◆◇◆◇◆ 2017/04/30(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第四話「ロトワ」 感想

真顔でハグしあう真道さんと浅野さん。
次回予告でこのカット観た時は何事? って思ったけど、仲が良いからこそのちょっとしたふざけ合いだったのね。

「日本国異方担当特使」とかいう即席ポストを花森に譲り(?)、みずから外務省をクビになっちゃった真道さん。
退職金はもらえるらしいけど、今回の件が片付いた後はどうすんの?
まあ、この人なら引く手あまただろうな。

肩書がない方が、純粋にザシュニナの側に立てる、ということらしいけど、そもそも真道さんはなんでこんなにザシュニナの肩を持つかね。
事前にザシュニナの目的をきいていて、それが世界にどのような影響を及ぼし、日本がどのような立場に立たされるかを、かなり正確に推測できるだけの知識と経験を持っている人だから、ものすごく大変なことが起きること承知で、人類の裏切り者扱いされることも覚悟の上で、ザシュニナの代理人みたいな役割を引き受けたと思うんだけど、それは外務省官僚としての責任感というか義務感なのか、人はもっと進化すべきという信念があるのか。
まあ、やりたいからやってる、ってだけにみえるんだけどね。

1話目で真道さんは、交渉は「双方に利益がうまれること」を目的にやるもの、と言っていた。
それが真道さんの信念ならば、ザシュニナと人類の双方に利益がうまれ、なおかつ、決着方法に双方が納得する、という状態に持っていくことが真道さんの目標なんだろうな、と思うんだが、それってどんだけハードル高いの? ステークスホルダが多すぎだろ、って思う。

日本の世論は「わからない」「どちらともいえない」の中立というか保留が大多数か。
そりゃそうなるだろう。
わけわからないもんが突然現れて、人類の生活を変えてさしあげますよ! とか言われたって、何をどう判断していいやら。
基本的に、世の中に突然発生する問題はわりと少ない、と私は考えている。
どんな問題にも兆しと言うものはあって、それに気づくか気づかないかの違いがあるだけだ。
でも、この問題は本当に突発的に発生し、誰もそれに対する準備がないもんなあ。

しゃべる時にやたらと身振り手振りが大きい徭さん。
国外で交渉役を務めているという仕事柄、そうなるのかな。
それにしても、真道さんとザシュニナの会話にうっかり吹いちゃったことを否定する徭さん。めっちゃかわいい。
そこを追求し続ける真道さんはどうかと思うけどね。デリカシーなさすぎ。
動画まで突きつけるとか、やりすぎだろ! って思う。
そこは「そうですか。勘違いだったかもしれません」って引いとこうよ。

「ワム」は「エネルギーの蛇口」か。
電池にもなるし発電所にもなるってことは変電所もいらなくなるのかね。
しかし、二酸化炭素を排出しなくても、熱を発すれば、それは地球内に溜まるから温暖化問題は起こる、と。

限定分野においては首相相当の権限が与えられる、とかいう重い仕事を、ヨーグルトひとつで押し付けられた花森……ちょろすぎる。
解放者リストの最後にされてしまったけど、これは仕方ない。
子供とその母親が最初に開放されたのは、まあ普通はそうなるだろう、って感じだけど、残りの人たちの順番はどうやって決めたんだろうね。くじ引きかな?
乗務員さんたちはまあ、後回しになるだろうな。

そういえば、機体の近くにテントが張ってあったけど、プライバシーが欲しかったらそこにこもればいい、ということなのかね。
ずっと機内にいたらそれこそエコノミークラス症候群になりそうだし。

「国家はパンを食べない」という台詞はおもしろかった。
国家は「パン」を食べないけれど、国民は「パン」を食べるから、国家がどのように「パン」を配分するかは、大昔からの人類の大問題だ。
ザシュニナは国家というものの存在の必要性を認めているし、潰したいと思ってるわけじゃない。
だけど、「パン」をすべての人類に行き渡らせることを妨害するなら抵抗する気満々って感じだ。

スマホに耳を寄せて「もしもし」って言うザシュニナがめっちゃかわええ。
ちょっとからだを傾けるしぐさとか、あざとい! めっちゃあざとい!
うぉ~っ! おまえどこの萌えキャラだよっ!(←テンションあがりすぎ)

