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◆◇◆◇◆ 2009/02/21(土) ◆◇◆◇◆

『DEAR BOYS ACTⅡ』30巻 感想

八神ひろき先生の『DEAR BOYS ACTⅡ』30巻を買った。
11年続いた『ACTⅡ』もこれで完結! そして『ACTⅢ』が始まる! とゆーことで、ここで一区切り。
それにしても、『ACTⅠ』23巻+『THE EARLY DAYS』+『ACTⅡ』30巻=54巻まできてようやく最終章に突入かい!
でも、この長さをまったく感じない。
なんか、気づいたらずいぶんと長いこと付き合ってんなあ、って感じ。

明和大日立VS天童寺の試合がついに決着。
ぶっちゃけ試合が始まる前から結果は見えてたんだけど、それでも最初から最後まで燃えまくりな試合だった。
エースの希に対して「献身的」とまで言われるポイントガード・長瀬。
それはチームのメンバーたちに「希をあまやかしすぎだ」と言われるくらいのもんだったけど、長瀬は希のその飛びぬけた才能をあますことなく発揮させることに夢中だったんだと思う。
そして、長瀬のその「献身」をあたりまえに浴び続けてきた希は、自分を信じて自分に尽くしてくれるこの人が、どれだけの想いで自分を守ろうとしてくれてたのかを、それがどれだけ「特別」なことなのかを、この試合でようやく理解した。
希がもっとはやくにそのことに気づいてくれてれば、明和大日立はもっと違うチームになってたのかもしれないなあ。

八神先生が巻末コメントで書いておられるように、長瀬はチームリーダーとしては失格なのかもしれない。
チーム全体を見るべき人なのに、あまりにも希にこだわりすぎている。
でも、長瀬がそこまでいれこむほどの才能を希は持っていた。そして、その希を活かすポイントガードとして自分は力不足だ。だからこそ、希のためには自分はどんな努力だって怠ってはならないんだ、とゆー強すぎる気持ちが、長瀬の希に対する過保護につながったような気がする。
まあ、もともと性格が尽くし系なだけとゆー気もしないでもないが(苦笑)。

いつも自信満々でへらず口をたたいてる希が、試合が終わった後、長瀬に話しかけられないで唇をかみしめてる絵に、なんかジーンときた(あの空気読めないので評判だった希が!)。
「ありがとな、希‥‥。こんなオレの下で全力で闘ってくれて‥‥」
最後の最後まで謙虚なこの長瀬の台詞がいいっ。
この言葉に泣いちゃう希にこっちももらい泣きだよっ。
そして、最後の最後で自立したとこを見せてくれた希がうれしかった。
私がこんだけうれしいんだから、長瀬はどんだけうれしいんだろうなあ。

そして、このマンガ、残すは対成田中央戦と対天童戦。
瑞穂と成田中央の試合はこれまで二回。一回目は現在の瑞穂バスケ部をチームとして成立させ、二回目はその瑞穂バスケ部を壊しかけた。
そして、このマンガの主人公たる哀川和彦の原点である天童寺。
瑞穂バスケ部のルーツと哀川和彦のルーツ。この二つを攻略することこそがこのマンガの終着点だとゆーことは『ACTⅠ』の1巻目からわかってたことだった。
そして、54巻を費やして、この物語は予定通りこの終着点の前にたった。
八神先生、ここまで描き続けてくれて本当にありがとうございました。
そして、これからも楽しみにしてます!
でもなんかちょっとさびしいような。

これまでの『DEAR BOYS ACTⅡ』の感想記事です→29巻28巻27巻26巻25巻
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Author:ひでみ


職業はプログラマ。
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