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◆◇◆◇◆ 2015/10/01(木) ◆◇◆◇◆

『暗殺教室』第157話 敵の時間、もしくは、欠けたものを満たすもの

柳沢と「死神(弟子)」のコンビが久々、登場。
このふたりがあのままフェードアウトはしないよね、さすがに。


過去編の柳沢に比べて、今の柳沢はだいぶ落ち着いてみえる。
まあ、マッドサイエンティストなのに変わりはないけど。

柳沢には足りないものがあって、それを本人も自覚していた。
そして、それを埋めるために、雪村先生を手に入れようとした。

こうやってみると、柳沢は雪村先生の価値を理解していて、なおかつ、雪村先生に求めるものがあったようだ。
それもかなり大きなものを求めていたように思える。
それでなんであのひどい扱いになるんだよ、と思うんだけど、それはもう柳沢だから、としか言いようがないんだろうか。


雪村姉妹は元々、製薬会社のご令嬢か……
雪村先生が柳沢との婚約を受け入れたのは、家族の生活のことだけではなく、会社で働いている人たちの生活のことまで考えてしまったからなのかもしれないね。


結局、柳沢に足りないものを埋めてしまったのは、「死神」だった。
それは、外からみると、歪みが大きくなっただけのようにみえるけれど、本人にしてみれば、満ち足りた、幸せな状態なのかもしれない。
雑念が多く、常にいらだっていた柳沢が、ひとつのことだけに集中し、思考が研ぎ澄まされていく状況に、幸福感をおぼえても不思議はないと思うのだ。


ところで、殺せんせーが反省していたように、「死神」は本当に弟子のことを見ていなかったんだね。
ああいう扱いを受けてたら、さすがに殺意が湧くかも(苦笑)。


「死神」が弟子のことをちゃんと見ていたら、弟子は師匠に憧れる弟子のままで、「やっぱり先生にはかなわないなあ。てへっ」みたいな感じで、満ち足りた生活を送れたのかもしれない。
まあ、やってるのは殺人だけどね(苦笑)。


自分に足りないものを埋めることを欲していた柳沢は、それを不足なく埋めてくれるものをみつけてしまった。
「死神(弟子)」は満ち足りた生活を送っていたはずが、実は、一番、欲しいものが手に入ってないと気付き絶望して、師を裏切ったけれど、そこまでやってもやっぱり、自分が欲しいものは手に入ってないんだとわかってしまった。

ふたりは「死神」、もしくは、殺せんせーに大きなものを求めている。
もしかしたら、生徒たちよりも強烈に、殺せんせーを求めているのかもしれない。

彼らは欠落したものを埋め合わせたいだけなんだなあ。

そう考えると、とても純粋な気持ちで動いてるんだ、ふたりは。
まあ、同情する気にはなれないけれど。


意図せずして、柳沢と「死神(弟子)」を歪んだ形で成長させてしまった「死神」。
殺せんせーはそれをおそらく、自分の罪と受け止めるだろう。

E組の外側に存在する殺せんせーの「生徒」を、E組の生徒たちはどう受け止めるんだろうなあ。
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tag : 暗殺教室 松井優征

カレンダ
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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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