「おかえり」とか「もしもし」とかいう挨拶言葉を普通に使うようになったザシュニナ。
なんかもう溶け込みすぎである。

品輪博士が召喚されてたけど、2話目で真道さんをのたうちまわらせたあれを品輪博士にやるつもりなんじゃないかな、と推測している。
そうやって、品輪博士が「ワム」をつくれるようにする気なんじゃないかしら。
ザシュニナありきのテクノロジーじゃなく、人類の技術力で製造、制御できるものならば、それを使ってもいい、と思う人は多そう。
ていうか、私だったら理屈がわかるものなら受け入れちゃうと思う。
理屈がわからないものはこわいし、受け入れたくないもの。
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◆◇◆◇◆ 2017/04/29(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2017年21・22合併号 感想

ジャンケン折り返し表紙がなかなかキャラの個性出てておもしろいんですが、折り返されてる側が主人公とすると『Dr.STONE』の主人公って千空なの? 大樹かと思ってた!
でも、タイトルが「Dr.」なんだからそう考えると千空の方がふさわしいな。
ところで潮くんの相方にチヒロをチョイスしたのはおもしろいな。これは桐仁くんじゃないんだ。
ルフィの相方がゾロじゃなくてサンジなのは現在の展開から考えると、そうなるだろうなあ、と。
どうでもよいけど、デクに負けたかっちゃんが後であばれそう。

『ONE PIECE』(第863話 "義侠派")
アニメのビッグ・マムは小山茉美さんでシャーロットは沢城みゆきさんか。めっちゃ豪華な布陣だな。

"麦わらの一味"に入ることを公式に宣言したジンベエ。
1mmも死を恐れないというのはできるこっちゃないよなあ。

ところで、このビッグ・マム編、なにげにブルックが有能すぎるんですが。

『ハイキュー!!』(第251話 リズム)
ブーイングでいやがらせに無反応な影山くん、半笑いのツッキー、そして、めっちゃ興奮してる日向くん。
何この1年生ズ。ブーイングする甲斐がない……。
でも、テンポの乱れにはやっぱ反応しちゃうのね。
これはメンタルの問題じゃなく反射だからしょうがない。

あと、叶歌ちゃんの視点が、好きな人をみているそれじゃなく、完全に選手目線なのがおもしろい。
バレーに関しては恋する女の子じゃなく、選手なんだな。

『ROBOT×LASERBEAM』(6th round 決着)
勝負事には関心がないが、自分の思い通りにボールが飛ばないことにはやたらとこだわるロボくん。
これって、狙ったところにボールが飛ぶのは当然だと思ってたってことで、そう信じ込むことができるくらいボールを打ち続けてきたってことなんだろうな。
思った通りにボールが飛んだあとの「…うん」という満足そうな顔に、底の方ではいろいろと感情が動いてるんだけど、他人どころか本人さえもそれを検知できないでいるのかもなあ、って思った。

『鬼滅の刃』(第59話 侮辱)
下弦の鬼が入れ替え戦を申し込んで勝てば上弦の鬼になれるのか。
てっきり無惨様がランクを決めてるのかと思ってたんだけど、そこは放置というか、興味ないから自分たちで勝手にランクを決めろ、ってことなんだろうか。
上弦の鬼は長い事メンツが変わってないって話だったから、入れ替え戦で返り討ちにし続けたのか、上が強すぎて入れ替え戦を挑むことさえなかったのか。
累とかは家族ごっこに夢中で昇進に興味なかったんじゃないかな、と推察する。

魘夢、汽車と融合するとかめっちゃキモい。
そして、「ついて来やがれ子分共!!」とか言ってるあたり、伊之助はまだ夢の中なのかな。


今回、番外編付き。合併号でちょっと余裕あるかもだけど、吾峠先生めっちゃ働き者!
おからだくれぐれもお大事になさってください。

しのぶさんのお姉さんのカナエさんがめっちゃ美人で、しかもやさしい。
しのぶさんが憧れるのもわかるなあ。
カナヲちゃんが命令がない時はコイン投げで行動を決めるっていうのは、カナエさんの指示か。
自分ではなにひとつ決められなくても、とにかく動くことだけでもできるように、ということかな。
最初っから全部できなくても大丈夫だよ、というカナエさんの楽観論が、カナヲちゃんを少しだけ自由にしたんだな。

「いつか好きな男の子でもできたら」というコマに描かれた炭治郎のあどけない顔。
もしかして、カナヲちゃんが正ヒロインになるのか???

