべてだったから。

連載の初回から登場していていまだに残っているキャラは魔人様と弥子ちゃんと笹塚さん(遥ママはあんまり本編に関わってないので除外)。
一緒にお食事するくらい仲良しさんになってたのに、笹塚さんは弥子ちゃんに対してほとんど自分を語らなかった。
サイを捕まえるために、弥子ちゃんを囮にしかことを謝った時くらいなんじゃないかと思う。
あの時は、目的のためには弥子ちゃんすら利用するって……、と思ったもんだったけど、すぐに反省して「どうかしてた」って弥子ちゃんに謝ったから、笹塚さんもいろいろと必死だから一時的にちょっと血迷っちゃったのかなあ、くらいに思ってた。
でも、今にして考えてみると、これがすでに危険フラグだったんだなあ。

笹塚さんの一番の本音と思える言葉は、睦月ちゃんに復讐について語った言葉。あれだけが笹塚さんが自らを語った言葉だと思う。
そして、自分が何を求めているかについて、何も語らなかった笹塚さんは、最期に弥子ちゃんに向かって微笑んだ。
狂気なんかひとかけらもない。穏やかな笑みだった。
それが「おれはかなしくもつらくもないよ。この結末にも不満はないんだ。だから泣かないで」って言ってるように今は思える。

前回を読んだ時、弥子ちゃんと吾代だけが駆けつけて何ができるんだ? って思った。
そして、今回を読んで、ああ、笹塚さんを笑って死なせるために弥子ちゃんを駆けつけさせたんだ、って思った。
そんな役回り、弥子ちゃんにさせんなよ~! とか思うけど。
でも、ストーリーの構成上、弥子ちゃんに笹塚さんの死を直視させることがどうしても必要なんだろうな、って思った。
てゆーか、それがどうしても必要だったんだな、って最終的に思わせてもらえなかったら、松井センセはただのドSです(←その可能性もなきにしもあらず)。

「笹塚衛士」→「士」→「十一」→「じゅういち」→「イレブン」であると同時に、「士」=「死」なんだなあ。
サブタイトルが絶妙すぎる。

これで次回でしっかり生き残ってたら怒る。その後でうかれまくる。きっと。

巻末コメントで松井センセは「暗い展開になりますが必ずしっかりした未来を用意してます。お付き合いを…!!」と書いていらっしゃった。
「暗い展開」に対して「明るい未来」ではなく「しっかりした未来」。
「しっかりした」ってのは「ゆらぎのない」って意味だと私は解釈した。
弥子ちゃんが再び、ゆらぎのない目で壁を砕くパスワードをみつけだすことを信じてる。

ちょっと蛇足だけど、本城博士の復讐相手が「シックス」だとすると、おじさんとこにも「シックス」のトラップがかけられてたりするのかなあ。
◆◇◆◇◆ 2008/11/03(月) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2008年49号 感想

祝『週刊少年ジャンプ』2000号!
とゆーわけで、村田先生描き下ろしの歴代人気キャラ大集合ポスターが付いている。
前回も思ったけど、これはホントにすごいっ。
この企画を思いついてくださった方と村田先生に大感謝!
開いた途端にじいちゃん(from『CYBORGじいちゃんG』)とその頭上にいる魔人様が目に入った。
うわぁ~ん、魔人様とじいちゃんが並んでる絵って……村田先生good job!
すみっこの方の弥子ちゃんとサンジのツーショットもナイスすぎるっ。
ぜひぜひサンジを弥子ちゃんの専属コックに!
でも、それじゃあサンジのせいですっかり舌が肥えちゃったルフィがかわいそうか。
細かいとこをみてくとホントに小ネタ多くて楽しい。エリザベスに斬りかかってる神田とか。
あと、バオーが描かれてたのもうれしかったなあ(←続編をいまだに期待してるんですけど、荒木先生!)。

大石先生と内水先生の巻末コメントが妙にシンクロしていてびっくり。
お二方がしめしあわせたんじゃないんならスゴイな。

『ONE PIECE』(第520話 “ゴルゴンの目”)
ジャンプ』表紙&巻頭カラー。
やっぱり今の『ジャンプ』の大看板は『ONE PIECE』なんだなあ。
表紙絵はピクニックしてる麦わら海賊団。ナミがナイフ使ってる絵ってめずらしいなあ。たいがい、こーゆー役はサンジだから。
ルフィはババ抜きめっちゃ弱そう。逆にニコ・ロビンは得意そう。
早くこのメンツが再集結してくれないかなあ。

