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◆◇◆◇◆ 2007/08/16(木) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第120話 濁【にごる】 感想 追加分

先週、書いたんだけど、なんか中途半端になっちゃったので、『魔人探偵脳噛ネウロ 第120話 濁【にごる】』の感想の追加を書くです。

2年目に突入した『第49話 壁【かべ】』は、
「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。私達が今まで見てきた中では、彼は…その最たる存在だ」
というモノローグで始まっている。
そして、3年目に突入した『第97話 悪【あく】』の時は、
「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。いつか、運命は私達を引き寄せる」
というモノローグで始まった。

「最」と「サイ」がひっかけられているのは明らかで、2年目突入の回のモノローグは当然、サイについて語られた言葉だ。
だから、3年目に突入した回も、サイについて語られた言葉と考えられたんだが、実はこれは違っていたらしい。
もっとも、サイ≠「絶対悪」説というのはわりとあっちこっちで言われてきたことで、実際、サイには「絶対悪」のイメージがあんまり重ならない。
だって、サイってばそんな「悪の真髄を極めました」ってキャラじゃないんだもの。
どっちかってぇと、子供じみた無邪気さが犯罪につながってるイメージで、これを「絶対」と呼ぶのはなんかちょっと違和感だよねぇ、という感じはあった。
これは多分、読者が違和感をおぼえるように、松井センセが意図的に演出をしかけていたんだと思う。

『第107話 伝【でんせん】』には、葛西の次のようなモノローグがある。
「怪盗”X”などというイメージは…世間の勝手な偶像に過ぎない。奴を相手にする者は…いずれ招待される事になる。真の”悪”の世界へと!!」
普通に、サイ=「真の悪の世界に招待する者」という意味ととれるわけだけど、これもサイ≠「絶対悪」となると違うニュアンスが読み取れる。
「絶対悪」はサイの動向に目を配っていて、サイを相手にする者には「絶対悪」も関心を寄せる、ということ。
アンドリューは「蛭」と二人っきりになったことがある。
もし、「絶対悪」がなんらかの手段で「蛭」の消去された記憶を引き出すことができるのなら、「絶対悪」は「魔人」の存在を知っていることになる。
すると、アンドリューがわざわざ庁舎の屋上まで弥子ちゃんと魔人様を連れ出したのは、このふたりに自分という存在を見せ付けるため、という可能性もあるのかな?

「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。私達が今まで見てきた中では、彼は…その最たる存在だ」と「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。いつか、運命は私達を引き寄せる」という言葉で、私がひっかかったのは、「運命は私達を引き寄せる」で、わざわざ「私達」という言葉に傍点が付けられている点。
「私達」というのは当然「ネウロと弥子ちゃん」のことだと思っていたんだけど、2つめの「私達」ってのはもっと広い範囲、たとえば、笹塚さんや吾代を含めているのかな、という気がしてきた。
なぜ、そんなことを考えたのかといえば、100話から始まる宮迫老人殺人事件編で、わざわざ笹塚さんと吾代の共闘が描かれたからだ。
これはやっぱりここから先、魔人様が笹塚さんや吾代の力を必要とする機会がある、という伏線としか思えない。
HALとの戦いに笹塚さんは巻き込まれなかった。
サイとの戦いに吾代は巻き込まれなかった。
それでも問題は解決された。
しかし、これからはホントの総力戦になるよ、という松井センセの予告なんだろう、と私は今、考えている。

それにしてもなぁ‥‥やっぱりアイさんの死が悲しい。
「飛行機落としのイミナ」として、ものすごい数の人を死に追いやった人だとわかっていても。

って‥‥なんかやっぱり中途半端‥‥。
次号を読んでまた考える。
って‥‥次号を読んで、さらに混乱する可能性大!!
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職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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