『Dr.STONE』(Z=8 狼煙をあげろ)
ラブコメしている大樹と杠ちゃんの横で、硫黄採取をしている千空のでれでれ顔がちょっとかわいい。
告白は先送りか……。文明を取り戻したら、って目標が壮大すぎないか?

VS司の展開かと思いきや、第三勢力が登場?
千空と大樹が偶然、復活できたんだから、似たような条件で復活できた人がいてもおかしくはないな。
復活したものの、他の人間をみつけることができないまま死んでいった人もいそうだよね。
原始的な生活をおくりながらも、復活者同士が合流したり子孫をつくったりで、少しずつ人を増やしてコミュニティをつくっている、という可能性もあるか。

『左門くんはサモナー』(第78話 左門くんは?)
今回のサブタイトルがなんかすごい。

「拳以外で話ができぬ」って、アンリちゃんがめっちゃかっけー!!
「喧しいわ、そよ風」とか、いちいちセリフがかっこよすぎる。
ていうか、アンリちゃんとベル様のコスチュームがペアルックか! ってくらいマッチしてる。
ちょっとこのまま社交ダンス踊らせたい。

アンリちゃん圧勝ムードなのに、その手柄を横取り(?)する気満々の左門くん。
アンリちゃんに決着つけさせちゃったら「友達」の立場がないもんね(笑)。

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◆◇◆◇◆ 2017/04/23(日) ◆◇◆◇◆

『正解するカド』第三話「ワム」 感想

「あの異質な存在にあまりにも自然に接している」という徭さんの言葉に激しく同意。
「おまえ、パイプ椅子似合わないな」とか、同僚と話してるみたいなトーンで言っちゃうあたりがまさにそれ。
それにしても、脚をしっかり閉じて、ひざに手を置いて、パイプ椅子に座るザシュニナがめっちゃかわええ。なんか、更衣室のコスプレイヤー? って感じ。
一方、脚を適度に開き、手を軽く握った形でひざに置いて、背筋を伸ばして座る真道さんは、仕事ができるビジネスマンって感じだな。
で、「似合う」という言葉のあいまいさについて滔々と語るザシュニナに対して、「おれが悪かった、忘れてくれ」とぞんざいに話を打ち切ろうとするあたりもすごい。
人間ではない何者かで、とにかくものすごい能力を持っていて、その気になればあっという間に自分を殺せること確実な相手と、こんなにナチュラルに会話ができるって、真道さん肝が据わり過ぎだと思う。

「異方」と「高次元世界」という言葉の取り扱いについて異議を唱えたザシュニナに対して、強気に反論する真道さんとか、「続けて」と命令にもきこえる「要請」をする真道さんとか、「フレゴニクス」という言葉に異議を唱えそうになったザシュニナに対して、すばやく「フレゴニクスでいいです」と言葉を遮る真道さんとか、おまえ、ザシュニナの扱いが雑すぎるだろ、って思う。
そりゃあ、徭さんもうっかり笑っちゃうよ。

このふたりなんでこんなに仲良しさんなんですか?
あいそのない異人とあいそのないエリート官僚の小難しい会話がこんなに萌えるとか、どういうマジックだよ。


たった1対で人類社会すべてが消費する電力を賄うことができるという「ワム」が、山積みになっていく絵はめっちゃ怖かった。
実際にあれをみて、心を動かされない人はいないだろう。
あんな子供の髪飾りみたいなしろものは、世界を壊しかねない。
ちょっと考えただけでも、エネルギー問題が解決する一方で、エネルギー産業で働いてる人は職を失い、産油国は一気に力を失う。これだけですでにかなりやばい。

何よりも問題なのは、それが未知の存在によってもたらされたものだ、ということだ。
それが、とてつもない天才によって発明されたものならば、法律なりなんなりである程度のコントロールが効く。
でも、ザシュニナには人間の法は適用されない。適用されたとして、そんなものに従うとも思えない。
だいたい、原理を理解できないものを与えられて、ほいほいとそれに乗っかっちゃって、ある日、突然、それを取り上げられたらどうなる?
エネルギー産業に従事する人材が散逸した状態で、そう簡単に元の状態に戻れるとは思えない。以前よりも悪い状況になりかねない。