ギアセカンドとジェットガトリングでマリーゴールドとサンダーソニアを圧倒するルフィ。
やっぱり、本人が使った自覚がない「覇気」なんてものよりも、自力開発した能力の方が頼りになる。
将来的にはわからないけど。
しかし、勝てる状況をあえてなげうってマリーの背にはりついたルフィ。
ルフィの意図を理解したソニアはルフィを攻撃できず、蛇姫も戦いをやめさせた。
ルフィが守ろうとしたのは「死んでも見られたくない」という背中の「これ」。
その人がもっとも大切にしているものは全力で守る、ってのはルフィにとってはあたりまえのことなんだよな。
それが仲間だろうが敵だろうが。
「お前らが見られたくねェモンと、おれとの勝負は別の話だ」とゆールフィの台詞がめっちゃかっこええ。
覇王色の「覇気」を持ってるなんてのとはまったく別の、これがルフィの「王の資質」だと思うんだ。

『銀魂』(第二百三十五訓 チューペットを二つに分ける時はあの持つトコある奴の方がなんかイイあそこから飲むのもオツ)
これって沖田自身もかなりキツイ目にあってるような気がするんだけど、そこまでして土方をいじめるかーっ(笑)。
いや、この執念にはおそれいるよ。
ぜひ、銀ちゃん編をやって欲しい。
でもまあ、銀ちゃん相手じゃ、こんな楽しい結末にはならないような気もする。
てか、そーゆーひとすじなわでいかないとこが、沖田が銀ちゃんを気に入ってるとこなのかな?

『アイシールド21』(304th down FINALE)
泥門、悲願のクリスマスボウル制覇!
これで物語もゴールインかと思ったらなんか続きがありそうなことを大和が言ってる。
どっ、どーゆーこと?
セナが帝黒に引き抜かれるって線はないように思われるけど。

ぬらりひょんの孫(第三十三幕 妖怪・犬神 その5)
リクオ様VS犬神。犬神、かなり強いなあ。
リクオ様が流血してるけど、この絵がまたジタバタしちゃうくらいかっこええ。てか色っぽい。
しかし、犬神の真の敵はリクオ様ではなく陰陽の美剣士・清継くんだった!(爆)
いや、絶妙なタイミングだな。
この演出を事前に知ってたリクオ様はともかく犬神は何がなんだか状態。
それにしても、これだけ派手な戦いが清継くんの演出で片づけられちゃうとは、清継くんの周囲の評価がわかるってもんだ(苦笑)。
そして、このスキを狙ってつららちゃんと首無が協力。
確かにつららちゃんちょっとやりすぎ。リクオ様が寒そうだよ。

バクマン。(12ページ 10と2)
サイコーが川口たろうの甥だってことを知っていた編集長。
特別扱いはしない的なことを言ってるけど、サイコーとシュージンにかなりつっこんだことを話したのは、ちょっとした特別扱いだったのかも。
おじさんがどれだけ苦労したかを身近で見てて、それを承知したうえでマンガの世界にツッこんでくるような子なら、最初っからありのままをきかせてもビビッて逃げるなんてことはないだろう、とゆー気持ちはあったんじゃないかな?

アンケートは2割入ったら人気マンガってのは驚いたけど、毎週20本くらいマンガが載ってるんだから、確率でいくとそんなもんだよね、確かに。
『ネウロ』のために毎週出してるアンケートハガキは無駄じゃない!(←自分へのはげまし)

天才・新妻エイジに挑む秀才サイコー&シュージン、って構図がはっきり見えてきたね。
新妻エイジが王道を行くのなら、サイコーたちは邪道で攻めようと。
自分の得意なとこで一点突破ってのは戦略的に正しいと思う。
イケメン高校生が何股かけられるか、って企画は最近のシュージンの実体験を元にしたのか?(苦笑)
脳を売り買いするって話、確かに設定としておもしろいよね。『ライアーゲーム』的な話になるのかな?

