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◆◇◆◇◆ 2007/08/22(水) ◆◇◆◇◆

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第121話 悪【あく】 感想

第97話と同じモノローグ、同じ構図で始まった第121話。
そして、タイトルは両方とも『悪【あく】』。
同じタイトルを使ってくるなんて、初めてだよね(『手【て】』と『手【て+】』ってのはあったけど)。
97話の時、おかしな構図だなぁ、と思っていたけど、今回のストーリーを読み終わって、改めて見直すと、その意味がわかる。
つまり「6」をかたどっていたのね‥‥あいかわらず凝ったことを‥‥。

アイさん、頭を撃ち抜かれたうえに、墜落したヘリの下敷きにされ、あげくに燃やされてる。
これは、「絶対悪」あらため「シックス」の残虐性の表れ、もしくは、アイさんに対する怒りの表れ?
それとも、もしかしたら生きてるんじゃ‥‥という希望をファンに抱かせまいとする松井センセの意図?

意志だけで人を動けなくする「シックス」の威圧感。
なんか、シャンクスみたいだ‥‥ビミョ~に名前まで似てるし(笑)。
周囲にあわせて苦しむふりをしない魔人様は、笹塚さんあたりに怪しまれてもかまわないと思っているのか、単純に、人間たちには周囲をみやる余裕がないとふんでいるのか。
いずれにしても、この事態にあっても魔人様は動じる様子を見せてない。
しかし、「だが、この男は‥‥人間‥‥なのか?」と、めずらしく判断を迷っている様子。
サイに対してはまったく迷いなく「人間に決まっている」と言ったのにね。
ということは、本人が言うように、「新しい血族」というのは「人間」とは違う種族なのか?
「6」というと、キリスト教的には「神が世界を創造するのに要した日数」、仏教では「六道」すなわち「生命が巡るすべての世界の数」。
松井センセがどういう意味で「シックス」と名づけたのかは、いずれ明かしてくださるだろうから、おとなしく待つことにしよう。
ところで、「一族」ということは、他にも血族が何人かいるということ?

サイは17歳の女の子だそうだ。
なんかもう、サイが男でも女でもどっちでもよかったんだけどね。
あれ? もしかしたら弥子ちゃんと同じ年?
あれほど必死にサイが捜し求めた「自分」は、ある意味、どこにもなかった。
「験体11」というコードネームがあっただけ。
11はローマ数字で書くと「XI」すなわち「サイ」なのね。
松井センセはホントにこの手のダブルミーニングがすきだよね。
「シックス」は、遺伝子的にサイの父親であり、製作者だった。つまり、二重の意味で「父」なわけだ。
そして、サイは特別に変異してしまった存在ではなく、特別な変異をするように造られた存在だった。
「シックス」に首根っこをつかまれたサイの、親の圧倒的な力の前になすがままにされる無力な子供のような表情が怖い。
サイは初登場時から「子供」だった。「子供」という印象しかしなかった。
だけど、子供に対する「独裁者」としての「親」が登場することなんか、考えたこともなかった。
う~ん、なんでだろうな‥‥。

それにしても、「シックス」って何?
この設定、なんなの?
あいかわらずの、想像の斜め上をスキップされてるような展開に戸惑うばかり。
この広げた風呂敷‥‥どうやってたたむんだろうか‥‥。
楽しみなような、不安なような‥‥。

魔人様がちょっと楽しそうなのが、唯一の心の救い(笑)。
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カレンダ
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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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