たとえば、世界中のすべての人に、満腹になるほどのパンが配られたとする。
もしそれが、人類の努力と合意に基づいてつくられたシステムによって成されるのなら、それはすばらしいことで、まあ、一種の「ベーシックインカム」なんだろうと納得できるんじゃないかと思う。
でも、突然、ぽんと現れた人がぽんと取り出したマジックで成された場合、それが突然、ぽんと失われることを想像せずにはいられない。
ザシュニナは全人類を「奴隷」化しようとしている、ととらえられても不思議ではない。
しかし、奴隷化だろうがなんだろうが、その恩恵にあずかりたい、という人たちも存在するはずだ。
どう考えたって、全人類の意見が一致するようなことにはならないだろう。

「人よ、どうか正解されたい」
それが、ザシュニナの目的のような気がしている。
正しき答えを導き出せる存在であるかを、試されているんじゃないか、と。

でも、「正解されたい」と言われても、誰がそれを採点するの? ザシュニナなの? それとも、人類が答えて、人類が答え合わせをするの?


このような条件で社会が成り立っていた場合、人はどう行動するのか? というIFの物語は、SFファンにとってはおなじみのテーマだ。
性別というものがなかったらどういう社会になるか、とか、猿に支配されていたらどういう社会になるか、とか。
そしてこれは、条件を変えられるけどどうする? という問いが投げかけられた時、社会はどのように対応するのか、という物語のような気がしてきた。
う~ん、めちゃくちゃ続きが気になる。


ところで次回予告の無表情な真道さんのハグがめっちゃ気になるんだけど、あれはどういう状況なの?

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◆◇◆◇◆ 2017/04/22(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2017年20号 感想

『ハイキュー!!』(第250話 挑戦者)
連載5周年か~。初期の頃、本気で打ち切りにおびえていたので、本当にうれしい。

巻頭カラーのセカンドユニフォームな日向くんが、本当に全身ミカン野郎でちょっと笑った。
いつもの真っ黒な烏野もかっこいいけど、オレンジもみんな似合ってるよ! ノヤさんは黒も似合ってるよ!

日向くんの打ち忘れを「速攻のタイミングが合わなかった様です」とフォローをする解説の方、お疲れ様です。
日向くんの脳内影山くんコラが絶妙すぎて笑っちゃったんだけど、本物影山くんは日向くんに「さすがだな」とか言わないと思う。
と思ってたら案の定だよ。「どへたくそ」とか言われちゃってるよ。
でも、「セットアップが合わなくなる」とか考えながらもうれしそう。
日向くんと影山くんは相性よすぎるよね! とか思ってたら、あの見事なブロード攻撃だよ!
本当に相性がよすぎるコンビだな。

てか、味方にフェイントかけてどうする、日向くん。

『ONE PIECE』(第862話 "頭脳派")
さっきまで余裕みせてたジンベエがあせりまくってる姿になんか笑ってしまった。
パンパンなぐるわ、ガンガン頭打ち付けるわ、なかなか扱いがひどいな。
まあ、あのタイミングで熟睡してるルフィの方がひどいんだが。

マムの娘たちはいろいろと壊れてるな。
早々にマムの元から逃げ出したローラが一番まともにみえる。
自分の感情のままに振る舞う、強欲かつ強大な母親にふりまわされてきたんだろうなあ、と思うと本当にかわいそう。
対して息子たちは母親に従順にみえるんだが、そうみえてるだけなのか、息子は意外とかわいがってるのか。

『ROBOT×LASERBEAM』(5th round 違和感)
風の影響を知らないとか、ラフでの打ち方を知らないとか、なるほど、同じ条件の中で黙々とボールを打ち続けてきただけだとこうなるのね。

『Dr.STONE』(Z=7 火薬の冒険)
3000年後も鎌倉の大仏様は残るか……。
奈良の大仏様とかはどうなのかね。お堂は崩れても、大仏様は残るんだろうか。

サバイバルクッキングを普通にこなしてる杠ちゃん。なにげに順応性が高い。
そういえば、大樹の告白はどうなったのかね、今はそれどころじゃないんだろうけど。

大樹たちの顔のひびは、石化している間のひび割れの名残りか。
杠ちゃんにはめだつひび割れがなくて、大樹がほっとしてるに違いない。

人間離れしてる千空ほどじゃなくても、司はじゅうぶんに頭がいいし、千空と大樹の性格をよく把握している。
これを出し抜くのは大変だよなあ。
司の機動力が並外れているだけに。