見吉はシュージンに正式彼女と認められたわけじゃないのに、雰囲気はすっかりDV妻(苦笑)。
即答したら蹴られ、「答えられない」と言ったらまた蹴られ……。
シュージンがバカになったらどうしてくれるんだ。

今頃「博打マンガ」だから「バクマン」なのか? と思った今週(←遅すぎ?)。
ジャンプ』の内情バラしまくりで大丈夫なんかい? と思うんだけど、さすがに編集部チェックは通ってるんだから、そこんとこ無駄な心配なんだろうな。
てか、そこらへんがどこまで許されるかで、このマンガのおもしろさが左右されるのかもしれない。
今のとこはかなり楽しいんで、この調子でつっぱしって欲しいところ。
『サンデー』版や『マガジン』版の『バクマン。』を並行して各誌で連載させたら、企画としておもしろいかも。

D.Gray-man(第177夜 ロンリーボーイ)
リンクってめっちゃ強いね。
いずれこの人もイノセンスを手に入れる、とかゆーシナリオもありかな? とか思ったりして。

ティモシーってあんな外見になっちゃってるってことは明らかに寄生型だよね。
てことは、この子もあんまり長生きできないのか。
アレンやクロウリーもそうだけど、外見でわかりやすく異常があるから普通に生きていくのは困難だし、エクソシストとして強力、って以外は損なことばっかりだな、寄生型。

『SKET DANCE』(第64話 パニック・イン・校長室)
あれ? 私、今までこのマンガのどこを見てたんだろ。
椿ちゃんてここまでかわいい子だったっけ? あれ?
「責任をとって副会長を辞任します」って言った時の涙目に撃沈されてしまったよ。
いやいやいや、今までもかわいい子だとは思ってたけど、こんな破壊力を持ってたとは迂闊!
生徒会のみんながからかいたくなる気持ちがよくわかるなあ。

tag : ジャンプ ONEPIECE ぬらりひょんの孫 バクマン。 D.Gray-man

◆◇◆◇◆ 2008/11/02(日) ◆◇◆◇◆

アニメ視聴週記(2008NOV02)

『キャシャーンSins』(第4話 滅びの天使)
キャシャーンに嫌われたと思い込んだソフィータがめっちゃかわええ。
舌ったらずでしゃべるとこもかわいいけど、表情豊かなとこが特によいなあ。
無邪気で一途でせいいっぱい自分の感情を表そうとするソフィータ。その手段はかなり過激だけどね。

今まで、キャシャーンに関わる人(?)の死亡率がやたらめったら高かったけど、ソフィータは死ななかった。
「滅びの天使」と呼ばれたソフィータだけど、キャシャーンにとっては「救いの女神」だったのかもしれない。

影のつけかたとか光のいれかたとかポージングとか台詞まわしに、高い美意識を感じるこの作品。
おもしろいアニメとゆーよりは、美しいアニメを創り上げようとしている感じ。
これを最後まで徹底的に貫いてくれたら、私の中の殿堂入りアニメになること間違いなし!

ところでフレンダーはどこに?

『黒執事』
(第5話 その執事、邂逅)
グレル豹変後のはっちゃけっぷりがやたらと楽しい。
福山さん、オカマキャラが板につきすぎ。弓親よりもいっちゃってる感じがステキすぎ~(笑)。
うっかり、ルルーシュがあのモードでしゃべってるとこを想像するという、やってはいけないことをやってしまった(爆)。

今まで無敵状態だったセバスチャンにようやく現れた対等以上の敵、死神。
やっぱり基本的に悪魔よりも死神の方が強いんだろうか。
てか、シエルの家系は人外のものに憑かれる何かを持ってるのか?

