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◆◇◆◇◆ 2014/10/05(日) ◆◇◆◇◆

『バディ・コンプレックス完結編 あの空に還る未来で』ちょこっと感想

いやあ、駆け足気味ではあったけれど、ちゃんと終わらせたなあ、というのが一番の感想。
おそらく、2期を予定したうえで1期がつくられていて、しかし、2期分が前後編の計1時間枠に縮められ、それゆえに、あれだけの詰め込みっぷりになったんだろうなあ、と邪推するわけなんだけど、詰め込みまくりではあってもちゃんと最低限の伏線をきちんと説明して終わらせてくれたことに感謝したい。

1人だったり2人だったり3人だったり、カップリングのバリエーションがすごいことになってて吹いたけど、最後は、青葉とディオが「と~きをこ~えて~ユニ~ゾニア~」を決めてくれて、めっちゃ燃えた!
いやあ、ロボものには燃え展開が必要だよねえ。うん。

しかし、最後まで一人上手(?)だったビゾンさん。
その執念がすごすぎる。
いや、その70年の間に、復讐をあきらめる機会だってたくさんあったんじゃないの?
ちょっとだけでてきたカットで、のしあがっていくビゾンさんの絵がでてきたけど、その経緯だってそれなりに充実したものだったんじゃないの?
と思わずにはいられないわけだが、知る人も頼る人もいない世界で生き延びてきたその原動力は、青葉への復讐心と雛への執着心で、それだけが彼の生きるよすがだったのかもしれない。

国が傾くほどのネクター砲をつくってみたり、クーデターおこしたばっかりの不安定な政権をほっぽりだして宇宙にあがっちゃったりで、国を守りたいとか、自分の権力を守りたい、とかいうことを考えてない行動をとっているのは、国も権力も自分の復讐を遂げるための踏み台に過ぎない、ということなんだろうねえ。
まあ、踏み台にされる国民はたまったもんじゃないけど。
それに、この戦争自体もビゾンが引き起こした可能性が高いわけで、それを考えるとかわいそうだけではすまされないものが。
でも、すべてのループでビゾンさんは毎回、殺されてるんだよね。
それはかなり気の毒だよなあ。

雛は1回目のループではたったひとり飛ばされて、ディオの元にたどりついていた。
雛が青葉に語った「ディオが待ってる」という言葉の裏には、ディオならばなんだかんだで青葉にやさしくしてくれるだろう、という雛のディオに対する信頼があったのね。
この設定はなんとゆーか、めっちゃうれしかった。
雛は青葉を、ディオに預けたのだなあ。
自分の未来の彼氏を安心して託すことができるほどの信頼を、ディオは得ていた。
やっぱりディオって人が好いんだなあ。

青葉はカップリングシステムの研究者だったのかな、とか思ってたんだが、そうじゃなかったっぽい。
まあ、もしそうだったら、フェルミ博士が気づかないはずもないしなあ。
おそらくは、元々、青葉と雛がものすごくレアな波形が完全一致するカップルで、それゆえにカップリングシステムの研究に利用され、その流れでふたりの波形が標準波形として採用された、ということなんだろう。
いつでも理想値をたたきだせるカップルがいれば、そりゃあ、便利だよなあ。
訓練によって身に付けた波形で動いてるディオやフロムは、青葉とカップリングすると波形が崩れていっちゃうけど、雛はそれがナチュラルな状態だから崩れない。
多分、あのまま青葉と雛があの時代に残っていたら、青葉と雛、ディオとフロムという組み合わせになっていたんだろうなあ。
まあ、戦争は終結したらしいんで、カップラーを養成する必要性も低くはなっているはずだけど、別分野に応用できたりしないのかね。

青葉と雛的にはそれなりにハッピーエンドだったけど、ディオにとってはちょっと気の毒なラストだった。
涙はみせても、泣き顔はみせなかった演出はすてきだった。そうだね、ディオはきっとそんな顔、誰にもみせたくないよね。
ディオはあの後、どうしたんだろう。
戦争が終結したんで、軍を辞めて家業を継いだのかな。

そういえば、リーとエルヴィラの結婚式の絵で、無精ひげがないリーをリーと認識できず、誰これ状態になった。
無精ひげがないとちょっと幼く見えるよなあ。
で、ブーケトスの場面で、まったく興味ないわよ的なポーズをみせつつ、キャッチ体勢をとっていた副艦長がめっちゃかわいかった。
なんですか~、意中の人でもいるんですか~。
ところで、艦長って独身なんだろうか……。

ラストシーンで、女の子にあんなこと言われて、驚きもあきれもせず、落ち着いた様子で微笑んでいる青葉をみて、この青葉は未来の記憶を持っているんじゃないかな、と思った。
そして、そのことを黙ったままつきあって、社会人になって、カップリング実験をして、雛が消えて、ゾギリアのパイロットスーツを着て、未来の記憶を持った雛が再び現れる、という流れになり、ディオの記憶を持ったふたりで幸せに生きていく……そんなハッピーエンドなんだろうと。


2期が1クール分なかったのは残念だった。
でも、2話分におさめたからこそ、このおもしろさが出た可能性もあるんだよなあ。
けど、12話分あれば、もっと艦長とフロムを観れたんだよ。これは確実だよ。
この2人は本当に好きなキャラだったんで、もっと出番が欲しかったよ。
フロムとか絶対、もっといろいろおもしろいこと動かせたよ、きっと。

まあまあいろいろあったけど、本当に楽しませてもらったアニメだった。
スタッフの皆様、ありがとうございました!
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tag : アニメ

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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
主食はマンガとアニメ。


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