『鬼滅の刃』(第58話 おはよう)
「俺も夢の中にいたかった…」とつぶやいた時の炭治郎の物憂げな表情がせつない。
ねずこちゃんがいなければ、炭治郎も、魘夢に使われていた人たちみたいになっていたんだろうか。
いや、それでも戦ってた気がするな。自分みたいな人間を増やさないために。

『左門くんはサモナー』(第77話 左門くんは勝利のためにこだわりを捨てれる)
松井せんせーからペンをいただけるとか……うらやましすぎる……。

ピンチの左門くんに「勝って」と言う天使ヶ原ちゃんの瞳の力強さよ。
それは本当に天使ヶ原ちゃんの一世一代の「わがまま」なのかもしれない。
そんな天使ヶ原ちゃんの無理難題に「ごちゃごちゃうるせぇ」と返した左門くん。
それは、以前、天使ヶ原ちゃんが左門くんに投げた言葉。
自分の気持ちに正直に動いてるだけだよなんか文句あっか? 的な意味で。
つまりこれは、「お願いされるまでもなく、自分のために勝つさ」ってことなのかな、って思った。

使えるものはなんでも使う主義の左門くんが、唯一、使いたくなかったものが、最凶の悪神、アンリ・マユか。
そりゃそうだよね、「友達」になりたい存在を使役したら「下僕」になっちゃうもんね。
でも、左門くんはサモナーとしての「全力」を出した。
全力を出さなかったら、アンリちゃんと「友達」になれないし、天使ヶ原ちゃんのわがままもきいてあげられないから。

サモナーは弱い。だからこそ、強い存在を使役する。
自分の弱さを認識したうえで、強さを求めるのが、サモナーというものなのかもしれない。
そう考えると、左門くんは根っからのサモナーなんだなあ。

それにしても、神様モードのアンリちゃん、めっちゃ凛々しい。

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◆◇◆◇◆ 2017/04/15(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2017年19号 感想

『ハイキュー!!』(第249話 喧騒と静寂)
烏野高校、5年ぶり9回目って、結構な回数だな。「古豪」って呼ばれてるのも当然か。
そして、鵜養コーチも応援団もちょっとそわそわしてる中で、通常運転の武田先生が頼もしすぎる。

稲荷崎はリベロ以外はみんな180cm超えで191cmまでいるのかっ。そのリベロも174cmって、大地さんと変わりない身長。
身長がわりと均一なのは、粒ぞろいのよい選手を集めることができる強豪校ならでは、なのかもしれない。
そう考えると、烏野のでこぼこっぷりは逆にすごいことのように思える。

場の空気を味方につける、という言葉があるけど、数を揃えれば自分に有利な「空気」をつくることも可能、ってことなんだなあ。

ところで、跳ぶのに夢中になって、打つの忘れるってどういう事態なんですか?
日向くん、集中力高すぎ(笑)。
これは影山くんじゃなくても「同時にやれねえならやるな」って言いたくなるよね。

『ROBOT×LASERBEAM』(4th round 鷹山×ロボ)
鷹山くん、クール系にみえて実はめっちゃ熱血系。
それに対して、ロボくんは平温系?
勝ちたいという欲はないし、かっこよいとこみせたいという欲もないし、ほめられたいという欲もない、だからプレッシャーがない。
心理的な駆け引きにおいて負ける要素がないって、勝負事に関してはものすごいアドバンテージな気がするな。

『鬼滅の刃』(第57話 刃を持て)
普通にしゃべってるねずこちゃんが、なんかおとなっぽくみえる。
そうだよなあ、ねずこちゃんの妹属性ばっかりみてきたけど、本来はねずこちゃんも弟妹を持つお姉ちゃんで、お母さんとお兄ちゃんを支えてきびきび働くしっかり者だったんだよなあ。
鬼化して、いろんなものが抜け落ちた結果、お兄ちゃん大好き要素だけが残ったのが今のねずこちゃんなのかな。

愛しい家族に背を向けて「本当なら」を心の中で繰り返す炭治郎。
夢だとわかっていてもすがりつきたいほど愛おしい世界。
「でももう俺は失った」
だから炭治郎は走る。
まだ失っていないものを失わないために。