失うばかりだったマダム・レッドの人生。そして、手に入れたのは死神。
死神は結局、マダム・レッドに何も与えてくれなかった。
始まったばかりなのにすでに失うことばかりのシエルの人生。そして、契約したのは悪魔。
悪魔はきっとシエルに自分のすべてを与え、いずれシエルのすべてを奪うんだろう。
人間は裏切るけど悪魔は裏切らない。
それが、今のところシエルにとっての真理なんだなあ、かなしいことに。

次回予告のセバスチャンの「すべては自然の摂理なのDEATH」には声をあげて笑ってしまった。
いかん。グレルに侵食されるセバスチャンに侵食されそうだ。

『機動戦士ガンダムOO』(#05 故国燃ゆ)
リボンズとリジェネの他はちゃんとした出番がなかったイノベータだけど、紫の髪の子はリヴァイブという名だということが判明(←公式サイトとかアニメ誌とか見ないんで、もしかしたらそっちには出てるのかも)。
あと、リヴァインとブリングとかゆー子もいるらしい。
みんな名前に「リ」が入るんだね。で、みんな性別不明なルックス。
ティエリアもこれらの条件はクリアしてる。
なんか、リジェネとリヴァイブは仲悪そうな感じ。イノベータが一致団結してるってわけではなさそうだけど、基本的にはリボンズに絶対服従ってことなのかな?

カタロンの中東支部の上層部と会見する刹那とスメラギさん。
シーリンの方から保護を申し出てきたマリナと共に、沙慈もカタロンに預けようとする刹那。
ソレスタルビーイングにいられるのは“武力による戦争撲滅”のスローガンに共感できる人だけだし、やっぱりプトレマイオスは戦艦だから戦う気のない人を置いておくのは厳しいよね。
カタロンにいる幼い子供の姿に自分の幼少時を思い出す刹那。おもわず構成員として育てているのかと疑うけど、カタロンは行き場のない子供を保護しているだけらしい。
沙慈とマリナはここで保育士さんをやりながらアロウズが潰れるのを待つのが一番なんじゃないの? とか一瞬、思った。

スメラギさんはカタロンと手を結ぶことを拒否。ソレスタルビーイングはあくまでも“反連邦政府”ではなく“反戦争”ということらしい。
だから、アロウズとは戦うけど、カタロンと共闘する気はないと。
カタロンと戦うことになる可能性だって捨てきれないしね。

指揮官の座に返り咲いたカティに従うことを拒否するグラハム。
「断固辞退する」って……合法的なワンマンアーミーらしいよ、彼は(苦笑)。
そういえば、そんなタイトルのマンガがあったなあ(←話が古過ぎる)。

子供たちはマリナのことを知っていた。国の象徴として努力するマリナは支持率が高いらしい。
子供を抱きしめるマリナの姿に、自分の幼い頃を思い出す刹那。
刹那もこんな組織に保護されてればなあ。
沙慈が言うとおり、子供たちはソレスタルビーイングの犠牲者なのかもしれない。
だけど、その刹那自身もまたアリー・アル・サーシェスの犠牲者で、その男が沙慈から姉を奪ったのだということを、沙慈は知らない。
今の沙慈には刹那を責めることしかできない。
今の理不尽な状況はすべてソレスタルビーイングがつくりあげたのだ、というおっそろしく簡略化された解釈しかできない。
複雑な問題を簡単に解決しようとするといろんなものがこぼれ落ちる。そして、ものすごく重要なものをとりこぼしてしまったことに気づくことさえできなくなる。
やたらな不運に巻き込まれてなお、かたくなに自分の価値感をかえようとしない沙慈。
これはガンコというよりは、怖いからなのかなあ、と感じる。
以前はソレスタルビーイングだけを憎んでいればそれでよかったのに、それができなくなってしまったら、沙慈はもう自分の感情をどう制御していいかわかんなくなっちゃうんじゃないかな。
言い訳をしない刹那の態度は潔いと思うけど、「恨んでくれてかまわない」って言葉だけじゃ、沙慈はちっとも救われないんだよ。
刹那はそこんとこをちゃんと理解できてないような気がする。
まあ、結局のところ沙慈を救えるのは、沙慈自身かルイスしかいないわけであって、そんなの刹那の役目じゃないんだけどね。
でも、今のルイスはあんなんだしなあ(苦笑)。
ところで、「おれは二度とあの中に入ることはできない」という刹那の台詞は、自分にはマリナに抱きしめて慰めてもらう資格がない、という意味も含まれているような気がしてならないんだけど、ちょっと夢見すぎ?

