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◆◇◆◇◆ 2008/11/28(金) ◆◇◆◇◆

『3月のライオン』2巻 感想

羽海野チカ先生の『3月のライオン』の2巻を読んだ。
『ハチミツとクローバー』もそうだったけど、新刊を待つ時間が長いよねえ。
せかす気はまったくないんだけど、どっちかってーとこれはゆっくりと描かれるべき物語だと思うけど、それでも早く続きが読みたい~(←ジレンマ)。

読むたんびにいろんなことを考えちゃうマンガだよなあ、と二読くらいしてコミックスを閉じて、ちょっとうなってしまった。
確かなものがないと嘆く零だけど、私には零がとても確かなものをつかんでいるように見える。
確かすぎて重すぎるものから逃げ出したいのに逃げられなくて、零はあがいているのかなあ、と。

このコミックスを読んでいて、ふいに「真綿」という単語を思いついた。
真綿のようにふわふわとやさしくてあったかいもので零を包んでくれる川本家。
真綿で首を締め上げるがごとくじわじわと零の心を壊していく将棋の世界。
そんな温度差の激しいふたつの場所をいったりきたりしている零。
で、学校で先生と話している時の零はものすごくフラットな感じがする。学校てゆーか先生のそばが緩衝地帯なんだろうな。

しかし、将棋界も冷たいばかりではない。二階堂という超ホットな男がいる!!
公共電波にのせて零への愛を叫びまくっちゃう二階堂の姿は、笑いころげたあとで涙がホロリ。
こーゆー暑苦しいくらいの人が、零には適してるんだよ、きっと。

将棋の世界の「狂気」を象徴しているかのような存在である義姉・香子が、この巻で本格参戦。
零を苦しめるばかりの香子。てゆーか苦しめるためにわざわざちょっかい出してるよね。
対戦相手の苦境を教えてみたり、つきあってる男の話をしてみたり。
で、零のことが大嫌いなのかと思いきや、寒い中をわざわざ待っていたりする。
そんな姿に、零に対する歪んだ執着心を感じる。
おまけに零は零で香子に対する執着心をしっかりと自覚しているし。
まだ高校生なのになんてハイレベルな世界に突入しちゃってんのよ、この子。
それに、香子はこの年でこのカンロクってどーゆーこと?
あかりさんも別の意味でカンロクあるしなあ。
香子とあかりさんが出会ったらどーゆー会話をするのかなあ、と想像してみたんだがすぐに思考停止してしまった。
う~ん……むずかしすぎる……。

二階堂が描いた入門書とあのニャンコのフィギュアをセットで売り出したら、結構、売れるんじゃないかと思う。
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カレンダ
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