「本当なら」からの「でももう失った」のこの流れのせつなさが美しい。
炭治郎の悔しさと、悲しみと、守れなかった家族へのもうしわけなさが、ひしひしと伝わってくる。
そして、そんな重いものを大事に抱え込みながらも、炭治郎の無意識領域はどこまでも広く暖かく、海と空だけが広がる静謐な世界なんだ。
こういうのを「尊い」って言うのかなあ、って思った。

ところで、善逸と伊之助はある種の化物なんですか?
「異常に我が強い奴」って……それだけですむ雰囲気じゃないんだが。
そうだよねえ「我が強い」と「心が強い」はべつものだよねえ、とか思ったりした。

それにしても、夢の中のこととはいえ、自分で自分の頸を斬るとは、覚悟が決まり過ぎではないか、炭治郎。

『Dr.STONE』(Z=6 大樹VS司)
「似たもん夫婦」と言われて否定しない大樹&杠ちゃん……確かに似たもの夫婦。

『左門くんはサモナー』(第76話 左門くんは恥という概念がない)
左門くんとはまた違うベクトルで、アンリちゃんを強く欲するベル様。
「俺様の命」とはまた熱烈だなあ。
だから、ベル様と左門くんは相いれない。
ベル様が欲しいのは「最凶」のアンリちゃんで、左門くんが欲しいのは「友達」のアンリちゃんだから。

左門くんは人間だから、アンリちゃんやベル様の感覚からみればすぐに死んでしまう。
今ひと時、アンリちゃんを放置して、左門くんが死んだ後で、元のアンリちゃんを取り戻せばよいじゃん、とも思うんだが、たとえ一瞬であろうとも、アンリちゃんが最強でないことを許せないのか、一度弱ってしまったら、アンリちゃんが元に戻ることはない、と考えているのか。
とかいろいろ考えたんだけど、アンリちゃんが弱っている、と感じた時点で、もうベル様には耐えられなかったって感じにみえるなあ。
未来のことなんか考えてなくって、ただ、今の状況が耐えられない。先のことなんか知ったこっちゃない。
それって、左門くんと同じなんだよなあ。

「寒気がするほど孤独で一途」
こんなイヤなところが似てる上司と弟子をもったネビロス閣下が不憫すぎる……。

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◆◇◆◇◆ 2017/04/08(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2017年18号 感想

『ONE PIECE』(第861話 ”演技派”)
あれだけのことがあっても、女の子に言い寄られるとよろめいてしまう……さすがサンジ、ブレない。

『鬼滅の刃』(第56話 目覚めろ)
炭治郎と煉獄さんは寄り添って眠ってると兄弟っぽくみえるな。
ふたりとも髪がつんつんしてるからかな。

柱ともなると、意識がなくても戦えるのか。
善逸も無意識で戦ってたけど、あれとはちょっと違うよね。
そいでもって、無意識でも人間は殺さないってのがまたすごい。
どんだけ自分を研ぎ澄ませればこういう領域に至れるのか。

炭治郎はどうやって魘鬼の夢の中で、中途半端とはいえ覚醒できたのかな。

お兄ちゃんに頭をなでなでしてもらいたいねずこちゃんかわええ。
いやもう、どんだけお兄ちゃん大好きだよっ。
でもって、炭治郎はどんだけ石頭……。
ぽろぽろ涙をこぼしてるねずこちゃんがまたかわいすぎで、本当に本当にジタバタ。
でも、お兄ちゃんを燃やしてはいけません(笑)。

『ROBOT×LASERBEAM』(3rd round ゴルフ場デビュー)
トモヤくんのこのお気楽さはすごいな。
あそこで人違いを疑うんじゃなく、自分の才能を信じるとは。

平坦なロボくんの心を揺るがすほどの、鷹山くんのゴルフに対する情熱。
ロボくんは自分の感情があまり揺れないから、逆に、感情を強く動かす人に対して憧れみたいなものをもってるのかもね。
やたら感情豊かなトモヤくんにつっこみいれながらも、わりと楽しそうにしてるあたりをみても。

ロボくんと鷹山くんで、「鳩」と「鷹」なんだなあ、ということに唐突に気づいた。

『Dr.STONE』(Z=5 杠)
杠ちゃんの服をがんばってつくってる大樹。首元のリボンがおしゃれだな。
彼なりにかわいい服にしようとがんばってる様子が微笑ましいけど、そのデザインちょっときわどくないですか?
まあ、本人が気に入らなければちゃんと自分でつくりなおすだろうけど。