カタロンはゲリラとゆーよりは民間人の寄り合い所帯って感じだね。なんかゆるいとゆーか(苦笑)。
連邦政府への憎しみから戦ってるだけで、もとはホントに普通の人達なんだろうな~って感じ。

カタロンには留まらずアザディスタンに戻ると言い出したマリナ。そこで刹那が輸送機で送り届けることに。
ティエリア「なんならそのまま帰ってこなくてもいい」
刹那「バカを言うな」
アレルヤ「この4年間に何があったんだい? 君が冗談を言うなんて」
ティエリア「本気で言ったさ」
アレルヤ「えっ?」
ティエリア「フッ、冗談だよ」
この一連の会話がなんともいえない。
帰ってこなくていい、ってかなり本気で言ったよね、ティエリア。
ソレスタルビーイングを捨てて、マリナと別の道を歩むという選択肢もあるんだよ、って。
でも、刹那がソレスタルビーイングを、もっと単純に言っちゃえばガンダムを捨てられるわけがない。
そして、そんなアレルヤの発言をティエリアは冗談と受け取った。まあ、無理ないけど。
そしてティエリアはそれを冗談と受け取ってもらえるんならそれでいいと思ったんだ。
どんだけ頭やわらかくなってんだ、ティエリア。
いや、ヴェーダから切り離され、ロックオンを失い、刹那とアレルヤを見失っていた4年間、ティエリアは自分自身と向き合って、自分を再構築したんだろうね、きっと。

「ソレスタルビーイングもカタロンも戦いを引き起こす奴らじゃないか」とカタロンのアジトを飛び出した沙慈。
あっけなく連邦軍に捕まっちゃうし。
やっぱりカタロンの構成員としてブラックリストに載っちゃってたし。
ボスがセルゲイだったからよかったものの、そうじゃなかったら拷問うけて情報吐かされたんじゃないかな。
でも、沙慈がセルゲイに語った言葉はアロウズに筒抜けになり、攻撃命令が下る。
沙慈を守りきることはできないと判断したセルゲイは彼を再び砂漠に放り出す。
って書くとひどい人に思えるけど、この場合、沙慈の身を守るにはそれしかないよなあ。てか、こんな行動をとるってのは、セルゲイにとってもリスクのあることなんじゃ……。

しかし、沙慈は助けてもらえたけど、カタロンの基地は壊滅状態。
その有様にソーマは怯む。自分はどんな組織に組み込まれてしまったのかと。
セルゲイの養女にしてもらう話を承諾して「自分は幸せ者だ」ってうれしそうだったソーマなのに、「人並みの幸せを得ようとした、これはその罰なのですか」とまで考え出す始末。
戦うために創られた存在なんだから戦うのはあたりまえだ、と言っていたソーマが苦しんでいる。
それは、これが「戦い」ですらないからなんだろう。

「私は抜けさせてもらう」とあっさり戦線離脱したグラハム。理由は「興が乗らんっ!」。
いやはや、すごい理由だな。訳せば「だって刹那がいない」になるんじゃないかと(苦笑)。

自分は連邦政府に守ってもらえる普通の市民だ、と信じて生きてきた沙慈。
それが裏切られまくってたにも関わらず、ソレスタルビーイングの敵は自分の味方だとばかりに、連邦政府を信じる気持ちを捨て切れなかった沙慈。
しかし、そんな現状認識のあまさが、基地にいた多くの人々の命を失わせた。
ずっと被害者のポジションに立っていた沙慈だけど、これでついに加害者サイドに足を踏み入れてしまった。
自分は一方的な被害者なんだ、とゆー思いが砕けてしまった沙慈。
これでもう完全に一般民間人に戻る道は断たれたな、って感じ。

一方、アザディスタンに戻ったマリナが見たのは、真っ赤に燃え上がる自分の国。
そして登場した“ある意味、人間の枠を超えている男”、アリー・アル・サーシェス。
確かにこの男、常軌を逸してる。てか、イッちゃってる。
前期のラストにも出てきたし、オープニングにも出てくるんで、死んでないことはわかってたけど、やっぱりこの人がしゃべるとロックオンの死に様を思い出しちゃう(泣)。

tag : キャシャーンSins 黒執事 ガンダムOO

カレンダ
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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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