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◆◇◆◇◆ 2019/09/15(日) ◆◇◆◇◆

『呪術廻戦』(第75話 懐玉 -捨壱-) 感想(持てる者の肯定と持たざる者の否定)

ふわふわと浮いている五条先生が気持ちよさそうだよね。
ラリってる系の。

理子ちゃんに謝る、という人間性を残しつつも、五条先生は心地よさにひたる。
「天上天下唯我独尊」
いや、五条先生が言うとしゃれにならん言葉だな。

これもう人間やめてるじゃん。
でも、そんな自分を五条先生は全肯定するんだよ。
人間として度を越した能力を手に入れて、でも恐がることなく、それを心地よいとさえ感じている。
この能力を操ることにためらいがない。
それが、めっちゃこわいなあ、って思う。

でも、理子ちゃんのために怒るべき場面だ、という倫理観みたいなものは持ってるんだよね。
片隅に追いやってるけど。


伏黒父に、こんな五条先生と戦うメリットはない。
すでに報奨金は確約されてるんだから。
これは、命懸けで逃げる、一択の場面だった。

でも伏黒父は「違和感」を無視した。
「…いや、これでいい。殺す」

自分を否定したものの頂点にある存在を否定することで、自分を肯定したかったから。

「自尊心は捨てたろ」というつぶやきが痛々しい。
禪院家の中で、呪術がゼロの伏黒父は、徹底的に否定されて生きてきたんだろうな。
そして「自分も他人も尊ぶことない。そういう生き方を選んだんだろうが」ってなった。
「他人」を尊ばないだけではなく「自分」も尊ばない。
自分まで否定している。
周囲に否定されつくして、自分を肯定する方法がわからなかったのかね。
だとすると、この五条先生に戦いを挑んでしまったのは、彼にとってうまれてはじめての、自分を肯定することができるチャンスだったからなのかもしれない。

現代最強の術師、というどうにもならない相手をねじ伏せることでしか、自分を肯定することができない。
それほどの深い否定を抱えていたから。

いやだって、誰かを倒すことで肯定できるのなら、夏油ぐらいで満足しとけよ(苦笑)。
でもやっぱり、五条先生でなければいけなかったんだろうな……。
選りにもよって五条先生、ではなく、五条先生を選ばなければならなかったんだろうな……。


赤ん坊を抱っこしてるの、多分、伏黒母だよね。
なんか、真依さんによく似てるんだけど。
伏黒家は禪院家の分家だから、真希さん&真依さんの親戚なんだろうな。

「2,3年もしたら俺の子供が禪院家に売られる」ってどういうことなんだろうね。
子供が術式を持って生まれた、ということが判明した時点で、何歳かになったら禪院家に引き渡す、という約束をしてたのかな。

ところで、伏黒父、蒸発したという話だったけど、ここで五条先生に殺されて、その後、五条先生が蒸発というシナリオをでっちあげて伏黒を保護した、という流れなのかな。
そうなると、伏黒父が再婚したことになってる津美紀さんの母親の存在がよくわからなくなるんだが。
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tag : 呪術廻戦

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Author:ひでみ


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