逃げてどこか遠くで生きていく、という選択肢を千空は提示したけど、あまり現実的ではないような気がする。
千空の知力と大樹の体力があっても、わりとぎりぎりな生活をしてたのに、大樹と杠ちゃんだけになったら、相当苦労しそうだもん。

それに、大樹は千空をひとりで戦わせるという選択肢は選ばないだろう。
どれだけ杠ちゃんが大事でも。
そして、人類をもれなく助けたい千空の「もれなく」には、司も含まれているんだろうな。

『左門くんはサモナー』(第75話 左門くんはもう)
「私がそうしたいなら、いいよね、左門くん」という天使ヶ原ちゃんのモノローグ。
左門くんが天使ヶ原ちゃんに望むことは、彼女が彼女自身の欲望に忠実であること。
役立たずでもしかしたら足手まといかもしれないけど、それでも見届けたい、という自分の「欲望」を左門くんは肯定してくれると信じる天使ヶ原ちゃん。
でも、その欲望は、天使ヶ原ちゃんにとっては苦しみなんだよね。
苦しみを真正面から受け止めることを願う天使ヶ原ちゃん……それはマステマの理想の姿なのでは?

「倒せ」と言ったネビロス閣下の目はちょっとうれしそうで泣けた。
一方、ネビロス閣下を倒せたことを、肩を震わせ、涙を流す左門くんの姿は、ちょっとこわかった。
左門くんなりのネビロス閣下への愛着は、こういう歪んだ形でしか表わせないくらい、重くて、深くて、それはネビロス閣下が身動きできなくなるほどのものだったんだな。
左門くんがアンリちゃんに向ける異常なほどの執念と同じ熱量で、ネビロス閣下は左門くんに対峙しなければならなかったわけで、そりゃあしんどいのも当然だろうって思う。

そこまでしっかりと左門くんにつきあってくれたネビロス閣下、本当にいい人(?)だな。
ネビロス閣下はきっと、左門くんのアンリちゃんに対する執念を理解できてはいないだろうけど、納得はできたんだと思う。
左門くんが左門くんであるために、それがどうしても必要だ、ということを。
ていうか、左門くんが大事だったから、左門くんを自滅させかねないその想いを、納得するわけにはいかなかったのかもなあ。

そう考えると、「知ってる」の一言でそれを呑み込んじゃった天使ヶ原ちゃんて、本当にすごい。

『火ノ丸相撲』(第139番 鬼切安綱)
おお~っ! 桐仁くんがかっこよすぎる~っ!

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◆◇◆◇◆ 2017/04/01(土) ◆◇◆◇◆

『週刊少年ジャンプ』2017年17号 感想

『ONE PIECE』(第860話 ”10:00 開宴”)
ジンベエはすでにルフィを自分の「親分」と決めているんだなあ。

『ROBOT×LASERBEAM』(2nd round 朝のロボ)
初回の巻頭に出てきたのは結局、ロボくんだったのか。
お父さんだけ収穫して、その間、ロボくんはゴルフなのか、お手伝いしないのか。
野菜の目利きが壊滅的にダメで、食べごろじゃないものを採っちゃって野菜をムダにするから手を出すのを許してもらえない、とかいうネタを考えたんだが、本当にそうかもしれない。

それにしても、ちょっとしたことから息子の感情を読み取るお父さん、すごい。

『腹ペコのマリー』(ペコ5 波乱の初登校!!)
テレーズ様、服も脱げないし髪もほどけないのか。
ということは、あの姿がまるっとひとつのオブジェクト?

『ハイキュー!!』(第247話 2日目)
鵜養元監督、おからだの調子が悪いのか。
まあ、入院してたってことは持病があるっていうことなんだろうしね。
お歳のわりに体格ががっしりしてるし、バレーの指導もやってたから、もうすっかり元気なのかな、って思ってたんだけど。

「全国の1番と2番両方とも戦れる」っていう日向くんもたいがいだけど、「第1シードの井闥山が決勝まで来れば、だろ」という影山くんもたいがいだ。
自分たちが決勝までたどりつくことを疑ってないのに、井闥山が決勝にたどりつくことの方を疑うとか。

それにしても、荷物置きの段取りが重要とか、他のスポーツものではあんまりみない視点でおもしろいなあ。

『Dr.STONE』(Z=4 純白の貝殻)
自衛のために殺したライオンには敬意をはらうし、千空にも惜しみなく賛辞をおくるが、見知らぬおじさんは蔑視する。
そうか、獅子王くんはこういうキャラか。
粉々にされたおじさんが気の毒すぎる。あれ、どうみてもただのやつあたりだし。

純粋な若者だけを復活させる、とかいっても、どうやって純粋かを判別するんだろう。
それとも、若者はすべて純粋だ、とかいう理論だろうか。

叶うはずのない汚れなき世界への憧れが、もしかしたら叶うんじゃないのか? という状況になってるんだろうなあ。
そう考えると、「社会」というものは「枷」であると同時に「歯止め」であるんだなあ、と思う。
枷から解き放たれた霊長類最強か……そりゃあこわいよな。
ひとりでいろいろと背負っちゃってる千空が気の毒になってきた。
大樹はもうちょっとしっかりしろ!(笑)

『鬼滅の刃』(第55話 無限夢列車)
善逸の夢がねずこちゃんとキャッキャウフフで、伊之助の夢が探検隊! とやたら無邪気なのに、煉獄さんと炭治郎の夢がめっちゃ重い……。
この落差は一体なんなの?
それぞれが、もっとも失いたくないもの、の夢をみているとしたら、伊之助には失いたくない存在、というものがないんだろうか。
それにしても、善逸の夢の中のねずこちゃん、きらっきらしててめっちゃかわええ。

煉獄さんもやたらはきはきして明るくみえるけど、かなりシビアなもの背負ってるよなあ。
熱心に自分たちを育ててくれていた父親が、無気力になり、怠惰な日々を過ごし、息子の出世の報告に投げやりな態度しかみせてくれないとか、本当につらいだろうなあ。
そんな中でも、事態をごまかすこともせず、弟に対して正直に真摯に話をして、そのうえで「頑張ろう!」と言えるってのはすごいことだよなあ。

炭治郎がみる、家族の夢がせつない。
やさしいお母さんと、なついてくれる弟妹たち。
こんな幸せな生活が、数年前までは炭治郎にとってのあたりまえだったんだなあ、と思うと、今、炭治郎が泣き暮らしてないことが不思議にも思える。
ねずこちゃんを守ることに必死で、泣くことすらできていないんだろうか。

鬼に操られている人たちは、鬼がみせてくれる幸せな夢の中毒になっている人たちなのかな。
夢の中とはいえ幸せな時間を取り戻せるのなら、それにすがってしまう人たちがでてくるのも当然だろうな。
炭治郎は鬼のにおいをかぎつけるけど、この人たちは「人間」だから気づかれない……なるほど、よくできてる。

『火ノ丸相撲』(第138番 活動限界…!!)
セコンドがタオルを投げ入れれば試合終了、的なものが相撲にもあるんだろうか。
あったとしても、潮くんはそれを投げ入れられるんだろうか。

『左門くんはサモナー』(第74話 左門くんはまだ)
六柱総出で左門くんをかわいがってたんだなあ。
でも、ルキ様がいないな。ひきこもりだからしかたないか。

ネビロス閣下は、左門くんのあまりもの執念におそれをなして、左門くんから逃げた、とも受け取れる過去編。
かわいさあまって憎さ百倍、というよりは、かわいさあまって後悔百倍、という感じ。
ネビロス閣下はまじめすぎるというか、いろいろと抱え込みすぎなんだよね。
アガっちだったらのらりくらりと左門くんから適度に距離をおく、ということができたんだろうが、ネビロス閣下にはそれができなかった。
とことんまで左門くんにつきあうこともできないし、放置することもできないし、そんな中途半端さに自己嫌悪がつのる……というどうにもならん状況。
ネビロス閣下……おもった以上に不憫な方だった……。

それにしても本当に、左門くんのアンリちゃんに対する思い入れは異常だよね。
この思い入れの深さを、理解も納得もできないから、ネビロス閣下は困り果ててるんだろう。
そしておそらくは、アンリちゃんでさえ困り果てている。

左門くんのあの執念の源泉はなんなんだろうなあ。

tag : 週刊少年ジャンプ

カレンダ
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主食はマンガとアニメ。


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